2014年05月

2014年05月31日

浮き雲便りNo.23:緑の日々~5月の本棚

晴れているのは嬉しいけれど、とにかくアツい(;´д`)ゞ!


さてさて、恒例の『今月の本棚』ですが、調子があまりでなくて読んだ本の冊数も少ない……でも気持ちとしては、アンソロジーや短編集が多かったので、作品数はかなりの数になり、バラエティに富んでいた気がする( ̄▽ ̄;)


今月最後の一冊は『森崎書店の日々』、神田神保町の古本屋街の雰囲気がたまらない~! 作品の中では「すぼうる」になっているけれど「さぼうる」のことなんだろうなぁ、と行ったことはない老舗の喫茶店のことを考えたり…。神保町のステキなお店はこちらを…閉店したところもあり残念( ´△`)


http://www.navi-bura.com/special/0811cafe_list.php



この本の前に読んだ『人生オークション』他に『あめよび』という作品もあったのですが、メガネ屋さんに勤めている女性が主人公で、検眼の様子とか「そうそう、そうなのよ~!」(笑) そして付き合っていた人は「ハガキ職人」!! 懐かしい言葉だわぁ…熱心にラジオを聞いていた訳ではないけれど、この言葉は知っています。今は「メール職人」とかいうみたいですね。内容もただの恋愛物ではなく、社会問題も絡んでいて……結婚相手にだけ教える三文字の諱(いみな)がどういう意味を持つのか……本文中にいくつもの伏線があったのに、解説を読むまで気がつかなかったバカはワタクシσ(´・д・`)



『続・森崎書店の日々』も買ってあるし、積ん読本もたくさんあるし……今月はタイトル通り「読書三昧の緑の日々」にしたかったのに出来なかったので、来月は「鎌倉にあじさいを見に行く電車の中で読書」とかしてみたいです~来月もよろしくお願いいたします(^◇^)




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rohengram799 at 15:40コメント(8) 
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2014年05月30日

浮き雲便りNo.22:虫篝

『虫篝』(むしかがり)という夏の季語を知りました。田畑の害虫を誘い集めて焼き殺すために焚火。蛾など、年によって大量に発生することがあり、かっては町中でも虫篝が焚かれたそうです~「飛んで火に入る夏の虫」ですわ~! 浅田次郎さんの『あやしうらめしあなかなし』の中に同名作品が納められているとか。やはり作家さんはたくさん言葉を知っているのですね←私が物知らずという確率の方がはるかに高いのですがヾ(・・;)


お仕事仲間のひとりがベランダでお花以外にトマトやナス、ピーマンを育てているのですが、アブラムシくんたちがけっこう付いているようです。アブラムシの天敵といえばテントウムシ!!


この前、カブトエビが載っていた雑誌に、テントウムシを飛ばないようにして、アブラムシがたくさん付いている植物にとまらせて、退治してもらおう!みたいな学生たちの記事もありました。何年か前に名古屋大の研究グループがハネのないテントウムシを完成(と言っていいのか)していたみたいですね。


ナナホシテントウでいえば、赤地に星もようが ついている部分が前ばね。私の見た記事はこの部分をセロハンテープで止めるだったような……だからちょっと笑ってしまったんですが。これは飛ぶのには使わず、体を守るために堅く変わっています。後ろばねの2枚は、薄くて大きく、前ばねの奥に折り畳んでしまわれているそうです。虫が好きなワケではないので、まぢまぢ観察したことはないですが、ほぉ、そうなのか~!とちょっと小学生気分です!  


ハネという漢字もいくつかありますが、大辞林第三版の解説によりますと

はね【羽・羽根・翅】
①鳥の体表に生えている毛。表皮の変形したもの。羽毛(うもう)。
②鳥・昆虫類の飛ぶための器官。〔昆虫類では「翅」とも書く〕
③飛行機の翼。
④矢の本(もと)につけてある鳥の毛。やばね。 《羽根》


「はねつき」は「羽根つき」と書くのですね。だからバドミントンのシャトルも羽根なんだ~フムフム。


毎日アツくてヘロヘロですが『愚人は夏の虫』にならぬように「好奇心いっぱいのネタの虫」でありたいと思います~明日もたくさん未知なるオモローに出逢えますように(*´∀`)♪





rohengram799 at 20:10コメント(6) 

2014年05月29日

浮き雲便りNo.21:ヘルプ!

