2014年10月

2014年10月31日

恋雲便りNo.24:天国に行きやがれ!~10月の本棚

日本シリーズはSoftbank優勝!!で終わりましたね。うう、トラキチのじいちゃんの話を読んでいただけにオイオイ~粘って7戦までいかんかい(`Δ´)なんて思ってしまいましたわ。


今月は1日1冊ペースで本を読めました。今回もアンソロジーやら短編集やら薄い本が多かったからですが、いろんなお別れの話も読みました。予期せぬ別れだったり、覚悟のさよならだったり、ユーレイになって気になる人を見守ったり……。


タイトルの「天国に行きやがれ!」は昨日ダンナから聞いた話からです。ちょっと情緒不安定な人がいて、いろんな暴言を回りに吐いていたらしいのですが「お前なんか死んじまえ!」の後、「天国に行きやがれ!」と……えっ(;゜∇゜)……「地獄に堕ちろ!」とかじゃないの?と一瞬の間ががあってから爆笑したそうです。なんというか……叫んだ人の良心のかけらが言葉になったような気がしました。


毎日更新はムリでしたが(´-ω-`)訪問&コメント、ありがとうございました。またよろしければ、今後も引き続きお付き合い下さいませ。



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2014年10月30日

恋雲便りNo.23:「鯛」にあらず

昨日はワタクシ的にオモローな事がなかったので、ブログ更新を休みましたが、今日はダンナと映画『蜩の記』を観てきました。小野寺姉弟物語(笑)は近くの映画館ではやってなかった……まぁダンナは観ない!と言ったと思いますが。


豊後、羽根(うね)藩。 城内で刃傷騒ぎを起こした檀野庄三郎(だんの しょうざぶろう)は、家老・中根兵右衛門の温情で切腹を免れたものの、僻村にいるとある男の監視を命じられる。その男とは、7年前に藩主の側室との不義密通の罪で10年後の切腹と家譜の編纂を命じられ、向山村に幽閉されている戸田秋谷(とだ しゅうこく)だった。 秋谷の切腹の期日まで寝食を共にし、家譜の編纂を手伝いながら秋谷の誠実な人柄を目の当たりにするうちに、庄三郎は秋谷に敬愛の念を抱き、次第に秋谷の無実を確信するようになる。やがて庄三郎は、秋谷が切腹を命じられる原因となった側室襲撃事件の裏に隠された、もう1人の側室の出自に関する重大な疑惑に辿り着く。


Wikipediaによる説明でありますが、この重大な疑惑にたどり着くまでちょっと長いかな~という気がしました。でも日本の四季の移り変わりがとても美しくて、テレビ時代劇のようにやたらに騒ぎ立てることもなくて……能面チックな堀北真希ちゃんがヒロイン役でよかったと思いましたね。これがスゴい主張する顔立ち、表情の女優さんだったら雰囲気が台無しだったでしょうから。ダンナとふたり、見終わってから「役名はなんだっけ?」ってくらい名前も思い出せなかったです( ̄▽ ̄;)

奥さま役の原田美枝子さん、尼になった寺島しのぶさん、抑えた演技でとてもよかったし、子役も作りすぎずにうまかったと思います。


衣装とかキレイ過ぎるだろ~!というツッコミや、ちょっと登場人物がみんなリッパすぎなくないか?みたいなところはありましたけれど、切腹シーンとか無駄に血を流す場面もなかったし……忠義の心、縁を尊ぶ心、友によせる心……長い年月の流れの中でその繋がりが細くなり途絶えてしまうこともあるかもしれないけれど、きっとがどこかで誰かがその想いをつないで後世に伝えてくれるはず……いい時間を過ごせたと満足しました。


役所さんが正座からスッ!と立ち上がる場面では「イヤ~私、正座もムリだしあんなにスマートに立ち上がれないわ」とへんなところに感心してしまいました( ̄∇ ̄;)岡田くんの立ち振舞いも素晴らしく……時代劇役者としても頑張って欲しいです(´∇`)


テレビコマーシャルで『蜩の記』って画面に出るたびに『鯛の記』に見えて仕方なかったのですが、今度から正しく漢字を認識出来ると思います~『鯛の記』だったら竜宮城にいる乙姫さまの記録係みたいですもんね。


帰りに本屋によりましたが「今月はもう本を買わない!!」と決めたので(だって、新刊も何冊か買ったので本代だけで諭吉くん×2は確実に使ってしまったんですもん)原作を買うのは来月(もう明後日ですが)にしたいと思います~ちなみに今は朝井まかてさんの『先生のお庭番』を読んでいます(^o^)v


