2017年07月

2017年07月10日

蘭月雲便りNo.6:甘いお菓子は食べません( ・`д・´)

『一人居はものたりなきと着ぶくれて』(橋場千舟)

 


冬にひとりで暮らしていたら、寒さが身にしみて、重ね着したくなりますが、こうも暑いとひとり暮らしならカーテンを閉めて戸締まりをバッチリして全裸でクーラーとか、やっている人もいるんじゃないかと思ってしまいます。全裸にならないまでも、だらしない格好でグダグダしていても誰からも文句は言われないだろうから、いいなぁ、とか思い出すしまう(((^_^;)



この句の作者・千舟は1934年生まれ出。「着ぶくれて影やはらかく立ちにけり」(句集『視線』)というのもあるそうです。暑いけどホッコリしたあたたかさに頬がゆるみます。



頬がゆるむ、というと美味しいものが目の前にある時もそうですが、今は『甘いお菓子は食べません』という本を読んでいます。イヤ、私は食べるよ!と・・・ブログのタイトルに( ・`д・´)!と顔文字をつけましたが、そんなのムリムリ(ヾノ・∀・`)


最初の話に「可子」さんという人が出てきます。「よしこ」と読むそう。名付け親は祖父で「然る可し(しかるべし)」の可しだからと言って「べしこ」と呼んでいたという・・・かわいいような気も擂るし、カコちゃんでもいいじゃない?と思ったり。



お菓子つながりで、少し前に『京都骨董ふしぎ夜話』というラノベを読んだのですが、修学旅行でしか行ったことがない京都の街並みをアレコレ思い出したり想像したり(笑)で・・・骨董品の話以外にお菓子に注目してしまうイヤシイおやぢなワタクシ!



金平糖ってガリガリ食べるものなんですね! 知らなかった! 私は噛んではいけないと思っていました。いくつか口の中にほおりこんで、飴のようになめていましたわ。あと「よろひ草」というお菓子も出て来て、どんなものかわからないので画像検索してみたり。 小さい頃は八ツ橋は固い瓦煎餅みたいなのしか知らなくて、修学旅行で生八ツ橋にショーゲキを受けました(;´∀`)



こんな暑い日には、宇治金時のかき氷が食べたいですね~皆さまも水分補給して、気をつけてお過ごし下さいませ。



【よろひ草】

http://omiya.kyotomode.com/blog-entry-151.html



rohengram799 at 15:54|PermalinkComments(2)空のお城図書館 

2017年07月08日

蘭月雲便りNo.5:あの街この街 恋の街

昨日は七夕。年々ショボくなる笹の葉サラサラ~が私の職場店内にもありました。「万枚!!」・・・帰省中されまくりなので、多分ムリだと思う・・・。



『あの街で二人は ‐SEVEN LOVE STORIES‐』を読んでいます。「恋人の聖地」を舞台に7人の錯覚が描くアンソロジーです。マップ付きだったので、買ってしまった~近場も多かったので、どこか行きたい時にいいかと思って・・・ひとりで、ですが(^^;)))



村山由佳『アンビバレンス』
六本木ヒルズ展望台/東京シティビュー

加藤千恵『パノラマパーク パノラマガール』
伊豆の国パノラマパーク/空中公園

山本文緒『バヨリン心中』
浜名湖かんざんじ温泉

マキヒロチ『10年目の告白』マンガだった!
ラ チッタデッラ(川崎)

畑野智美『黒部ダムの中心で愛を叫ぶ』
黒部ダムの麓 信濃大町

井上荒野『最後の島』
牛窓/オリーブ園 幸福の鐘

角田光代『その、すこやかならざるときも』
かのやばら園(鹿児島)



まだ村山さんの作品の主人公はセキセイインコを飼っているのですが、Σ ゚Д゚≡( /)/エェッ!と思ったことが・・・。「インコアイス」というのがあるそうで(これも驚き!)インコの形をしているのかときかれ


「いいえ。インコの匂いがするんです。インコ好きだったら、誰でも必ず一度はインコの頭を口に入れてみたことがあるものですけど、その時の匂いを再現したアイスなんです。何て言えばいいのかな、穀物を噛みしめた時の香ばしさに、日向に干したお布団の臭いを混ぜた未体験感じの・・・・・・」



「インコアイス」について検索したら【喫茶店「とりみカフェ ぽこの森」(神戸市灘区)で、2013年5月から販売されたもので、小鳥のえさとなる粟や麦、フルーツやヒマワリの種などをバニラアイスに混ぜた込んだアイスクリームです。
乾燥地帯出身の水浴びをあまりしないインコは、えさのにおいが羽につきやすく、品種によってえさの種類も違うため、小鳥それぞれのにおいに似た風味が口の中に広がるアイスクリーム「インコアイス」が誕生しました。】とありました。そうなんだ・・・食べたら3分くらいインコに変身!脱出らメルヘンなのにね(笑) イヤイヤ、私がビックしたのアイスの存在ではなく「インコの頭を口に入れる」です!



