2013年06月

2013年06月30日

うろこ雲便りNo.18:日曜の忘れもの

日付がかわって、今日は6月最後の日曜日~もう半年過ぎたということですね…早いっ!!


7月になるとあちこちでお祭りや花火大会など夏らしいイベントがたくさん♪そして迷子やら忘れものやら(--;)


『日曜の駅に金魚のわすれもの』(一ノ木文子)


昨日の新聞に載っていたのですが、どこかのお祭りで金魚すくいをして楽しんだ帰り、トイレにでもよって忘れてしまったのでしょうか?(関係ないですが、昨日また男子トイレにパンツが脱ぎ捨てられていました…!!)落とし主が見つかるまで駅員さんたちがお世話してくれるのかな?


『大出目錦やあ楸邨といふらしき』(加藤楸邨)


この句が私は好きなんですが、忘れものになった金魚もこんな風に駅員さんを見るのかな~と思うとちょっと笑ってしまいます。でも生き物なので、金魚柄の手ぬぐいとか小物類だったらいいのにな…とも思います。木魚は…ビックリするかな(笑)「やっぱりイラナイ」という考えで置いてきぼりにした可能性とかは…考えすぎかしらん?


岡本太郎氏の母上・かの子女史が『金魚繚乱』という小説を書いていますね。 恋しい女性のイメージに似た新しい金魚をつくり出そうとするけれど、思うようにいかず、失敗した金魚を池に投げ捨てまくり(~_~;)そして何年も経ってから理想の金魚となって泳いでいた…というような話だそうです。何かを造り出す、見つけ出す…そういう執念にとりつかれた人たちの一生って本人は挫折感さえも満足感に変えてしまうタイプ(M属性?)ではないかしら……まわりは大変そうですが(((^_^;)


時間があれば夜にでも《6月の本棚》を書きたいと思います~今日が皆さまにとってビューティフルサンデーでありますように!!



rohengram799 at 01:30|この記事のURLComments(8)

2013年06月28日

うろこ雲便りNo.17:家庭も小さな鉱山だ!!

このタイトルにピン!とくるものがある方は……ワタクシの母に近い年齢の方かしら?と思うのですが、イヤイヤそんなことありませんぞ!!という戦後生まれの方もいらっしゃるでしょう。


戦時中の「金属類回収令」鍋やら刀やら鐘なんかは聞いたことがありましたが、ピアノの弦も対象だったのですね。「家庭も小さな鉱山だ」は戦時中のチラシのコピーです。「節約しなきゃ!!」で個人的にやる分には今の時代にもある意味、使えるキャッチフレーズ…かなぁ(-_-;)


この前読んだ『扉守』の中の一編に《ピアニシモより小さな祈り》という作品がありました。主人公の家の応接間に置いてあるピアノは、この数十年というもの誰一人弾いたことがない。音を出すこともできない。なぜなら弦を張っても弦が切れてしまうから。それはピアノの意思だったのです。


音楽が家の中から消えて、ピアノの蓋も閉じられたままの状態が続いたある日、家族の中で一番背の高い少年が鍵盤をゆっくり押しました。その時、ピアノは人と人が殺しあう時代になっていることを知るのです。指先から伝わる彼の苦悩。彼は戦場に赴き、ピアノは弦を切られて音が出なくなりました。戦争が終わり、再び弦を張られたピアノですが、また辛い時代がくるのではないかと、音を出すことを拒絶して自ら弦を切っていたのです。ピアノは「九十九(つくも)神」ですね。


この九十九は「長い時間(九十九年)や経験」「多種多様な万物(九十九種類)」などをあらわしていますが「九十九髪」と表記される場合もあるとか。「髪」は「白髪」に通じ、同様に長い時間経過や経験を意味し「多種多様な万物が長い時間や経験を経て神に至る物(者)」のような意味を表すとされるそうです。


