2017年05月

2017年05月31日

起雲便りNo.25:握手

昨日の読売新聞の地域版・文芸投稿欄を読んで、気になった川柳があります。選者の瀬々倉卓治さんの評がまたイイのです~!



『握手の手から情報を握り取り』
(松戸市・中原政人さん)


評:握手して、男の握力は、男のマグマをさぐり、語らずの握手は、時として男の心臓を盗む。やたらに握手をする男と、やたらに指切りをする女と、滅多に握手をしない男と、滅多に指切りをしない女と、どれが本者かニセ者か、掌(てのひら)は罪状を語らず、白日はいつも病んでいる。



最初、「白日」を「白目」と読んでしまい、昨日は暑かったから営業のサラリーマンもグッタリして白目になるよね~病むよね~なんて思っていました(´д`|||)


以前、小指の役割は指切りすることで、その役目が小指は大好き、という詩を読んだことがあり、また左利きの女性が大切な人と握手をするときには左手を出そう、というような詩も読んだことがあります。どちらも『詩とメルヘン』に載っていました。きちんと記憶していないのが残念。イラストはよく覚えているのだけれど。実家に帰ったら見つかるかなぁ?


「左手 握手 詩」で検索してみたら、次の詩に出逢いました。 小熊秀雄さんの『右手と左手』という作品。なんかおもしろい! そして社会風刺的なものも感じました。(1936年くらいの作品らしい)




       右手
なんて見下げ果てた奴じゃ
貴様はきのう百貨店で
そっとカワウソの襟巻に
さわって見たな
貧乏人のくせに
成り上がり根性を出したりして

       左手
わしはさわるにはさわったが
だが、わしの意志じゃなかった

       右手
誰の意志だ、

       左手
脳の命令だった

       右手
実にお前はけしからんぞ、
おれはいつも尻を拭っているんだぞ、
お前は労働を避けたがる
何一つ真先に働いたためしがあるか、
わしはペンで力いっぱい書く役だ
お前は紙の一端を
かるく押さえるきりじゃないか
いつもぶらぶらしているじゃないか、
プチブル野郎、

       左手
いつも一緒に暮らしている仲で
今更悪態とは酷いぞ

       右手
御主人にカワウソの
毛皮でも買って貰って
お前の小市民根性を暖めて貰え

       右手と左手
摑み合って喧嘩を始める

       口
両手共喧嘩をやめい、
きこえんのか
時計が十二時を打った。飯だ

       左手
みろ、右手俺が今度は
重い茶碗を持って
貴様が軽い箸をもつ番じゃな

       右手
そりゃそうだな
働く者同志の喧嘩はやめよう

       右手と左手
それにしても
こいつの口にせっせと
兵糧を運ぶわけか
口から尻の世話まで
俺達働く者の手にかかるのを
口の野郎も尻の野郎も
脳の野郎も
すべての命令者共は
忘れるな




Wikipediaによりますと・・・小熊 秀雄(おぐま ひでお、1901年9月9日 - 1940年11月20日)は、日本の詩人、小説家、漫画原作者、画家である。筆名に、小熊 愁吉(おぐま しゅうきち)、黒珊瑚(くろさんご)、旭 太郎(あさひ たろう)などがある。・・・この方も若くして亡くなっていました。




今日で5月も終わりですね。今月もお付き合い、ありがとうございました。急に暑くなり身体がついていかないですね(;´Д`) 月末恒例の読書記録はまた後日あらためて・・・また来月もよろしくお願いいたします!




rohengram799 at 10:00コメント(4)空のお城図書館 

2017年05月29日

起雲便りNo..24:ゴヨウだ、ゴヨウだ!

新緑がまぶしい!と思っていたらもう紫陽花の花が咲く季節に~品種改良が盛んなのか、いろんな種類をスーパーなどよりでも見かけるようになりました。



本屋さんにいくと、アクアリウム系と並んで苔玉や盆栽の雑誌が並んでいます。盆栽と言えば、まず思い出すのはマツですね!「サザエさん」でもよくボールがぶつかっていたような(^_^;)



マツも種類が多いですが、「ゴヨウマツ」が一番適しているようです。本州南部、四国及び九州に自生するマツの一種で、一箇所から葉が五本出るためゴヨウマツというそうです。また「銀色がかった葉が美しく、成長が遅い上、木質が柔軟で枝を曲げやすいため、盆栽に使われることが多い。」のだとか。


・日本固有の植物であり、和風の庭に使われることが圧倒的に多い。産地によって葉の形が微妙に異なり、産地の名前を冠して「〇〇ゴヨウ」と呼ぶ。

・成長が遅く、美しく育てるには時間と費用がかかるため、大きなゴヨウマツは庭木としての価値が高い。

・ゴヨウマツは品種が多く、大別すると北海道産の「北方種」と本州以南の「南方種」に分けられる。これとは別に、日本海側に自生する「キタゴヨウ」というものもある。

・チョウセンゴヨウはゴヨウマツより葉が相当長く、成長も早いため、見た目が明らかに異なる。




北朝鮮がまた朝早く「東部の元山(ウォンサン)付近から東に向けて飛翔体を発射した」とか・・・こういうニュースをきくと、チョウセンゴヨウという松の名前も「北朝鮮御用」に変換されますわ。世界中から「御用だ! 御用だ!」と言われても、いつまでも変わらないのでしょうか?



