2011年11月

2011年11月26日

ひつじ雲便り538:さくら

今、西加奈子さんの『さくら』を読んでいます!


「ああ、子どもの頃ってこうだった~」と素直に思える文章。すらすら読める!!へんな教育者とか子育てアドバイザーとかの話を聞くより「この本を読んだ方がずっと子どもの気持ちに近づけるよ!!」って思っちゃいました(^.^)


北鎌倉には十月桜で有名なお寺がたくさんあるそうですね。春の桜より淡く白い花びらが寒風にさらされているのは、なんだか、かわいそうに見えてしまいます(;_;)


『冬桜つまらなさうに咲きゐたる』(小原啄葉)


この句だと「せっかく咲いたのになんでまわりはこんなにさみしいの?私とおしゃべりする仲間の花や鳥はどこよ~いないの?もう~つまんないっ!!」みたいな…ちょっと不機嫌、ワガママな女の子でしょうか(((^^;)


作者の小原啄葉(おばらたくよう)氏は岩手県の出身で今年90歳とか!


『来世見る花かも知れぬ種を採る』


なんとなく「怖さ」もあるのですが「命のつながり」も感じてこちらも好きな作品です(*^^*)




rohengram799 at 00:32コメント(12) 

2011年11月25日

第631号:クリクリ新月(^з^)-☆

本日は新月です!今夜は月は見えませんが、晴れていたら星が綺麗に見えるでしょうね☆


『月よみの光を待ちてかへりませ山路は栗のいがの多きに』(良寛)


きっと話が弾み、帰りが遅くなってしまったのでしょうね。薄暗い夕やみの山道を帰るのではなく、明るい月が出たら、足元に気をつけて帰って下さい。栗のイガをうまくよけてね(ゲームみたいだ!!)みたいな感じでしょうか?


山深い場所にわざわざ足を運んでくれた友人に対しての思いやりが、月明かりのように全体を照らして静かに染み渡るようです。降るような星の輝きもステキですが、キラキラ感が強いかな(笑)月明かりは慈悲深いイメージがあります。


ところで、栗といえば…あと1ヶ月でクリスマス☆なんて話ではなくて~ものぐさな私は「甘栗むいちゃいました」みたいなラク×2食べられるタイプが好きです♪


お菓子も栗風味のものって人気ですね。小さい頃は祖父と栗せんべい(かわらせんべいですね、栗の形をした)やら栗饅頭を食べていました。(余談ですが、饅頭とか砂糖畑の地名もあるとか)モンブランやマロングラッセは苦手~なんかお酒がらみな気がして好きじゃないのです(--;)おみやげでいただくとちょっと困る食べ物です。


そう言えば、今日は「プリンの日」と聞きました。毎月25日はプリンの日!プリンを食べるとニッコリ(25)するから~だそうな。「かぼちゃプリン」はよくみるけど「栗プリン」とかありましたっけ?


もうひとつ、栗の話(((^^;)昔マンガで『天津甘栗』の読み方について「てんつあまぐり」「あまつあまぐり」と言い争うカップルの話がありました!「てんしんあまぐり」でいいんですよね!?(((・・;)



rohengram799 at 09:02コメント(19) 

2011年11月24日

ひつじ雲便り537:あんマリコ(^_-)

昨晩の談志師匠訃報に今朝の地震、連休明けの身体と心にはちょっと刺激がありすぎました~やる気を出すのが大変です!!…いや、はっきり言ってナマケモノが抜けきれないのですが(--;)


さてさて~以前書きました『でんせつのきょだいあんまんをはこべ』本屋で見つけて立ち読みしてきました!!まるでピラミッドをつくるエジプトの民のようにアリさんたちは頑張っていました(笑)オチはですね~甘い甘いあんまんのはずが、ぱかっ!!としたら「あれ、何か違わなイカ!?」でご想像下さい。コレもアリかも~でアリます!!


そして、マリコも無事発見致しました!!


コンビニめぐりばかりしていましたが…しばらくご無沙汰していたスーパーに「さつまりこ様ご一行」が(゜□゜)思わず「いた!!」と叫んでしまいましたわ~もちろん小声ですが(笑)


お味は「焼きいも」…ウンウン、確かにね~カリカリ!あとひく美味しさ~カリカリ!