畠中恵さんの本で『つくもがみ貸します』ってあったよなぁ~と思い、本屋の中古本コーナーにいったのですが……なかった(-_-;)そのかわり、高級かっぱえびせん(やめられない、とまらない感はゼロ!)やはり高級なハッピーターンにポッキーとか、木製自転車などが載っている雑誌を立ち読みし、お風呂マンガ『テルマエ・ロマエ』最終巻と文庫2冊買って帰ってきました…待てよ、この間、中古本を売りにいったのにプラマイ・ゼロじゃん!!ウチには売るような貴金属もないからなぁ…廃鉱ですな( ̄▽ ̄;)



2013年06月27日

うろこ雲便りNo.16:もんもん木曜日

彼のアタマの中は本当にお花畑なのでしょうか…「売国奴」という言葉がうかんできてしまったワタクシ“尖閣「盗んだものは返すのが当然」=鳩山元首相、中国でも発言”というニュースの見出しにビックリというよりもう……あぜん!!彼のは責任感はないけれど自信はたっぷり発言でオソロシスギマス…!むし暑さのないさわやかな風の木曜日だったのにモンモンであります!!


そして違う意味でモンモンしてしまう『手のひら、ひらひら―江戸吉原七色彩(もよう)』(志川節子)を読んでおります。うぶな花魁をしこむ上ゲ屋、年季を積んだ妓に活を入れる保チ屋、合間にあって妓の心を見張り、間夫の芽を絶つ目付…吉原を陰でささえる架空の仕事人(オトコ)たち。もちろん遣り手ババァは存在しますが(笑)裏稼業を通しての色と欲で昼メロみたいにドロドロ!? まぁ女性が書いているので、激しくエロい描写はありませんが(-.-)♪恋と情けの~ドゥドゥビ ドゥビドゥビドゥビドゥバァ~ 灯がともぉる~っていう(ホントか!?)7つの吉原物語です。


ユキオちゃんは「なんでボクの言っていることを非難するなの~?」とモンモンしているかもしれませんが♪全部嘘さ~そんなもんさ~ボクのコトバは まぼろし~季節変わりは ちょっとね 身悶える~と歌いながらフェードアウトしてほしいですわ('~`;)


明日は6月最後の金曜日!!皆さまに楽しい出来事がたくさんありますように♪




rohengram799 at 21:55|この記事のURLComments(11)

2013年06月26日

うろこ雲便りNo.15:イマイチ・ナツイチ

いやぁ…ワタクシが仕事に、オタ息子が高速教習に、ダンナが職場のバスハイクで成田ゆめ牧場に…という日になんでこんなに激しく雨が降るのでしょうか……九州では土砂崩れもあったとか。皆さまは大丈夫でしょうか?


あと1ヶ月もしないうちに夏休みですね。夏休みの宿題といえば読書感想文!!ということで、各出版社の文庫キャンペーンが始まりますが、来ちゃいましたね~集英社文庫『ナツイチ』キャンペーンに彼女たちが…!!あんまり「本の世界」には侵食して欲しくなかったので、今朝の新聞広告を見て、軽いめまいを起こしてしまいました(-_-;)


ワタクシのケータイからではメンバーの課題図書が全部わからないのですが(パソコンでないとサイトが見れない)こじはる(小嶋陽菜)は白河三兎氏の『私を知らないで』だとか。外見のイメージをもうちょいスマートにしたら、この「私」のイメージには合うかなぁ?なんて思いましたが(あくまで外見!!)どんな感想文を書くのかしらん?そして、ファンはその文庫をオマケ欲しさに買うのか?買ったとして読む?すぐに売りに行く?←読んだことのない本を売ってくれたら嬉しいなぁ(゜o゜)\(-_-)最近はラノベを売りに来る人が多いらしく、普通の文庫スペースが狭くなってきて買いたい本がないんですもん。


どんな経緯でそれぞれの読む本が決まったのかはわかりませんが、厚い本の人もいればすぐに読み終わってしまいそうな人もいるみたいで…同じ本を読んでそれぞれ感想文を書くのでもよかったのになぁ~コレだと決まった本しか売れないか(笑)


