2013年07月

2013年07月31日

入道雲便りNo.11:浪漫飛行~7月の本棚~

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月に一度の(勝手な)ご報告の日がやってきました。今月はやたらとタイトルが長い!サブタイトルがつく!という二時間ドラマみたいな作品が多いような(笑)


ワタクシの根性と同じでよろけた写真を載せてしまいましたが、下の子が飛行機模様の布製ブックカバーをくれたので、積ん読コレクションの上に乗っけてみました。ぐちゃぐちゃに積んだ画集の上に檸檬でないのが残念(゜o゜)\(-_-)


書店サービスの紙のぺらりんブックカバーと違い、布製ってやはり手触りが違う!なんかいい!! 本屋さんで革のカバーとかありますが、全く関心がなくてむしろ「気取ったヤローが使うモノ」という認識でした(--;)イヤだわ、お恥ずかしい…!! これをきっかけに布製ブックカバーをいくつか買ってみようかな~なんて思った単純な私です。


♪トランク一つだけで 浪漫飛行へ In The Sky
飛びまわれ この My Heart


飛行機で旅行するような計画は何もないのですが、アタマの中はいつもオモロ~な各地を目指して飛行中です。妄想の泉を枯渇させないように、痴略の鉱脈を廃れさせないように、来月もたくさんの“ワタクシのシラナイセカイ”に出逢いたいと思います。またよろしくお願いいたします(((^_^;)


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rohengram799 at 17:40コメント(8) 
月刊・空のお城図書館 

2013年07月30日

入道雲便りNo.10:プロ乙女の人生

今日はテレビドラマ化もされて人気の『真夜中のパン屋さん』の作者である大沼紀子さんの『ばら色タイムカプセル』を読み終わりました。


13歳の家出少女・奏(かなで)が流れ着いた場所は、海が見える町にたたずむ不思議な老人ホーム「ラヴィアンローズ」。咲き誇る薔薇が自慢のこの施設で、年齢を詐称して働きはじめた彼女は、薔薇園に隠されたある噂を知ることに…そうです、お決まりの「あんなに綺麗な薔薇がたくさん咲いているのにはきっとヒミツがある、死体が埋まっていてソレを栄養にしているのよ!!」パターンです(笑)。40年以上の時を超えて明かされることになった秘密。まわりの顔色を伺いながらわりと良い子で過ごしてきた彼女には貴重な夏休みになったかも。パン屋さんよりこっちの話の方が私は好きですね~!!


ホームにいる、かつての乙女たちは、特に介護が必要というわけではないので、それこそ寄宿舎にいる女子高生のノリで「きゃいきゃい」「きゃぴきゃぴ」しております。特に歌舞伎大好き三人娘は精力的に活動しています。好きなものがあるって精神をいつまでも若く保ってくれますね。それぞれに家庭の事情があり身体的な衰えは隠せないけれど、それも含めて人生を楽しんでいる感じ。これが男性入居者メインの物語だったらどうなるんだろう?「少年の心を失わない人」と言えばカッコいいですが、実生活でコレを貫いていたら女性以上に「いい年をして~」と言われそうな気がします(--;)


自分もホームで暮らしながら、両親が別々の介護施設にいる登喜子さん、父親の葬儀に母親を出席させるのにもひと苦労です。母親は自分の子どももわからない、ダンナのことも忘れている状態なので……。でも車椅子で参列し遺影を見て「あなた…」と泣きくずれる場面には、いろんなイヤな出来事があったとしても、もう逢えないのだというかなしみは溢れてくるのかなぁ…と思いました。この話のようにすべてがドラマチックにはいかないでしょうけれど、人の想いってとっても複数で不思議だと思いました。私はボケたらダンナも子どもたちも全部どこかにいってしまう気がする……恨まないでね(~_~;)


奏ちゃんはストレスで白髪になっているのですが『ベルばら』で王妃さまが逃亡に失敗し一晩でブロンドが白髪に…とありましたが、実際は一度ひ白髪にはならず徐々になるとか。しかし、13歳で……(´д`)どんだけストレスためたのよ~!!近くの中学で合唱コンクール練習の歌声に耳を傾けていた彼女に、男の子が話しかけてきて、彼もホームの手伝いをするようになるのも「ああ、青春」的で、ツッコミたくなりますが、そこはガマンしてね(笑)私は、もうそんな出来事も微笑ましくサラリと読めるオバサンになりました。


