備忘の果実 〜オスカー戯言日記〜

好きなことを好きな時にチマチマと書いています(⁠๑⁠˙⁠❥⁠˙⁠๑⁠)

【空のお城通信〜オスカー戯言日記〜】(2010.3.17〜2021.10.31 )からタイトルを変更。(2021.11.7〜)

2016年09月

秋雲便りNo.21:平和の「ぞう」

このところバタバタしついて新聞のテレビ欄さえ見ない日が続いていたのですが、9月21日は国際連合が制定した記念日(国際デー)のひとつ「国際平和デー」だったのですね。1981年にコスタリカの発案により国連総会によって制定されたそうです。なぜコスタリカからかはわかりません。(コスタリカは1949年に憲法で軍隊を放棄することを決めたのでコレに関係ある?)


当初は国連総会の通常会期の開催日である9月第3火曜日でしたが、2002年からは9月21日に固定されました。平和を呼びかける日で、国連ではこの日1日は敵対行為を停止するよう働きかけているそうです。ニュースでやっていたでしょうか? 呼びかけなくてもおだやかな日常があるのが当たり前の世界であって欲しいのですが……。


Facebookではリアクションボタンのハートマーク「超いいね」(こんなのがあるんですか!Facebookとは無縁なワタクシです)を押すと、たくさんのハートが飛び散るアニメーションが表示されて評判になっていたそうです。


先月までは、原爆忌や終戦の日など戦争に関連した記事をたくさん目にしていました。オリンピックやパラリンピックなどがあり、今は豊洲問題がメインになっていて、どこか平和に関する話題は8月だけみたいになっているような……私もそうなんですが、いつでも考えなくてはいけないことですね。


『英霊いつまで直立不動炎天下』という句があるのですが、これを読んでいろんな兵隊さんや軍人銅像について考えてしまいました。慰霊のために、彼らを忘れないために建てられたものでも、風雨にさらされる外にあるというのは……たくさんの人に知ってもらえる(見てもらえる、気にしてもらえる)けれど、今でも現世に留まり、戦っているという捉え方もあるんだと……こんなのは「ちっぽけな感傷」なんでしょうけど、せつなくなりました。



「ぞう」つながりというワケではありませんが、川崎洋さんの『象』という詩を思い出しました。“象が識らないことがらの総量と私が識らないことがらの総量とでは私の分がずっしり重い”……自分がもの知らずだと思う度にこのフレーズが浮かんできます。



『象』 川崎洋


気の合う
象 と
めぐりあいたい

象が眠っている間に
象の牙に
小鳥の絵をかきたい

象が識らないことがらの総量と
私が識らないことがらの総量とでは
私の分が
ずっしり 重い

象の前に
象の目方分の
花束を積み上げたい

象の背中に
誰も乗せないように
したい
仏陀にも
触らせないようにしたい


その具象としての
ミステリアスと
私は
生命連鎖の
どんな環に位置して
繋がっているのか




秋雲便りNo.20:はるしゃとあきしゃ

はぁ~今日も1日、雨が降ったり止んだりでした。半袖ではちょっと……な気温になってきましたね。来週はもう10月なんて早い!


昨日は「秋分の日」でしたが、今日は「社日」というそうです。読み方は「しゃにち」。生まれた土地の神様(産土神)を祀る日で、春と秋の2回行われます。春のものを春社(しゅんしゃ/はるしゃ)、秋のものを秋社(しゅうしゃ/あきしゃ)と言って、春分と秋分のそれぞれに最も近い「戊(つちのえ/いぬ)の日」を指すそうです。今年は3月17日と9月23日。はじめて知りましたわ。


「戊」という文字には「土」という意味があるそうで、農業大国日本の視点で考えると、春の社日は種まきの時期、秋の社日は収穫の時期。春には五穀豊穣の祈願が、秋には無事に作物を収穫するための祈願が行われていたようです。