夕飯前にカリカリカリカリ食べてしまったのは失敗でしたわ…自分がお腹いっぱいなので夕飯の支度をしたないという気分でいっぱいになってしまいました(--;)


あと私が探しているのは『ひとりぼっちのかいじゅうといしのうさぎ』という絵本です。熱帯雨林(笑)なら在庫があるらしいのですが、そこまでして手に入れたいわけではなく…ただパラパラしたいのです( ̄ー ̄)



rohengram799 at 14:05コメント(21) 
絵本・昔話・童話・法話 

2011年11月23日

ひつじ雲便り536:蘇える勤労σ(^_^;)?

今日は「勤労感謝の日」ですね。どうしても不規則に仕事をしていると「今日は何の日?何で休み?」になってしまいます。そうしてたいてい耳にするのが「何で勤労感謝の日に働くんだよ!?」

ご多分にもれずウチのオタ息子がそう言ったので「働けることに感謝する日だと思いなさい(^_^;)」と言っておきました。

全く…最近の身体の不調に生来のナマケモノ根性がプラスされ、とりあえず仕事に行きます、とりあえずご飯の支度しました…何事にも「とりあえず」が枕詞のようになってしまって(--;)

ウチの両親など元旦の1日しか休まず、店を開けて商売していたというのに…私と同じ年の頃、母も辛かったと思うのに優しい言葉もかけず、ノンキに暮らしていた自分を思うと…ああ、情けない!!なんてアホな娘だったかと最近すごく思うのです。

田舎にも帰らねば、と思いながらヒトリモンだし自由のきく仕事らしいので、兄が毎週日帰りですが帰っていると聞き…ちょっと安心してしまい、今日は自宅の片付けをしています。何なのだ!?というくらいゴミが('~`;)

ああ、今日のこの日を境にワタクシの心に「勤労」が蘇えらないかと思っております。「金に苦労」の「金労」はワタクシの脳内からソッコー破棄しなくては!

同じようなタイトルがたくさんあるだろうなぁ~と思いながら、カッコいい松田優作さんが忘れられず…使ってしまいました(>_<)



rohengram799 at 15:09コメント(19) 

第630号:歓酒…悪酔いしてま~す(@_@)

今年はボジョレー・ヌーボーのお祭り騒ぎがなかった気がしますが、飲まない(飲めない)のでそんな気がしただけでしょうか~?


『勧酒』文字通り「酒を勧(すす)む」于武陵(う・ぶりょう)の五言絶句をマンガで読みました!! 漢詩など学生時代に習ったきり…たまにテレビで見るくらい(((・・;)

勸君金屈巵/滿酌不須辭/花發多風雨/人生足別離


金屈卮は、曲がった把手のついた黄金の盃のこと。


君に勧む金屈卮/満酌辞するを須(もち)いず/花発(ひら)いて風雨多し/人生 別離足る


コノサカヅキヲ受ケテクレ
ドウゾナミナミツガシテオクレ
ハナニアラシノタトヘモアルゾ
「サヨナラ」ダケガ人生ダ
(井伏鱒二『厄除け詩集』)


「ハナニアラシノタトヘ」とは「月に叢雲(むらくも)、花に風(=嵐)」とかく物事には邪魔が起こりやすいことのたとえでありますが…よく耳にするフレーズはここからか~と思いました。


「さよならだけが人生だ」


これ以上の名訳はないとわかっていても、うーん(-_-;)と思ってしまうのは、それではあまりにさみしいからでしょうか。きっとお互いに大切な友達だったのではないかと思い込んで読んでいるからでしょうか?言葉の先には「そしてまた会おう!!」の気持ちがあるのかなぁ…。


日米開戦70年…そんな文字を目にする機会が多いので「盃」「酒」「別離」に敏感になっているのかも。


ダンナが自衛隊あれこれみたいな本をよく買うのですが、マスコットキャラクターの名前が「ピクルス王子」に「パセリちゃん」で何を基準にしたのかワカラナイ('~`;)と思っていたら、千葉地方検察庁のキャラにも「らっか正義君」とかいたわ(--;)

でも山形地方検察庁の「花笠娘・チェリ夫・チェリ美」は……チェリ夫がチェリーボーイに脳内変換しそうだからやめてほしいかも( ̄▽ ̄;)


http://www.kensatsu.go.jp/kakuchou/supreme/img2/kyara.html



rohengram799 at 00:57コメント(11) 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