2011年03月07日

第429号:弟よ…雪が降っています

タイトルから内藤やす子とあのねのねを連想した方は、同世代でちょっとマニアな方かも(笑)


しかし、こんなに降るとは思いませんでした。「福岡あたりに台風がいて、その影響で天気が悪い…」とアナウンサーが言っておりましたわ、ワタクシの夢の中で(笑)


昨日は畑田ナントカさんが制定した「弟の日」だったそうですね。なんであえてそんな日をつくったのかわかりませんが、「一人っ子の日」もあるのでしょうか?


私には兄しかいないのですが、弟妹がほしいと思ったことはありません。出来れば年の離れた兄や姉が希望でした~双子も比較されそうだからイヤだったし。根っからの末っ子ワガママヤロ~でスミマセン(--;)


姉弟といえば「綺麗なお姉さんは好きですか」な展開を期待してフランス書院文庫の前に立ち尽くす人もいるかもしれませんが(笑)そんな内容に見えないタイトルの本を探すのが楽しいので(笑)足繁く本屋にいきましょうね(((^_^;)


話を兄弟と雪に戻しますが、三好達治さんの『雪』のふたりは兄弟なのか友達なのか他人なのか…よくわからない議論をしてアツくなったものです。(松岡修三、大喜び!!ぷぷ!!)


太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪ふりつむ

次郎を眠らせ 次郎の屋根に雪ふりつむ


太郎と次郎の眠る場所も議論になりました。同じ家にいる兄弟で同じ部屋に寝ている、イヤ違う部屋だとか(笑)


太郎と次郎は昔話みたいに象徴的な名前だからよけいに想像が広がるのでしょうね。雪でなくて雨でも違うし…『雨音はショパンの調べ』と思うような年頃の子どもの名前が、太郎と次郎や太郎と花子では~なんとなく…ねぇ( ̄▽ ̄;)


雪のように清らかなお話にならず、失礼しました。明日は晴れるといいな!!(私の妄想の霧もなくなるかしら!?)



rohengram799 at 13:09コメント(19) 

2011年03月06日

第428号:夏子の冒険、ひと夏の経験

『さがしもの』があまりにも本読みの気持ちを的確にとらえていて、なかなか次の本を読む気分にならなかったのですが…今はお初の三島作品を手にしております☆


三島由紀夫は『金閣寺』とか読みたいな~と思っていたのですが、いざ探すと見つからない…角川文庫の『夏子の冒険』の表紙がシンプルで上品だったので購入。あ、もちろん中古です(笑)


文章の美しさ、表現力に圧倒されながらも、二十歳にして「函館の修道院にいくわ!!」と高らかに宣言した夏子の言動やしぐさを楽しく読んでいます。


夏子と言えば、ドカベンの岩鬼くんが大好きな女性の名前だったり、『夏子の酒』という漫画を思い出したり…♪燃えろ~ナツコぉ~!!と叫びたくなったり(笑)


そうすると『ひと夏の経験』に結びつく、このホニャララなアタマ~ははっ!!しかし、「渚のバルコニーで待ってて」とか「あなたはセクシー!」なネタが私にはないことに気がつきました…百恵ちゃんのレコードは持っているのに(´д`)


夏の思い出…楽しい思い出…海辺の恋とか…自分でふっておきながら~春も足踏み状態なので、記憶もさかのぼれなくていいかしら( ̄▽ ̄;)




rohengram799 at 10:00コメント(11) 
空のお城図書館 

2011年03月05日

第427号:卒業

♪ああ 卒業しても友だちね それは嘘では無いけれど でも過ぎる季節に流されて逢えないことも知っている…


普通『卒業』と言えば尾崎豊じゃね!?なのに何故か斎藤由貴ちゃんの歌を思い出すワタクシ…実際の卒業式の記憶はあやふやで、一番覚えているのが小学校なんですよね(笑)

体育館の広さの関係で、在校生は五年生のみ。中学校の制服の人もいましたが、まぁちょっとよそ行きの服装?(笑)中にはピアノの発表会みたいなおドレの子やオペラ歌手ですか!?みたいな黒のロングスカートの子も…女の子、恐るべし!! で、私たちは当時は珍しい歌の卒業式でした。卒業生も歌うし、先生方の歌もあったり。