今『シューマンの指』を読んでいるのですが、音楽の基礎知識がないのでツラい(-_-;)作曲家の生まれた年代もわからないし、曲もタイトルだけ知っているけど、どんな音楽か全くイメージ出来ない。第一、シューマンは小学校(中学?)の音楽で習った「流浪の民」しか知らない(-.-)思っていた以上にダルく「じっと手を見る」ワタクシ、左手の薬指が右手の薬指よりちょっと長いことに気がつきました…( ̄ー ̄)


あきちゃったので、表紙買い・タイトル買いをした光原百合さんの『扉守(とびらもり)』という広島(多分、尾道)を舞台対にした短編集にウワキしたのですが、こちらも悪くはないのですが(-_-)ファンタジー色が強く、今の気分には合わない…なかなかページが進みません。


そしてブログ更新もなかなか進まない……今月はお休みの日が多いナマケモノになっておりますが、皆さまもお身体に気をつけて下さいね!!


<オマケの疑問>
イチローっていつから高校球児もマッサオ!!みたいなボウズ頭にしたんでしょうか?テレビで見て、サヨナラホームランよりビックリしました(((・・;)!!



rohengram799 at 12:40|この記事のURLComments(7)TrackBack(0)

2013年06月24日

うろこ雲便りNo.14:壊れかけの…理解力

昨日はスーパームーンを眺めて帰宅するはずだったのに、仕事を終えて外に出たら雨……傘が必要なほどではなかったけれど、ちょっと残念でした。


今朝の新聞は東京都議選の結果が一面でしたが、石破タンの笑顔の写真がキモい…嬉しいのはわかるけど、昨日の三保の松原と富士山の写真との落差がありすぎる!!そして「沖縄慰霊の日」の扱いが小さい気がしました。


沖縄慰霊の日は「沖縄忌」として俳句の季語にもなっていますね。少し前に池田澄子さんの句を紹介しましたが、何年か前のインタビュー記事で「渡邊白泉という人の戦争の句が好き」というのを読みました。白泉は、終戦の日、横須賀海兵団にいたそうです。


『玉音を理解せし者前に出よ』


池田さんは小学生ぐらいの時に疎開先(新潟の村上市)で玉音放送を聞きました。「すっごい暑い日で普通に遊んで、お昼だから帰ってきたのよ。ごちゃごちゃ人がいて、なんだろうなあと思ったのね。天皇陛下が何かお話があるらしい。そのうち何か声が聞こえてきたんだけど、全然なんだかよくわからない。そうしたらおかしいのはね、大人たちも田舎だから空襲も別になかったし、あんまりぴんとわかってないんですよ。休戦になるって言ったのよ。ああそうか、休戦かって思ってね、じゃあまたいつ始まるのかなってその時思ったらあれ、終わったままだなって思ったんだけどね。」「テレビでその玉音をよくやるでしょ、敗戦記念日に。去年その放送があった時に、聞こえるのよ、ちゃんと。だからきっと、雑音をとったんでしょ。そうすると、俳句の方が歴史をちゃんと伝えると思った。」


沖縄忌とは直接関係ないのですが、この話を思い出しました。ドラマなんかでは陛下の言葉が難しくて、意味がよくわからないみたいな感じだけれど、実際にはそんなに明瞭に音声が聞こえていたわけではなく、雑音もかなりあったと思うのが時代的にも普通ですよね。そんな当たり前のこともすっかり抜け落ちていた私ってなんてバカなんだろう!って思いました。いくら時代考証をしていても、やはりドラマはツクリモノですね。そして、白泉の句に戸惑いや憤りみたいなものを感じました。その時代を生きた人たちがその時その時につくった句の重みというか真実味というか……。歌もそうですが、時代を反映しますよね。


ラジオということで、今日は徳永英明さんの『壊れかけのRadio』を懐かしく口ずさんでおりました。


♪華やいだ祭りの後 静まる街を背に
星を眺めていた けがれもないままに
遠ざかる 故郷の空 帰れない 人波に
本当の幸せ 教えてよ
壊れかけの Radio




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