今日は『肉の日』ですね~スーパーのチラシに豚肉の味噌炒めの写真があり、吹き出しみたいに「かさましに油揚げも入れちゃお!」ってあったんですが……麻婆茄子にちくわ(焼きちくわではないヤツ)を入れたら、ダンナさんがスゴいイヤな顔をしたのを思い出しました……!


そのダンナさん、昨日『死神くん』録画した2回分を私と見たのですが、泣いてる……気持ちはわからないではないけれど、私が『まどか☆マギカ』のほむらちゃんを見て泣いていたのをバカにしたことは、絶対に許せないことの1つなので(他にも内容についてひどいことを言われた。私が見ているんだからほっといてくれ)冷たくあしらってしまいました。そしてバカにしてたくせにスロットを打ったら「おもしろいね」「お父さんはマミさんが好きだ」とか言っているし……ああ、そーですか(-。ー;)


ところで、名古屋にスゴい大きなパチ屋が出来て、クリーニング店やらサークルKやらコメダ珈琲店がテナントとして入るという記事を読んだのですが(すでにオープンしています)他にも正社員にヘルパー2級の資格をとらせているところもあると聞いて、またまたビックリです(○_○)!!


資格取得のためのお金は個人負担なのかどうかはわかりませんが、なんといいますか……高齢者や介助が必要な方たちにも快適にパチンコを楽しんでほしい、というようなことを代表者は語りますが、その方たちが持っているお金が欲しい!щ(゜▽゜щ)としか感じられないのは私だけ? パチンコのバンドルを握ったりするのが手の運動になって、動体視力も鍛えられて、音と映像が脳の刺激になるので老人のリハビリに最適!とかで、広島のデイサービス『サテライト松風園』には本物のパチンコが並んでいて、パチンコ玉を扱うのは、あくまで自分の責任なのだとか。


あと食器洗い・体操やプールなどのリハビリをある一定の時間やったらそこだけで使える通貨を手にして、豪家客船に似せた施設ないのカジノもどきで遊べるなんてところもあるみたいですし……もともとこういう施設に入れる人って、お金もありそれなりに身体の自由もきくと思うので、そこそこ元気になったら本当のパチンコ屋さんに入り浸りになってしまうのではないかと思うのは、穿った考え方でしょうか……?


ひとりひとり、趣味や興味の対象は違うし、歌や手遊びみたいなのはバカにされているようでやりたくない入所者(通所者)もいるのはわかるのですが、両手をあげて賛成とはいかないなぁ。


今は複合施設みたいな遊戯場が多いですが、そのうち介護施設やら病院までグループ企業にしそうな会社が現れそう! 地域の皆さまのお役にたちたいとかアピールしていますもんね。もしかしたらすでにあるのかしらん?





rohengram799 at 16:47コメント(16) 
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2014年05月28日

浮き雲便りNo.20:人生オークション

今日はまたアツい(;´д`)ゞ! 一気に夏の雰囲気ですね。本屋で子ども向けの科学雑誌を立ち読みしていたら『カブトエビ』の文字が(((・・;)…『カブトガニ』なら知っているけど、エビもいたのか!飼育セットもあり夏休みの自由研究に人気だとか。エビというもののミジンコみたいなヤツでした。画像はキライな人がいたら申し訳ないので、説明文だけどうそ(;^_^A


http://www.ikita-kaseki.com/ikita/kabutoebi/



さて、昨日のキモい気分を払拭するため『人生オークション』を買って読んでいます。作者は原田ひ香さん、前に『東京ロンダリング』を読みました。こちらはわけあって離婚した32歳のりさこ子が主人公。戻るべき家を失った彼女の住まいは1ヶ月ごとに替わります。ちょっと…な事故物件に1ヶ月住んで「前に暮らしていたのはこんな人でしたよ」とウマイこと説明出来るようにするために派遣される仕事と言えばいいのか。移り住む先々ではいろんな人と出会い、衝突もします。