♪よい日この日あなた方は
この学校をご卒業
雨の日もまた風の日も共に学んだ6年が
まぶたに胸に今うかぶ
おめでとう(おめでとう)
おめでとう(おめでとう)
おめでとう


こんな歌詞を五年生が歌うと6年先が♪ありがとう君たちありがとう~と歌いかえすんですね~(((^_^;)


で最後はみんなで♪うららかに~春の光が降っている~とか歌った気がします。退場は蛍の光の合奏~リコーダーだよ(笑)


記念にチューリップの鉢植えをもらいました!!これも五年生の時は「好きな先輩に渡すんだ」と言っている友達がいました~なんてお子さまで可愛らしいのかしらん!!


今は『仰げば尊し』は歌わないとかあるみたいですが、私は歌った世代ですね。あと『卒業写真』は悲しいことがあっても開きたくない…己の姿に悲しさ倍増だから( ̄^ ̄)


今春ご卒業の皆さま、おめでとうございます(*^^*)



rohengram799 at 23:42コメント(12) 

第426号:新月に想う夢

夜をこめて月の光を凍らせし甕の氷の厚きこの朝(小坂淳子)


この短歌のように、3月になってから真冬の寒さ!!春はどこ~恥ずかしがらずに出ておいで~な気分です(笑)


さて、寒さに記憶も凍結していましたが、本日早朝5:46頃に新月です! 実は私、昨年3月の新月の日からブログをスタートさせようとダンナが寝てからカチカチ開始! 新月は何か新しいことを始めるのに適しているときいたので、ヨシ!!と思ったのですが、まぁ慣れないので時間ばかり過ぎていき、結局日付が変わってしまいました(笑)


その記念日はまだ先ですが、新月という言葉をこの時期に聞くとなんとなく感傷にひたりたくなります☆


今日の新月は魚座の新月で、精神面での豊かさについて考えるといいみたいですよ。何のために仕事をするのか、何のために結婚したいのかとか~最終的には「何のために生きるか!?」なんてところまでいっちゃったりして~(((・・;)


『銀河荘なの!』という木原敏江さんの漫画で、永遠の命を持ちさすらう人物が


生きるとはしっかりとおわりの日を見さだめつつゆめを見ることなのか。


とかつて自分の弟として暮らし、吸血鬼の仲間にしようとした人間の子孫に出会い、こう思う場面があります。あらためてこの言葉をかみしめる新月の日になるかもしれません。







rohengram799 at 00:01コメント(13) 

2011年03月04日

第425号:ハートの確率

夢見月とは言うものの、今日みた夢は何かヘン…まぁ、大抵夢の内容はつじつまがあいませんが(笑)


白いシャツを着た男の子(高校生くらい?)が「キミもボクと同じだね。心臓がないまま生きてる」とおっしゃる…そのエヴァのカヲルくんみたいなセリフはなにかしら!?


数日前に『ドクターK』(漫画)で腎臓を2つとも摘出されてしまった人の話を読んだからかしらん…
しかし、ハートがないのはイヤだわ( ̄▽ ̄;)肉体的にも精神的にもキツイ…また登場する時には「ボクはキミに逢うために生まれてきたのかもしれない」と言って『ハートの確率』を歌って欲しいです~(^.^)


♪最初で最後の「スキ」
最初で最後の「大スキ」
運命なんてなにも知らずにきめたミライだから…


えっ、アニメ作品が違う!? 夢だから何でもアリなんです(^o^)v


夢といえば、私の大好きな漫画家の川原泉さんの作品『フロイト1/2』! 小学生の篠崎梨生は小田原城で象を見ている時に大学生の弓彦と八木沢に出会う。その時フロイトにそっくりの怪しい提灯屋さん「風呂糸屋」が現れ提灯を売るが、お金が足りない。弓彦がお金を足したおかげで提灯を買い求めることができ、提灯屋が止めるのも聞かず「ふたつで一組」の提灯を2人で分け合うことになる。それは「一組の夢」を分け合うことだった……。


フロイトが提灯を持って行く2人を見ながら「人と生まれたからにはいい夢を見るんだよ……」とつぶやくのが印象的。だからといってシリアスじゃないので、サクサク読めます!ハンカチもいりません(鼻水はでるかも!)ので機会があればぜひ(笑)







rohengram799 at 11:21コメント(8) 
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