2013年04月

2013年04月30日

ヒコーキ雲便りNo.25:4月の本棚

日付がかわり、今日は30日…仕事いきたくない(-_-;)


昨日はダンナさんと『図書館戦争』を見てまいりましたっ!!ハズレかも…と覚悟していたのですが、思っていたより良かったです。原作を絶対読もう!!と思いました(笑) 恋愛物にしたいのかどっちつかずの感じで内容にくどいところもありましたけど。そして、自分でもビックリでしたが、泣いてしまった……!!


本がぎっしりつまったコンテナがヘリコプターに吊り上げられるシーンがあるのですが「あの中にあるのはただの紙じゃないんだよ、書いた人たちの魂が入っているんだよ…神様が降りてきたみたいにスラスラ言葉が出てきてサラサラサクサク書き上げる人もいるかもしれない。でもその一言のために何日も何日も悩んでようやく出てきた言葉もある。そしていつかその言葉を待っている人たちと逢える時を長い年月をかけて待っている本だってあるんだよ~その出逢いの機会も奪うのか、お前たちはぁ~!!」って感じで……読者としても書き物をする立場としても本当に本を乱暴に扱い、捨てるだけでなく焼くなんて許せない!! 自分の大切なものを護ろうとして命をかけている人たちがいるのだっなんだか涙が出ました(T-T) 「別に本なんか読まなくていいじゃん」という考えの人たちもいると思いますが、あんな世界はまっぴらですわ!!


帰りに本屋にいきましたが『図書館戦争』文庫の中古はなかった~そのかわりといってはなんですが『古本屋探偵登場』(紀田順一郎)なる本を買ってきました(笑)あとずっと探していた『オルゴォル』(朱川湊人)があったので迷わず購入!! 今月の本棚のしめくくりはコレになります。


東京に住む小学4年のハヤトは同じ団地に住むおじいさんの“一生に一度のお願い”を聞き入れ、春休み中に鹿児島まで旅をします。途中、離婚したお父さんのいる大阪に行ったら再婚相手がいて妊娠中~オイオイ、きいてないよぉ…!!ここで知りあったばかりのサエさんと広島経由で鹿児島へ。原爆ドームや資料館など実際に目で見てわかったたくさんのこと、まわりの大人たちと話して知ったそれぞれが抱えている複雑で大切な気持ち。そして託されたオルゴールをめぐる物語。ちょっと詰め込みすぎかな~という感じはしましたが「かわいい子には旅をさせろ」って納得!!なお話でした。


4月の本棚は次ページです。『罪と罰の果てに』からはちゃんと読んだ順番になっています。「さくら」満開の本棚の予定が全く違ってしまいました('~`;)


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rohengram799 at 00:05コメント(13) 
月刊・空のお城図書館 | 映画

2013年04月28日

ヒコーキ雲便りNo.24:ライジングハルさん

私にとっての連休1日目、思いのほかのんびり出来たので記事を書くことにしましたφ(..)


ダンナが昨晩まだ仕事中のワタクシに「ライジングサン買いました」というメールを送ってきました。「
ライジングサン? お父さんってEXILEのファンだっけ?」などと思って帰宅したら、置いてあったのは自衛隊マンガでありました。資格も取れてお金もらえてご飯も食べられて天国~♪なんて軽い気持ちで自衛官になろうと思う人もいるのかもしれませんが、やはり訓練は過酷。心身ともに鋼鉄でなければ勤まりません。叔父2人も自衛隊にいましたので、ガッツリ読んでしまいましたが、続きモノなので先が気になる(-_-;)


しかし、なんでコンビニで買うのかしら…今ならいつもの本屋でポイント10%つくのにっ!!というワケで、久しぶりに新刊本を購入してきました。タイトルは『ハルさん』!ひとり娘を嫁がせる「オヤジの一番長い日」物語でしょうか(^_^;)))


ハルさんは人形作家で奥さんの瑠璃子さんは娘のふうちゃんが幼稚園の時に亡くなってしまいました。再婚など考えることもなく、頑張ってきたハルさん。愛娘との日々がちょっとした謎と一緒に語られています。自分にはずっと「ふうちゃん」なのに友だちは名字の春日部から「カスちゃん」と呼ばれていたこと、ダイエットしようと思う年頃になったこと、ずっと「ハルさん」って呼んでいたのに「お父さん」になってしまったことがちょっとさみしかったり……そして言葉にしないだけで親を心配する大人になっていたこと。ふうちゃんのダンナさまになる彼のスピーチもまた良かったです。