皆さまも充実した秋の一日をお過ごし下さいませ。





rohengram799 at 16:44|PermalinkComments(6)映画 

2014年10月28日

恋雲便りNo.22:美(うるわ)しきもの

今日は『美(うるわ)しきもの見し人は』(篠田真由美)を読んでいます。こちらも表紙買い! 《親指のマリア》と言われる美しいマリアの絵画です。親指姫みたいに小さいマリア様ではなく、チラリと指が見えていて、これはイエス・キリストを表しているのではないかという説があるようです。聖母子像」ってことですね。


http://webarchives.tnm.jp/imgsearch/show/C0017430


1708年、江戸幕府のキリシタン禁止令の下、屋久島に上陸したイタリア出身の宣教師ヨハン・バチスタ・シドッチが所持していたそうで……このあたりは鎖国がらみの本を読めば出てくるのかも。


篠田さんの本は、長崎県の北西に浮かぶさいはての島・波手島が舞台。この島に孤高のキリスト教文学者・蘭堂叡人が修道院を模して建てた「館」があり、探偵である「私」が取材ということでやって来た……ところまでしか読んでいないのですが、探偵さんが毒舌でなかなかいいキャラであります。「長編ゴシック・ロマンス」というコピー通りだといいのですがどうかしらん?


さてさて、仕事帰りにお腹をすかせて電車に乗ったら、満員!なんてことはなく、余裕で座れたのですが、ナニか匂う……少し離れた座席にカサブランカの花束を持ったオジサンがいる……お前か!! 花束に罪はないし、持っているアナタにも罪はないのだけれど、やはり百合の香りはキツかったです。電車を降りてからしばしホームのベンチで夜風に吹かれましたわ。


ユリは、細い茎に大きな花を咲かせるユリが風に揺れる様子から「揺すり」と呼ばれ、それが変化して「ゆり」になったとも言われているそうです……キリスト教では白いユリ(マドンナリリー)が聖母マリアに捧げられた花であることから純潔のシンボルとされていますね。またユリは、最も古い栽培植物で、マドンナ・リリーといわれるL.candiumは紀元前3000年には存在していたという記録もあるそうな\(◎o◎)/


以前から「百合」という漢字はどこから?と思っていたので、休んでいるついでに調べました。 ユリの球根“ユリネ”に由来していました。 百合の球根は、植物学的には「根」ではなく「鱗茎(リンケイ、鱗は魚のうろこのこと)」。このユリネは1枚1枚むけるのですが(これを鱗片といいます)その数がおおよそ100! これが「百合」の由来だったのですね~! 


イノシシはユリネが大好物だそうで……清純な美少女に猪突猛進、押して押して押しまくり!の猛アタックをするバンカラな殿方を想像してしまいました。うまくいくかどうかは、ワタクシの気分次第という……夢でみられるかしら(´∇`)






rohengram799 at 21:41|PermalinkComments(10)

2014年10月27日

恋雲便りNo.21:Un homme et une femme ~ 男と女

今週末はもう11月に……早いなぁ、と思っていたらスーパーでミニミニお供え餅が売られていました!! おいおい、いくらなんでも(;・ω・)……と目がテン状態になったワタクシ、レジに行ったらおねーさんの名前が「めが」でこれまた見たことも聞いたこともない苗字でビックリ( ; ゜Д゜)


「めが」さん、平仮名だけの名札だったので漢字はわかりませんでしたが、検索してみたところ「妻鹿」「女鹿」がありました。ついでに「前鼻毛(まえはなげ)」というのも見つけて、なんじゃこりゃ!?でした(・。・;


JR東日本羽越本線の駅に「女鹿駅」が山陽電気鉄道本線の駅に「妻鹿駅」があるそうです。「妻鹿」という地名は、このあたりに住んでいたつがいの鹿のうち、牡鹿が家島諸島へと渡り牝鹿が残ったことに由来するらしいです。家島諸島には男鹿島(たんがじま)もあるそうです。男と女で対になった地名って男坂・女坂とか男岳・女岳とかいろいろありますよね。北海道には「乙女の涙」(斜里町・別名:フレペの滝)と「男の涙」があるようですし、岩手の雫石町には「男助山(おすけやま)」「女助山(めすけやま)」も……。♪心の支えは いつの時代も 男は女 女は男……そんな歌もありましたね←またあの事件の方の歌になってしまった…本当にバカなことをしたものですわ。


