2017年03月

2017年03月31日

春光雲便りNo.:23:なごみとなごり~3月の本棚

早いもので、3月も最終日! 私は勤務時間の変更などがあり、出勤日数が減って(社会保険加入ギリギリの勤務時間数になってしまった!)生活のリズムがまだうまいこといかなくて、ちょっと落ち着きませんσ(´・ε・`*) 休みが増えたけど、その分出勤した時に「何コレΣ(´Д`;)」な事が増えました。白髪も増えた💦

さてさて、今月の本棚ですが、ラノベっぽい作品も多く・・・荒んだ心(笑)にはしみこみましたわ~!
Kindle無料版では「神主の話」がとてもよかったです。昔話のような、法話のような・・・青空文庫(無料)でも読めますので、このタイトルで検索してみて下さいませ。

「貴族探偵」はドラマになるんですね~知らなかった! 嵐の相葉くんが主役らしいですが、申し訳ないくらいにイメージが合わない~そしてメイドが中山美穂って(°Д°)(°Д°)・・・タイトルに探偵とありますが、実際推理して謎解きするのはメイドや執事などいわゆる使用人たちなんですよね。それがお貴族様たるところなんですが。しかしなぁ~もっと若くて可愛くて賢く見える(笑)女の子がいるだろーに!と思ってしまった!

また「追憶」はV6の岡田くんが主演で映画化という新聞広告を見ての即買いでした(≧▽≦) 内容はよくある話と言えばよくある話、なんですが、映像になったらどうなるのか、そこを見たい!と思う作品でした。

今回は作品リストのみ、読書メーターversionはまた後日に。4月は3日から記事更新を予定しています。今月もお付き合いいただいて、本当にありがとうございました。まだまだ本格的な春には遠いようですが、どうぞお身体に気をつけて下さいませ。来月もまた仲良くして下さい♪(o・ω・)ノ))

以下、3月の本棚です!


【漫画・コミックエッセイ】
「幼女戦記 」1巻~3巻(東條 チカ,篠月しのぶ )

【Kindle無料版】
「まどはしの四月」(片山広子)
「甲州郡内妖怪事件取り調べ報告」( 井上円了 )
「妖怪報告」(井上円了)
「古いはさみ」(小川 未明 )
「港に着いた黒んぼ」(小川未明)
「最小人間の怪 ——人類のあとを継ぐもの——」(
海野 十三 )
「最後の晩餐」( フィオナ マクラウド )
「石を愛するもの」( 薄田 泣菫 )
「猫の踊」(田中貢太郎)
「狐憑」(中島敦)
「花屋の窓」(片山広子)
「仔猫のトラ」( 片山 広子 )
「終電車に乗る妖婆」(田中 貢太郎)
「ある神主の話」(田中貢太郎)
「黒衣聖母」(芥川竜之介)
「墓」( ギ・ド モーパッサン )
「私はかうして死んだ!」( 平林 初之輔 )
「ロボットとベッドの重量」(直木 三十五 )

【Kindle有料】
「フランツ・カフカ作品集」(カフカ )
「人生逆戻りツアー」(泉ウタマロ)

【絵本】
「ほしじいたけほしばあたけ」(石川基子)
「うんちっち」(ステファニーブレイク)
「とうもろこしおばあさん―アメリカ・インディアン民話」( 秋野 和子,秋野 亥左牟 )

【コミックエッセイ】
「おあとがよろしいようで」(オカヤ イヅミ )
「流水さんの霊能者行脚」(流水 りんこ )

【時代小説】
「合葬」(杉浦 日向子)*漫画ですが小説扱いで!
「江戸城 御掃除之者!」(平谷美樹)
「京なさけ 小料理のどか屋 人情帖19」(倉阪鬼一郎 )
「鯖猫長屋ふしぎ草紙(ニ)」(田牧大和)
「火喰鳥 羽州ぼろ鳶組」(今村 翔吾 )