最後に彼と母親のエピソードが載っているのですが(奏ちゃんは父子家庭、彼は母子家庭)「好きな人でもできた?」ときかれ、ちょっと口悪く照れをごまかす息子に「そういうところ、お父さんにそっくり」と言う場面があります。そして「子供ってタイムカプセルみたいね」「なんだか色々と、思い出しちゃうわ」と。子どもだけでなく、親族だけでなく…自分の好きな人、好きだった人がいなくなってしまった後には、その人の面影が残るもの、ちょっとしたしぐさや言葉、出来事に過去に引き戻されることってありますよね。そこにとどまることは出来ないけれど、懐かしく思い出すことは出来る。この物語に出てきた若いふたり(笑)も、60歳70歳になったら何気ない風景の中に10代を思い出すのかも…。


以前、平井堅さんが歌っていた『The rose』を聴いて感動したのですが、今日はまたこの曲を聞きたい気分です。目指せ、永遠の『プロ乙女』!!


明日で7月も終わり!猛暑に豪雨、あちこちで被害があり……特に水害にあわれた方々には(後片付けの大変さをちょっとだけですが体験した私)心身の疲労感がどんなに積み重なっているか…。1日も早く落ち着いた状況になりますように。





rohengram799 at 14:20コメント(6) 
空のお城図書館 

2013年07月29日

入道雲便りNo.9:水恋鳥

今日は朝から雨です~昨日は水道局の広報車が節水を呼び掛けていました。ダムのある場所には雨は降らず……山口・島根の被害がこれ以上広がりませんように。皆さまもお出かけの時などお気をつけ下さい。


さて…新聞で「水恋鳥」なる言葉を見つけたので、ソレはナニ?と検索してみたところ、カワセミの仲間のアカショウビンのことだとわかりました。燃えるような赤いくちばしと体全体が赤色を持つことから「火の鳥」の異名を持つそうですね。たしかに検索した画像を見ると赤い~あざやかな赤というより深紅と朱色をまぜたような……ちょっと“赤チン”を思い出してしまった昭和なワタクシ(^^;)))


赤チンって今もあるのでしょうか?キンカンがあるのは知っていますが(笑)小学生の夏休み中、登校日前日でしたか、通っていた保育園に遊びにいってブランコに乗り、なぜか前にこいで後に戻る時に下を向いた私はズザザ~とおでこを擦りむいてしまいました。アホとしかいいようがありません!!そしてアホの上塗りで赤チンをデコに塗りまくってしまいました。前髪が長ければかくせたのに、ワカメちゃんヘアだったのでムリ!!半日だから大丈夫だよ~と親に言われ、開き直って真っ赤なオデコで登校した記憶があります(-_-;)


子どもの頃はよく擦りむいたりタンコブをつくったりしていましたが、今は転んだら起き上がれない気がします(-_-;) 皆さまもお身体に気をつけて下さいね。




rohengram799 at 15:40コメント(11) 

2013年07月28日

入道雲便りNo.8:遠花火

「継続はチカラなり」と前の記事に書いておきながら…昨日の更新を休んでしまいました(--;)


「7」のつく給料日後の土曜日、夏休み~パチ屋は混雑!ナンパなオバサン(もう半年経ったので新人ではない!)と仕事ではぁなところに雷ゴロゴロ、横殴りの雨~凄まじい!! 一時、停電になりましたが店内のお客様に変化なし!震災の時も揺れがおさまったらまた打とうとしたおっさんが何人かいたそうですから、停電なんて…はぅ(-_-;)帰りはちょっと荷物があり、駅からワンメーターなので(バスはない時間)タクシーを利用してしまいましたわ。皆さまのお住まい周辺は、大丈夫でしたか?


昨日は隅田川の花火大会も開始30分で中止になったそうですね。仕事に行く時に浴衣姿のおね~さんを見かけましたが、お気の毒です。懐かしい思い出話になるにはだいぶ時間がかかるのではないかしらん?