作者があとがきには母親が子供たちの眠っている家に火をつけるという事件や父親が暴力的だったという、作品とは全く違う子ども時代の記憶について少しですが書いてありました。私は小さい頃はもう不平不満がいっぱいでしたが「自分の子ども時代はしあわせだったよな」と感じています。「物語をつむぐことは祈りに似ています。つらいこともある世界ですが、ほんの少しでもあたたかな気持ちになっていただけましたなら幸いです。」と結ばれていましたが、結婚間近な人、結婚したばかりの人や娘を嫁がせた人などは胸キュンになる物語ではないかしら?ハルさんのイメージ、私の中ではトトロのメイとサツキのお父さん(声は糸井重里さん)もしくは嵐の相葉くんかな(笑)


私が結婚した時も「やっぱりお父さんに似た人を選ぶんだね」と言われましたが、そんな事も懐かしく思い出しましたわ(^.^)



【ハルさん】
http://www.tsogen.co.jp/sp/isbn/9784488414115



rohengram799 at 19:15コメント(13) 
空のお城図書館 

2013年04月27日

ヒコーキ雲便りNo.23:お返事だと思って下さいm(__)m

たくさんの誕生祝いのコメントありがとうございました! この記事をお返事とさせていただくことをお許し下さいませm(__)m


ダンナさんから「誕生日おめでとう」と言われた後に「ハイ」と茶封筒に入った給料を渡されたので「誕生日のプレゼント?気前がいいねぇ」と言ったら叩かれました( ̄▽ ̄;)新しいお財布は使いはじめる前にある程度の金額を入れて「アナタにはこのくらいの諭吉たちを養える力があるのよ~いつか諭吉たちが旅立ってもまた呼び戻して大家族にしなさいね~」と記憶させると良いときいたので、全部(といっても厚みはない…)財布に入れまして、ネムネムさせております。この睡眠学習期間を来月の母の日までなが~く取りたいのですが(寅の日なので)通帳残高が気になる月末ゆえにすぐ叩き起こされるかもしれません(--;)


そして、ダンナさんがプレゼントのバッグを使わないので「…だったらオレに(返して)くれよ」と二男が言っていました。オッサンにはポーターの2wayバッグはどうしたらいいのか悩む品物みたいです('~`;)ワタクシのはキタムラオリジナルの財布でした。ダンナさんは吉田カバンもポーターも横浜元町のキタムラも何なのかわかっていません←そういう私もポーターはカバン屋で働いていた時に、キタムラはOLになってから知りました。カメラのキタムラも(^_^;)))


この記事をカチカチしていたら、母から「昨日かけなかったから」と誕生日おめでとうの電話がありました。昨日は祖父と父の写真に「もう49になったからね。大丈夫だよ、自分で何でもできるようになったからね。お母さんと兄ちゃんはひとりだからよく守ってね」なんて話かけていたのに「何か要るものない?」なんてまだきかれるワタクシです(>_<)


この前、『空に唄う』という本を読みました。新米坊主の23歳が主人公なのですが、住職の祖父に「死んだ人に対してできることってなんなのかな?」と質問する場面がありました。「お前はどう思う?」と反対に聞き返されて「……うーん、その人が望んでいると思うことをしてあげる、かな」と答えます。じいちゃんは「それをどうやって判断するんた?」とまた質問します。「おまえがどう思うかは大事だと思うけどな。それが正しいかどうかはおまえが決められることじゃないんじゃないのか?」


母との電話の後、あらためて祖父と父の写真を見ながらうーん(-_-;)と考えてしまいました。言葉を交わせる人にだって何をしたら一番喜んでもらえるかわからないのに、亡くなった人が望んでいることなんて絶対ムリじゃないか?……多分、こんなことを考える毎日をまた一年間繰り返すんだろうなぁと思います。まぁソレも楽しくて好きだからいいんだけど(笑)


ゴールデンウィークが過ぎるまで、更新がまちまちになると思いますが(´д`)またコメントいただけると嬉しいです。皆さまもお身体に気をつけて下さいませ。




rohengram799 at 09:20コメント(11) 
空のお城図書館 | お墓・葬儀・終活・メメントモリ

2013年04月25日

ヒコーキ雲便りNo.22:「し」あわせってナンだっけ?