【文庫】
「ばんちゃんがいた」(朝比奈あすか)
「天に遊ぶ」(吉村昭)
「新月譚」(貫井徳郎)
「三月」(大島真寿美)
「しあわせのパン」(三島有紀子)
「おしい刑事」(藤崎翔)
「仮面師は微笑う レプリカ・アリス」(鷹守諫也)
「君と時計と雨の雛 第三幕」(綾崎隼)
「君と時計と雛の嘘 第四幕」(綾崎隼)
「そのときまでの守護神」(日野章)
「波形の声」(長岡弘樹)
「おむすび」(穂高明)
「貴族探偵対女探偵」(摩耶雄嵩)
「夏を喪くす」(原田マハ)
「働かないのーれんげ荘物語」(群ようこ)
「名古屋駅西 喫茶ユトリロ」(太田忠司)
「下町アパートのふしぎ管理人」(大城密)
「招福招来 福を招くと聞きまして。」(森川秀樹)
「佐渡の三人」(長嶋 有 )
「お後は笑顔がよろしいようで」(永菜 葉一 )
「盲目的な恋と友情」(辻村 深月 )
「追憶」( 青島 武 )
「鳥の会議」( 山下澄人 )

【海外作品】
「やし酒飲み」(エイモス・チュツオーラ )
「星の王子さま」(サン=テグジュペリ 池澤夏樹訳)
「アンネの日記 増補改訂版」(アンネ・フランク)



rohengram799 at 08:33コメント(8) 
月刊・空のお城図書館 

2017年03月29日

春光雲便りNo.22:そんな・・・( ̄。 ̄)

今、アフリカ文学の最高傑作と言われる『やし酒飲み』という本を読んでいます。10歳の時からやし酒飲みで、それしか出来ないから、酒を作ってくれる男が死んでしまったので、彼の魂を呼び戻すための旅に出る・・・みたいな、神話と冒険とホラーといろいろ混ざった内容です。魔術師なのかと思う場面もあるし。



さてさて、朝日デジタルの記事に【お酒が弱い女性は、年を取ると骨が折れやすくなることが、慶応大などの研究チームの調査でわかった。女性は閉経後に骨粗鬆(そしょう)症になりやすいが、アルコールの分解にかかわる遺伝子の働きが弱いとさらにもろくなる可能性があるという。27日付の英科学誌「サイエンティフィック・リポーツ」で発表した。】とありました。なんですと⁉️



同大医学部の宮本健史・特任准教授(整形外科)らは、アルコールを分解する時に働く酵素をつくる遺伝子「ALDH2」に着目。この遺伝子の働きが生まれつき弱い人は悪酔いの原因となるアセトアルデヒドをうまく分解できず、酒に弱くなる。

中高年の女性で大腿(だいたい)骨骨折した92人と骨折していない48人の遺伝子を調べて比較した。骨折した人の中で、この遺伝子の働きが弱い人は58%だったが、骨折していない人では35%だった。年齢などの影響を除いて比べると、遺伝子の働きが弱い人の骨折リスクは、ない人の2・3倍高かった。

チームはマウスの細胞でも実験した。骨を作る骨芽細胞にアセトアルデヒドを加えると働きが弱まったが、ビタミンEを補うと機能が回復した。アセトアルデヒドが骨をもろくする可能性があるとみられる。

宮本さんは「お酒に強いか弱いかは生まれつきで変えられない。だが、骨折のリスクをあらかじめ自覚し、ビタミンEの適度な摂取で予防できる可能性がある」と話している。(川村剛志)




以上、引用でありますが・・・ビックリしました。タバコは身体に悪いことばかりですが、お酒はやっぱり薬になりうるのか、などとちょっと的はずれなことを考えてしまいました( ̄~ ̄;)お酒を飲まない人はどうなのかしらん?