今回の『人生オークション』は、大学を卒業したのに就職が決まらずバイトをして月2万を家に入れている瑞季。出来のいい妹はすでに推薦で私大に進学が決まっている。不倫の果てに刃傷沙汰に及んでしまい、謹慎中のりり子叔母さんの様子を見にいってくれないかなぁ~と母親に言われたら……イヤとは言いにくい。。そこで目にしたのは、トラック一台分はある大量のダンボール!叔母さん、片付けられない女らしい( ´△`)


使わないブランド品とかたくさんあるので、ネットオークションに出品したら予想以上に高値になって…みたいなところです。本もたくさんあるので業者に引き取ってもらうことに。アガサ・クリスティーの『春にして君を離れ』はとっておくと……これは珍しく殺人が出てこない話なんだそうですね。私は読んだことがないので、ちょっと興味が出てきました!


ちょっと興味があるモノ、ネットオークションもそうなんです!しかし、チキンな私はAmazonも利用できません……とっても便利なのはわかっているのですが、本も注文出来ない……イヤ、一度注文したらクセになってしまい、あれもこれもになって「手に入れて満足」になってしまいそうだし、出品なんてとてもとても……!


でもでも……いろんな話を見聞きして、「いつかワケありな逸品」と出逢いたい!という願望もあるワタクシなのでした(^ω^)





rohengram799 at 16:08コメント(8) 
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2014年05月27日

浮き雲便りNo.19:ひと駅ストーリー

今日は『5分で読める! ひと駅ストーリー 夏の記憶 西口編』を読んでいます。


短編集って読みやすいのですが、作品数が多いと実力の差が出るというか(自分の好みもあるんですが)感想がシビアになりますね(((^_^;) この本は28作品あるんですが、「オチが最初からわかってしまい、つまらない」「最初からオチはわかっているけれど好きな話」「オチはイマイチだけどキライじゃない話」の他に「展開もオチも文体もツマラン!」←「もしかしたら自分でも書けるんじゃないかしら(*^.^*)」なんて、行き過ぎた自信を読者に持たせてくれるような作品もあったりして( ̄▽ ̄;)


そして流血やホラーではないのに「キモチワルイ」作品もあったりするんですわ……もう、前の作品が「おお、これは!」でラジオドラマにしてほしいような作品だったのに(なぜ映像ではないか?ふふ、それはヒミツですわ~作品名は『パラダイス・カフェ』作者は沢木まひろさん)ものすごい落差です(TT)



……きみは知っているんだ。次の駅で、ぼくが電車を降りることを。
そしてきみは、空いた席に腰を下ろすんだ。ぼくの温もりが、まだほんのり残っているであろうシートに。……



もうっ!キモい!!キモい!!キモチワルイ!!! あとから「ぼく」が間接的だけれど痴漢を退治した(正確には違う)ので「きみ」が必ずぼくが座っている前のつり革をつかむようになったとか、理由はいろいろ書いてあって、ひと駅ラブストーリーに仕上げたつもりでも、あのキモい文章がある限り、トキメキなど微塵も感じない! 「ぼく」の一人称での展開も「ナルシス☆ナルちゃん」とはまた違うキモさがあって、文章を生理的に受け付けない感じになってきて………休憩時間の楽しみであるオヤツを食べる気も失せましたよ。


私も電車通勤していたので「この人はいつも次の駅で降りるから座れる!」と思ったり(たまにはずれるとガッカリ!)しましたが、座っている人が(性別や年代を問わず)こんなことを考えているとか想像もしたことないので、本当に吐きそうになってしまいました・゜・(つД`)・゜・


作者は「タ」のつく珈琲店(当たり前ですがタリーズではない)のミステリーを書いた人で、私はこの珈琲店の話もなんで人気があるのかワカラナイ…と思っていました←好きな方がいらしたら本当に申し訳ありませんっ! でも、他の作品は違うかも(o(^∇^)o))と少し期待して読んだのですが、見事に裏切られました。


なんか私の感性にはあわないんですよ。「えーっ、いいじゃん、この話(≧∇≦)」という人もいるかもしれません。がっ! 私はもういいです……これからまた買うアンソロジーの中に、この方の作品があったらもう読み飛ばしますわ。


電車通勤している皆さまには素晴らしい物語が綴られますように祈っております(^。^;)







rohengram799 at 18:34コメント(6) 
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