フランス映画で『男と女』ってありますよね。内容はよく知らないのですが(笑)ダバダバダ、ダバダバダ…♪のテーマ曲(?)は記憶に残っていたので、記事タイトルにしてみました(^◇^)


今日から読書週間! ドロドロした男女の物語でも読もうかしらん( 〃▽〃)と思いましたが、手元にそれっぽいモノがありませんでした……(ノ_・,)
なので、第57回江戸川乱歩賞受章作『よろずのことに気をつけよ』(川瀬七緒)を読みたいと思います。


神無月の最終月曜日、皆さまもどうぞ「よろずのことに気をつけ」てお過ごし下さいませ(´ー`)ノ





rohengram799 at 11:15|PermalinkComments(10)TrackBack(0)

2014年10月26日

恋雲便りNo.20:アイ~北の国から

今日は晴れたり曇ったり……たまには外のベンチで本でも読むかと思ったらポツンポツンと雨が……この雨も降ったりやんだりで、なんだか忙しいお天気でしたわ。


本日は乾ルカさんの『ばくりや』を読んでいます。「ご不要になったあなたの能力お取り替えします。」……北の街の路地裏に、その店はありました。ハンサムとは言えないのにナゼか異常に女にモテモテ! どんなに好天でも荒天するキョーレツな雨男、何度就職しても必ず会社が必ずつぶれる悲惨なサラリーマン( TДT)……そんな自分には無用の才能を捨てて、他人の才能を手に入れるため「ばくりや」を訪れた者たちの新たな運命はいかに!?……ちなみに交換したい才能の希望はきいてもらえません。また相性・適性もあるので、申し込んでから時間がかかることも。ちょっと「笑ゥせぇるすまん」を連想しました。


最初「パクリやなのに、なんで才能の交換なの?」と思っていましたが「パ」ではなく「バ」でした(;´д`)


「ばくる」は「交換する」という意味の北海道弁なんだそうですね。そういえば乾さんは札幌の出身だわ。 もとは「博労(ばくろう)」で、牛や馬の仲買人のこと。これが変化したようです。「あんたのお菓子とばくりっこしよー」「ばくろーよ」(暴露ではない)など。ただ、なんでもかんでも「交換=ばくる」ではないのでご注意下さいませ。たとえば冬前と春先に行う冬タイヤ交換の場合は単純に「タイヤ交換」または「タイヤはきかえ」と呼ぶことが多いそうです。なので話の「ばくる」というのは「相手のものと私のものを交換しよう」ということ。発音アクセントは「く」を強めに。ただし「ばくりっこ」「ばくろー」は「り・ろ」が強くなるそうです~こっそり練習してみましょう(^◇^)


就職先を10社以上倒産の悲しすぎる男の話まで読んだのですが、彼はムツゴロウさん以上に動物に愛される才能がやってきたので、頑張って動物園に就職しました。動物に好かれるなんてレベルではなくみんな「ZOKKON 命」(ゾッコン・ラブ)」状態で、あだ名はハーメルンに! このあたりはまだ笑えましたが、オランウータンのアイコはもう彼しか目に入らない!他の飼育員なんて屁のカッパです。彼がインフルエンザにかかってしまい、会えない時間が愛を育ててしまったのでしょうか、暴走モード突入!!のアイコに、気を許しすぎたのがまずかった!! 比喩でなく骨が砕けるほど抱き締められ、押し倒され、ツナギも破られ……文字通り「昇天」してしまいました……♪あっ( ; ゜Д゜)あ~あああああ~( ´△`)と『北の国から』のテーマソングが流れ、次には♪アイ 惨・惨とこの身にふって……人生って不思議なものですねって言えない、言えない( ̄O ̄; 基本の体力が違いますからね……情けをかけすぎました。



知らない人には全くなんの興味もないことですが、今日はワタクシの銀河の彼氏(笑)オスカー・フォン・ロイエンタール元帥の誕生日であります。「金銀妖瞳(ヘテロクロミア)」の彼(右目が黒で左目が青。なお両親の目の色は二人とも青で、母親の愛人が黒だった)はやっぱり幼い頃は交換出来るなら「青い右目」を手に入れたかっただろうなぁ(こういう同人誌作品も読んだことがある)……なんて考えてしまいました。



http://hon.bunshun.jp/articles/-/2819





rohengram799 at 20:11|PermalinkComments(6)空のお城図書館 
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