女性ばかり取り上げられることが多いですが、骨粗鬆症の患者は男性ももちろんいます。男性の場合、65歳以上が多くなります、と他のサイトで読んだ記憶が・・・65歳を目安に、特に健康面で不安がなくても骨密度を検査してもらうといいかもしれないですね。



だいたい病気予防にはバランスのよい食事とてきどな運動、十分な睡眠ってありますが、どれかひとつだけでもきちんとするのはムズカシイですわ~特に今の時期は天気も安定しないし、風邪なのか花粉症なのかわからないし( ´△`)



皆さま、お身体に気をつけて、おだやかな1日をお過ごし下さいませ。




rohengram799 at 08:58コメント(10) 
医療・臓器移植・介護・福祉関係 

2017年03月28日

春光雲便りNo.21:まさか ヘ(゜ο°;)ノ

『にっぽんのおにぎり』の作者がトウモロコシのおにぎりが好き!というインタビュー記事を読んだのですが、アメリカ・インディアン民話に『とうもろこしおばあさん』というのがあるそうです。なんか幼稚園の頃に読んでトラウマになった!とかいう話を聞いたので、おばあさんの髪の毛がありトウモロコシみたいになったのか?くらいに思っていましたが・・・たしかに絵本のおばあさんは砂かけババァみたいな感じでしたが、小さい頃にコレを読んだら本当に((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルだろうという内容でしたわ。



昔むかし、アメリカに住むインディアンは、男たちは野牛をとり、女たちはイモを掘って暮らしていました。ある時小さな村に、ひとりのおばあさんがやってきて「ここに一晩泊めて下さい」と頼みました。インディアンの若者は、こころよくおばあさんを泊めてあげました。翌日、大人たちが狩りやイモ掘りに出かけてしまうと、おばあさんはテントの中で、おいしいパンを作っていました。「野牛でもイモでもない。なんだろう、このおいしいものは」と聞くと「それは、とうもろこしというもんだよ」とおばあさんは答えますが、どこで手に入れたかはどうしても教えてくれませんでした。不思議に思った若者は、ある日、狩りに出かけたふりをして戻り、こっそりテントの中をのぞいてみました。中ではおばあさんが太ももをガジガジと掻いていました。そこからボロボロとトウモロコシの粒が・・・(°Д°)(°Д°)(°Д°)


ヒミツがバレてしまったら・・・日本むかし話的にはその家から去るパターンが王道ですが、おばあさんは・・・翌日、男を平原に連れていき「枯れ草に火をつけ、私の髪をつかんで、灰の上を引きずり回しなさい」などと教える。ひぃ~絵がまたおそろしいのです。おばあさんの髪をつかみ、引きずる男の姿が上空から撮影したかのように描かれていました((((;゜Д゜)))


結果的にはその後芽が出てきてトウモロコシの実がなり、それからインディアンはトウモロコシを見るとおばあさんを思い出して一粒も無駄にしないで大切にしているという、いい話(?)で終わりますが、とにかくショーゲキです。読んだ方はいますか?



日本にも【大宜都比売神/大気都比売神(おおげつひめのかみ)】という 食物をつかさどる女神の話がありますね。伊弉諾尊 (いざなぎのみこと) の子で、素戔嗚尊 (すさのおのみこと) が食物を求めたとき、鼻・口・尻から食物を取り出して奉ったため、怒った尊に殺されてしまいます。その死体から蚕および五穀が生じたという・・・「日本書紀」では保食神 (うけもちのかみ) 。このタイプの話は西洋にもあったような?
普遍的無意識、世界に共通する概念なんでしょうか?




食べ物と言えば、與那かにAmazonポチで『京なさけ 小料理のどか屋 人情噺19』を頼んでいましたですシリーズ物の19巻だけ頼むって・・・とおもいましたが、単独で読んでも問題なかったです。いろんな料理が出てきて、料理自体が美味しそうだ、というより、食べた人たちの嬉しそうな様子がとてもよかったです。とくに「煮ほうとう」は好評だったので満足です(≧▽≦)







rohengram799 at 15:25コメント(4)トラックバック(0) 
絵本・昔話・童話・法話 

2017年03月27日

春光雲便りNo.20:むち

昨日は雨で今日は雪、もう4月になるというのに~寒い!とコタツにもぐり込みたくなりますね。



先週末、定年過ぎても働いてくれていた方が退職きました。以前ブログに書いたこともある、賞味期限切れのお菓子をくれる方です(((^^;)
まさかと思いましたが、最後も消費期限が前日のおまんじゅうをくれました( ̄~ ̄;)ずっと一緒に働いてきた仲間がいなくなり、今までの歴史(笑)を話す相手がいなくなってしまい、なんとなくつまらないですわ。 さすがにもう仕事はしないそうで(72歳)のんびりするみたいです。お疲れ様でした!