おはようございます。「通り魔事件発生、不審者に注意しましょう!」の一件では大変イヤな気分になりましたが…長男もバイト先で話を聞いたらしく「こわっ!!キミも気をつけなさいよ。夜、駅から歩くんだから」と心配してもらい、皆さまからもお気遣いいただき……昨日の雨と一緒に不快な気分は水に流してスッキリ木曜日でございます。ありがとうございました。


昨晩は録画しておいた『テルマエ・ロマエ』を鑑賞しました。テレビ放送ってぶちぶちコマーシャルが入ってうっとおしいですね~ダンナさんがリモコン担当なので早送りしてくれたのですが(ワタクシ、いまだに録画方法もわかりません)お風呂で癒されるよりなんだか疲れてしまいました(´д`)出演していたおじいちゃんたちは可愛かったです!!


一週間くらい前でしょうか、二男が初給料日をもらってきて「何か欲しいものない?」ときかれたのですが、新しいリュックは買ったしなめこストラップは着けたし(笑)だったので「特にないから」ひとり暮らしをしたいようなので(気持ちはわかる)「お金を貯めて自分のために使いなさい」的な会話をした後「今までありがとうございました」なんて言われちゃったので、おか~さん「子どもはずっと子どものままでいいの!!」とパニクり気味に台所で叫んでしまいました( ̄▽ ̄;)……『とんび』の「親とは、愚かな者だ―。」がうかんできましたよ。私の立場って「長男と二男くんの母」でありますが、2人が大学を卒業した今はまた「田舎でひとり暮らしている母の子ども」としての気持ちが大きくなっていたので、そんな発言をしてしまいましたわ。「何年たっても母の子どもでいたいの~」という本当に子どもじみた思いが凝縮した言葉だったのかも……うまく言えないのですけれどf(^_^;


それからしばらくして「お母さん、二男からプレゼントがあった!!」と仕事のため車に乗り込んだダンナさんから電話が!ダンナさんも「自分のために使いなさい」と言っていたようですが、やっぱり父親にはと思ってプレゼントをしたのね~しかし、車に置くとは…「恋人同士のサプライズかよ!!」と笑っていたワタクシ、リュックの中にしまったままの読みかけの本を出そうとしたら、なにやらリボンのかかった箱が(゜□゜)……「もしやコレは!?」じゃ~ん!!中にはまぶしく輝く黄色い長財布がありました。お母さんは黄色い財布が好きだからね~カネゴンだからお金貯まらないけどね~ありがとね(ToT)


そんな毎日を重ねて、明日4月26日、ワタクシは49歳になります( ̄ー ̄)



※コメントのお返事は次の記事にかえさせていただきますm(__)m




rohengram799 at 07:20コメント(12) 

2013年04月23日

ヒコーキ雲便りNo.21:「シ」ョックな火曜日(~_~;)

明日はまた雨らしいですね~ワタクシの心もどんよりでございます(;_;)


昨日ですか、最寄り駅周辺のマンション近くで楽しくお話していた女子高生2人に果物ナイフで切りつけた女がいたらしく…それを例のお方が話題にしたのです。「犯人の特徴がね、黒い上着でメガネをかけていて身長が150センチくらいの40代くらいの女性だって~ちょっとどこかで似たような人がいるな~って思って~」と笑いながら私を見るのです。私は買い物に行く時は自転車ではなく歩きで、冬の間など黒い上着メインであちこち歩いてはいましたけど………「おいおい、大丈夫か~?って思っちゃったよ~夜8時頃何してた~?」「……家にいたし、私、今そのあたりは歩かないから」


よくダンナから「お母さんはいつも別の宇宙をさ迷いながら歩いているよね」と言われるくらい、近所の人とすれ違っても気がつかないボンヤリ・ヨタヨタ・のたくたなので「不審者扱いされるのは仕方ないかも(--;)」という自覚はありますが、今回のはあきらかに傷害事件ですよね?「鼻唄を歌っている太ったへんなオバサンが徘徊しているってとかウワサがあったよ~大丈夫~?」と言われた方がマシ。「通り魔が出た」と最初から話はじめて、その犯人らしき人と私をダブらせて笑いながら話すって……ナニ!? 私、身長が150センチってことはないのですが。また文庫本を持ち歩いても刃物を持って夜道を歩いたりもしないです(´Д`)


とってもイヤな気分が晴れません。愚痴を聞かされるより不愉快ですが、言った本人には対して気にならないみたいです。実際ケガした人もいるのだから、普通は笑い話には出来ないはずと思うのですが。怒らなかった私もバカなのでしょうが、唖然としてしまって……しばらく顔をあわせないのが救いです。今まで以上に距離をおいてお付き合いしていくことになること確実な出来事でした。皆さまは平穏に過ごせますように。





rohengram799 at 17:00コメント(14) 
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