5月もあとわずか、どうぞよい1週間になりますように(*・ω・)ノ




rohengram799 at 08:22コメント(6) 

2017年05月28日

起雲便りNo.23:パン

おだやかに晴れた日曜日。最近のテレビはドラマもイマイチだし、情報番組も都会の話題がメインで、よくわからないグルメとかがあるのでたくさん。


そんな中で見つけたらこの短歌。日本が飽食日本なったのはいつからなんだろう。



『日本のパンまづければアフリカの餓死者の魂はさんで食べる』(山田富士郎)




では、仕事に行ってきます!




rohengram799 at 11:48コメント(2)トラックバック(0) 

2017年05月27日

起雲便りNo.22:天国

『天国』

おかあさんたちは
みんな一つの、天国をもっています。
どのおかあさんも
どのおかあさんももっています。
それはやさしい背中です。
どのおかあさんの背中でも
赤ちゃんが眠ったことがありました。
背中はあっちこっちにゆれました。
子どもたちは
おかあさんの背中を
ほんとうの天国だとおもっていました。
おかあさんたちは
みんな一つの、天国を持っています。




『ごんぎつね』でおなじみの新美南吉は詩も書いていたのですね。彼は4歳で母親を亡くしたそうなので、母親の記憶はあまりないかもしれませんが、この詩のように母親のぬくもりを覚えていてずーっと大切にしていたのかも・・・・・。


前の記事が愚痴っぽくなってしまったので、今日2回目の更新です(^^;))) 皆さま、5月最後の週末、おだやかに楽しくお過ごし下さいませ(*´ω`*)



rohengram799 at 15:34コメント(6)トラックバック(0) 

起雲便りNo.21:五風十雨

『五風十雨(ごふうじゅうう)』という言葉をクロスワードパズルで見つけました。意味は「世の中が安泰であることのたとえ。また、気候が順調で農作物に好都合であること。」


五日ごとに風が吹き、十日ごとに雨が降るの意から、気候が穏やかで順調なことで、農作物によいとされる。また、転じて、世の中が平穏無事であること。「五日一風、十日一雨」ともいうそうです。




昨日は久しぶりのまとまった雨でしたね。給料日後の金曜日ということもあり、なんとなくお客さんが多かったような・・・。ワタクシ、先月は有休を3日申請したのに1日しかついてなくて、予定より少ない金額になんでだよ~(´д`|||)な気分で働いていました。



以前、半年くらい前に入った方が、こちらに何の確認もせずにいろんなものを「片付けて」しまい、大変困っているという話を書きました。担当者に発注依頼してもなかなか品物が届かないので、予備在庫として大事にとっておいたものを全部使ってしまったり、使い捨て専用として保管しておいたダスター(ぞうきん類)もなくなってしまい、毎回「アレがあったらなぁ」とか「どこにもない!」状態で、私は困っています。捨てた本人は全く影響がないみたいですが(´-ω-`)


お店の備品(たいしたモノではないですが)も「1ヶ月たっても見つからないし、おかしいな?と思ってきいたら“捨てた”って・・・信じられない!」とスタッフのひとりに言われました。私の知らない間にやられたことですが「ごめんなさい~!」とあやまるしかない・・・本人は「もう1ヶ月も前のことなのに何で今ごろ言うのかしら」と担当者に話していたそうです。


担当者はちょっとマズイことになっているのか?と思って、店側と話をしたようですが、「それがないことにより、今、特に問題がないなら別にいいんじゃないですか」で終わったらしい・・・いやいや、そういうことではなく「許可なく店舗の備品を処分した」ことについて、注意はしないんですか?ってスゴく疑問に思いました。なんか、お金持ちが宝飾品盗難にあったけれど、そんなものなくても生活出来るから別にいいですよね、被害届とか必要ないでしょう~っておまわりさんに言われたような気分。たとえがおかしいかしら?


また勝手に断捨離オバサンも「買って返します」(100均で買える、その程度のモノなんですが)と言って、実際そうしたようですが、これも万引きした人が「お金を払えばいいんでしょ!」と開きなおっているみたいに思えて、不愉快。


そして定年退職したオバサンもお客様に「意地悪な人がいる」としょっちゅう話をしていたと聞いて、ますますウンザリ・・・仕事中トイレでよく特定のお客様と話をしているなぁ、と思っていたけれど(洗面台に身体を預けて手はお留守、完全に世間話をする体制)そういう話をしていたとは・・・。この意地悪と言われてしまった人は、研修担当した人でずっと一緒に働いてきて、シフト調整とかかなり気を使っていたのに、そんなことを言っていたのかと思ったら、とかなしくなってきてしまいました。


言ってもいないことを言ったと言われるし・・・もう注意したり、気になることを確認したり、業務を引き継いだりとか、出来ないですわ。どんなにこちらが言葉を選んで話したとしても、受け取り側が「意地悪」だと思うなら、どうしようもないですよね。メモに残しても読んでくれないし。口癖は「聞いてないです」・・・自分も60歳70歳になるとだんだんこういう風に人の話をきかず、湾曲して捉えるようになってしまうのかなぁ、と不安で仕方ない~だから出来るだけ本を読んで、老後の心構えを!と思っているのですが←そのわりに選ぶ本がおかしい(笑)



屋上にいたツバメが場所を移して、従業員出入口の防犯カメラのところにあった古い巣を利用していたのですが、この前、その巣が壊されていました。フンがおちるのがイヤだったのだと思いますが、だったらもっとはやく対応策を考えておけよ~!って感じでした。今、ツバメちゃんたちは近くの半分壊れかけた巣で生活しているようです。



以前は3組くらいツバメがやって来たのですが、今年は1組。来年はもうやってこないかも。私も来年はいないかも・・・なんて考えてしまいます(´-ω-`)





rohengram799 at 09:58コメント(0)トラックバック(0) 
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