前の記事におむすびの話を書きましたが『にっぽんのおにぎり』という47都道府県のおにぎりの本があるそうです。絵本コーナーに置いてあったりするみたいで、他に「おやつ」「おかず」シリーズがあるみたいです。


検索して(買う気はない)「山梨のおにぎりはナニかな~アワビの煮貝だったりして(≧▽≦)」なんてワクワクしていたワタクシの気持ちは「麦ご飯のおにぎり」に・・・Σ(´Д`;)でありました。他の県には具材があるのに・・・。ちなみにおやつはブドウだそうです。岡山はモモ・・・おやつ(´・ω・`)?って思いましたが。たしかに自分たちでは買わないです。ブドウやモモ、トウモロコシはもらって食べるものでした。今でも買ってまで食べる気にはならない・・・買うのはイチゴとかパイナップル(笑)



おかずは「せいだのたまじ」・・・すみません、初耳です~! 味噌味のじゃがいもの煮っころがしらしく、上野原(東京よりですな)の郷土料理になるみたいです。稲作に向かない土地に、当時の代官中井清太夫が九州から取り寄せたじゃがいもを繁殖させ、人々を飢饉から救ったと・・・。せいだは清太夫、たまじは小さなじゃがいものことだそうです。あと「ちちんぴお」というのもありました。知らないわ、知らないわ~!
こちらは鳴沢村の郷土料理だそうです。おまじないみたいな名前(笑)




この前読んだ本に江戸城大奥の役職のことが書いてあったのですが「御犬子供(おいぬこども)」というのがありました。私は狆(チン)とかお座敷犬のお世話をする係なのかしら?と字面から思っていたのですが、これは大奥内唯一無給で召し抱えられていた雑用係のことで、子供といっても15、6~22、3才までが多かったそうです。う~ん、知らなかった!




身体も知識もムチムチのお話でありましたΣ(T▽T;)





rohengram799 at 11:36コメント(8) 
空のお城図書館 

2017年03月25日

春光雲便りNo.19:ゆい

少し前になりますが、穂高明さんの『おむすび』という本を読みました。就職活動で全敗し、家業のおむすび屋を手伝うことになった結。男なのに「ゆい 」と読むこの名前と、実家の商売に小さい頃からコンプレックスを抱いてきました。


元々はお寿司屋さんで、結の祖父が亡くなった時に店じまいを考えたのですが、商店街の馴染みのお店屋さんたちの後押しもあり、おむすび屋さんとして再スタート! おむすびに実直に向き合う両親の姿を目の当たりにし、徐々に気持ちが変わっていきます。


亡き祖母が「結」という名前に込めたある想い、同じく家業を継いだ同級生、韓国からの留学生との交流、時には大型店に圧される小売店の苦労や苦悩などが描かれていて、実家が店屋だったわたしにはうんうん、わかる、わかるよ~な場面がたくさんありました。


目次にはおむすびの具材がたくさん並びます。お赤飯のおむすびやシンプルな塩むすびもあります。イートインだと注文を受けてからつくってくれるので、あたたかいです~!
その他の細やかな心配りが嬉しくなります。サクサク読めますが、寝る前に一話ずつでもいいかな?
いや、かえって夜食におむすびが食べたくなるかも(≧▽≦)




むすびといえば、縁結び~!
作家の藍川京先生が、九州の旅をブログに書かれています。長崎のハウステンボスのイルミネーションにチューリップは素晴らしいです。普賢岳についての記事もあります。佐賀の記事の中に縁結び神社の話がありました。夫婦檜が有名な武雄神社です。記事の最初の図書館もスゴいですね。


神社のサイトには「造園の職人さんの遊び心で、天然のハート型の石♥が夫婦檜周辺に埋め込まれています。」とありました。本当にハート形でしたよ~実物を見てみたいです。



明日は冷たい雨の予報が出ています。皆さま、お身体に気をつけて下さいませ。





rohengram799 at 09:47コメント(10) 
空のお城図書館 
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