「懐かしい」「花火」「思い出」ときたら、サントリーオールドのコマーシャル『恋は遠い日の花火ではない』ですね~(*^^*)はじめてこのコマーシャルを見た時には「おおっ!!」とへんな感動をしたものです。サントリーのコマーシャルは心に残るものが多い…ビールと違ってウィスキーのコマーシャルはムード歌謡の世界~飲めない人間も酔わせてくれます(^.^)


では本日も仕事なワタクシ、元気にいってまいりますわ。皆さまも7月最後の日曜日を満喫して下さいませ♪





rohengram799 at 09:10コメント(9)トラックバック(0) 

2013年07月26日

入道雲便りNo.7:継続はチカラなり

今日は本当に久しぶりに《ミュージック・ステーション》を見ました~もう終わりかけって時間でしたが、桑田さんの歌っている姿を見てカンゲキ~ハラ坊がかわいらしくきれい~他のメンバーもカッコよくステキに年齢を重ねていて、うーん、自分は何をしてきたんだろ?と恥ずかしくなってしまいます(-_-;)


『ピースとハイライト』の歌詞を味わいながら、同じ言葉を政治家が口にしても全く心に響かないだろうなぁ、と思いました。(特に民主党はナニやっているんでしょうね?)
旅行がどこに行くかではなく、誰と行くかで楽しさの度合いが違うように、誰が伝えてくれるかで、受け入れられるか、たくさんの人たちに共感してもらえるか……普段の生活でも「好き」の言葉がキライな人から言われたら……あ、コレはちょっと違うか(((^_^;)


昨日の『デパートへ行こう!』は読みかけのまま、唯川恵さんの『OL10年やりました』を読みました。短大卒業後、花の20代の10年間のあれこれが書かれています(解説は酒井順子さん)。私は3年半くらいで辞めてしまったので、10年同じ職場ってスゴいな~と思います。今のお掃除おばちゃんもまだまだ2桁にはいきません。だいたい、会社の方で「古いおばちゃんは言うこと聞かないから使いにくい」という空気を出しているのがわかるんですけど、今さらねぇ…パートとはいえ、なかなか。第一、また新しい仕事を覚え、人間関係に「あぅ~」はしたくないです(´д`)


この本は1996年初版なので、唯川さんの体験もそれよりずっと前…かなり年数が経っていますが、会社勤めの女性の現状ってあまり変わっていないような気がしますが、どうなんでしょ? 私が新しい制服に身を包み「ピチピチ!」(言葉通りだったわ…)で働いていた頃はバブル期でしたが、全くなんの恩恵もありませんでした。お茶当番はありました。朝と3時かな?あと昼間にはお弁当を持ってきた女の子のお弁当箱と湯のみやらカップを洗い…夕方にも洗いモノをした記憶があります。


残業は月10時間まで、それ以上は「サービス、アナタのために~♪」状態でした。あと「今年の新人はみんな彼氏がいるのね~」と総務の女性(先輩社員)に言われた時はビックリしました。私、アナタにそんな話してませんが?同期のコが同じ部署だったのでおしゃべりしたんでしょうが、この先輩はスゴいブリッコな新妻でした。私の部署の先輩はこの方たち(3人グループだった)の1年後輩でしたが、遅刻魔で上司もちょっと困っていました。が~その上司に「○○さん、いつやめるんですかぁ?」と言うのを聞いた時にはスッゴいムカつきました。だって、私には先輩ですからいてもらわないと困るワケです。後からその先輩に「どうしたの~なんか「髪の毛、立ってるよ~」と言われました。自分でもなんか全部の神経がアタマに集中した感じでしたので“怒髪天”というヤツだったのでしょうか?「こんな無神経な人がいるなんて、信じられない!!」とまだまだウブなワタクシのハートはファイヤー!!でございました。翌年には先輩は辞めてしまいましたが、今どうしているのかなぁ…と懐かしくなりました。


しかし、仕事でも何でも10年続けるって大変なことですよね。本の中の言葉を借りますと「三年目の憂鬱」や「五年目の宙ぶらりん」に苦しみ「これでいいのか七年目」を乗り越え「花も実もある十年目」にたどり着けるワケですから。


10年後の私、東北、日本、世界に宇宙~それぞれどうなっているでしょう?「希望の苗を植え」「地上に愛を育て」そして「愛することをためらわない」そんな毎日を積み重ねていきたいですね。皆さま、どうぞ有意義で楽しい週末をお過ごし下さいませ。




rohengram799 at 23:00コメント(6)トラックバック(0) 
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