土地神さまをお祀りするので、地方により行事は様々……長野県小県郡では土地(田)の神様が、春に山から里へ降り秋になると山へと帰っていくと考えられているため、社日には餅をついてお祝いするそうです。小さな可愛らしい神様を想像しますね。お餅が重たくてなかなか山に帰れなかったりして(笑)


春の社日にお酒を飲むと耳が良くなるという言い伝えもあるとか。これは治聾酒(じろうしゅ)と呼ばれているそう。また探湯神事(くがたちしんじ)という群馬県邑楽(おうら)郡大泉町の社日稲荷神社で行われるものは、神前に大釜を供えて湯を沸かし、その熱湯を笹の葉で全身に浴びて、神様のご神託を仰ぐというもの。一瞬じかに熱湯かと焦ってしまいましたが(;・∀・)大泉町の重要無形文化財に指定されているそうです。また社日祭(お潮井とり)が福岡市の筥崎宮(はこざきぐう)で行われます。筥崎宮本宮の海岸の真砂をお潮井(おしおい)といい、これを竹かごに入れて持ち帰り、身を清めるおはらいに用いるそうです


知らないだけで自分の住んでいる近くでもなにか行事があったのかも……来年の春まで覚えていられるかしら(^o^;)



もうすぐ日付がかわってしまいますが、今日は私の祖父の誕生日でした。両親の戒名はきちんと思い出せないのに、祖父のはちゃんと言えるし、書けます! 来月は田舎に帰れたらいいなぁ……。


秋雲便りNo.19:飲めば都 (〃⌒ー⌒〃)

今週は天気の悪い日が多かったですが、秋の夜長は月を愛でながらお酒をグイッ!という人も多いのでしょうか? 若山牧水とか酒呑みのイメージがなかったので(あるのは山頭火くらい)「お酒大好き!」と知った時には驚きましたが、『小景異情』でおなじみの室生犀星が呑兵衛さんだったのも意外です( ̄0 ̄;)


犀星の愛した酒は金沢の「福正宗」。その晩酌の様子について、娘・朝子さんが書いたものから抜粋すると………彼は「家族とは別に、小さい朱塗りのお膳の前に正座して、盃をかたむけていた。」「母はこまめで料理が上手な人であったから、犀星のお膳には酒の肴の小皿がいくつも並び」「あまり喋らずに、毎夜きまって二本の徳利をあけていた」そうな。また「夕食にはご飯はいっさい食べなかかった」みたいです(『父 犀星の俳景』から)。この晩酌が終わるころになると、きまって近所に住む詩人の竹村俊郎が誘いに来て、二人はいそいそとまた飲みに出かけたとか……( ̄▽ ̄;)


室生犀星(1889─1962)は金沢市生まれ。本名照道(てるみち)。犀星は号。別号魚眠洞(ぎょみんどう)。父は加賀藩士でしたが、7歳の時に室生真乗(しんじょう)の養嗣子(ようしし)になり、いろいろ苦労したようで……お酒はそういった気持ちを慰めてくれたんでしょうね。ひとり都の夕暮れにふるさとを思い、涙ぐむ時に酒は心の友であり、裏切らない存在だったのかも……。



お酒といえば、課長から今は会長になった島耕作が、「獺祭」をモデルにしたであろう「喝采」の工場を見学している話がありました。このお酒を飲むとちあきなおみの♪喝采がうまく歌えて拍手喝采!なんて内容ではありません(゜゜;)\(--;) 作者の弘兼憲史さんが欄外に「69歳になりました。いやらしい歳ですね。」と書いていましたわ……良い子は深く考えないようにしましょうね( 〃▽〃)



秋雲便りNo.18:I was born

今日は醜聞……いえ「秋分の日」ですね。おはぎを食べながらお月見は期待出来そうにありませんが『萩ひと夜乱れしあとと知られけり』(小倉涌史)なんて句を見つけてしまうと、お月見なんてどうでもいいわ~!な気分になります(笑) 強風の翌朝、普段は地味で清楚な萩の花も乱れに乱れたままになって、まぁえらいこっちゃ!なんて表面だけの解釈ですませるおやぢなワタクシではありません……おそらく皆さまも乱れたのは……( 〃▽〃)な想像をめぐらせたはずに違いない!お仲間、お仲間!と信じております(≧∇≦)



《夫の父から精子、173人誕生…20年間で》(2016年09月17日)………というネットニュースの見出しに「えっ(゜д゜) じいさんの子どもがそんなにたくさんいるの!?」と義父のお父さんの精子を冷凍保存していて、希望者に……と思ってしまったアホなワタクシ( ̄0 ̄;)



ニュースによりますと……夫婦以外の卵子や精子を使った体外受精の実施を国内で初めて公表した諏訪マタニティークリニック(長野県下諏訪町、根津八紘(やひろ)院長)で、今年7月末までの約20年間に夫の実父から精子提供を受けた夫婦114組から、体外受精で計173人の子どもが誕生していたことが分かった。 同クリニックは2014年7月、夫の実父から提供を受けた精子による体外受精で、13年末までに夫婦79組から計118人が誕生したと発表。それから2年半余りで誕生数は約1.5倍に増えた。同クリニックによると、1996年11月から今年7月末まで、夫に精子がない160組が、夫の実父(50歳代~70歳代)の精子と妻の卵子で体外受精を行い、妻の子宮に移植。142組が妊娠し、114組が実際に出産した。



義父の子どもを妊娠したみたい気分にはならないんでしょうか……義母も複雑な気持ちにならないのかしら? 嫁さんの親はどうなの?とか考えますが、そんなのはどうでもよくなるくらい、どうしても子どもが欲しい!!という夫婦揃っての強い希望で、極力秘密にして物事を進めるのかしら……。


子どもが大きくなってからこのことを話すのかとか、他に孫がいた場合、義父は自分の精子を提供して出来た孫を無意識に過剰に可愛がったりしないかしら?などといらない心配や下世話なことを考えてしまいます………。生まれた子どもたちが健やかに成長することは希望しますが、やはりなんとも言いようがないモヤモヤした気持ちがあります。


タイトルは吉野弘さんの詩『I was born』からです。教科書で読んだという人が多いみたいですが、思春期にこの詩はショーゲキ的かも……私は最近知りましたが、自分が男子中学生だったら、なんだか気恥ずかしくなってしまうかも……なんて思いました。



秋雲便りNo.17:ひきづる

台風お見舞い申し上げます。かなり被害の出た地域もある様子……まだまだ秋雨の時期が続きます。どうぞお気をつけ下さい。



『相合傘の雫や春の鶴揺れて』(鳥居真里子)


こんな雨だったら歓迎しますね。春雨とは違う、しとしと降る雨でしょうか。季語は「春の鶴」なんでしょうが、これはどういうイメージなんでしょう? 秋に渡来し越冬した鶴は、春になると北に帰っていきますが、これを俳句では「引鶴(ひきづる)」と言うそうです。なんというか、昔の恋人が忘れられずにいつまでも想いを“引きずる”……って考えてしまいます(^o^;)


多分、この句は傘の中のふたりは鶴のような立ち姿なんでしょう。ベッタリイチャイチャとくっついているのではなくて、遠慮がちに相手の肩に触れないように姿勢を正して真っ直ぐ前を見て歩いているような感じ……初々しさもありますね。でももしかしたら遠距離恋愛で、今後別々の場所に旅立って行くので、なんとなく遠慮がちなのかしら・・・・・・揺れる心には雨の雫は涙に感じられるかもしれない。



先ほど、採用連絡を1週間くらい放置していた担当者からメールがありました。

……今日、入社予定だった○○さんですが、入社辞退の連絡が本社にありました……


ああ、そうですか、やっぱりね……わかっていましたよ……って言いたくなりましたわ。なんだかもうすべてがイヤになってきますわ( ̄▽ ̄;) しばらくはこの気分を引きずりそうですが、まぁ、それなりに頑張りますわ! 皆さまも、お身体に気をつけて、オモローなことをたくさん見つけて下さいヾ(´ー`)ノ



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