「食べちゃいたいくらい可愛い~(≧▽≦)」という比喩はよく聞きますが・・・鳥好きの人には当たり前なのかしら・・・ちょっとショーゲキでありました。




rohengram799 at 08:39|PermalinkComments(8)空のお城図書館 

2017年07月07日

蘭月雲便りNo.4:七夕

『銀漢は神の褌かもしれず』(松原市 西田鏡子さん)


以前、天の川は神さまのふんどしという壮大な句を紹介したことがありましたが、神さま、もうふんどしはじゅうぶんにお洗濯されたでしょうから、九州の豪雨をなんとかおさめて下さい!とお願いしたいです。テレビなどで避難勧告をうけてもがやはりまだ大丈夫!と思う人が多いようで・・・私もきっと大丈夫!と思ってしまうだろうなぁ。これ以上の被害がありませんように。



こんな状態で、明日眞子さまの婚約内定会見があるのでしょうか? おめでたいことではあるけれど、出来れば延期していただきたい・・・。(と書いた後に延期のニュースを聞きました。)





仕事がイヤだとかグチグチ言っていたワタクシですが、まだまだ愚痴を言えるくらいに余裕があるのだと思うようになりました。


皆さまもお身体に気をつけて、おだやかな週末になりますように。




rohengram799 at 08:53|PermalinkComments(2)

2017年07月04日

蘭月雲便りNo.3:愛と死をみつめて

♪ まこ・・・ 甘えてばかりで ごめんネ みこは とっても倖わせなの


タイトルからこの歌を思い出した方もいるかしら・・・と思いつつ、今日の新聞に私のブログでは結構お馴染みの瀬々倉卓治さんが選んだ川柳を読んだので。「愛別離苦」という言葉が浮かんできます。


「愛と死を等価交換 雨十景」(大網白里市 滝沢ゆき子さん)




人生案内の相談内容も、生と死について考えてしまいました。自分は医学科に進学したかったのに塾に通わせてもらえなかった、実力不足もあるかもしれないが、塾にいくことができたら違っていたかも・・・特に将来の希望もないし、成績も悪くはない高校生の妹は夏期講習に通うというわせてもらっていてうらやましい、というような10代の女子大学生の悩みでした。回答は哲学者の鷲田清一さん。


「あなたは医師になりたかったのに、その道に進めなかった。でも医師は人のいのちを預かる仕事。どんないのちも選別せずに、いのちあるかぎり尊びつつあたる仕事です。このいのちとあのいのちのどちらが大事かと比較するなど、あってはならないことです。」そして「妹のようにきちんとした塾に通えていたら、自分も医師になれていたのに・・・・・・と妹を羨むより、自分はほんとうに医師をめざす心構えができていたのかどうか、胸に手を当てて自分に質(ただ)すことを先にしてください。」と締めくくりました。




同じく今日の新聞にコミックエッセイの広告があったのですが、『親が終活でしくじりまして』・・・なんだよ、このタイトル!って思いました。「終活」に「しくじり先生」と流行りになった言葉をつなげたのかもしれませんが、なんとも不快になるタイトルです。そもそも終活ってどうしても子どものためにしなくてはいけないものなのか?




台風の影響・被害はなかったでしょうか? どうぞお気をつけ下さいませ。




2017年07月03日

蘭月雲便りNo.2:6月の本棚~読書メーターversion

a href="https://i.bookmeter.com/users/718307/summary/monthly">6月の読書メーター
読んだ本の数:62
読んだページ数:13109
ナイス数:1478

少女病少女病感想
まさかのラスト! ある意味幸福な状態だったのか? う~ん、ご婦人が美少年または美青年に憧れ、注意散漫、フラフラと・・・だと、ちょっとはしたない感じがするかしら? 読み終わって時間が経過するとか共に哀れさを感じるようになってしまった。彼について他人が語る時に「少女」は切り離せないんだろうなぁ。
読了日:06月01日 著者:田山 花袋
池井昌樹詩集 (ハルキ文庫)池井昌樹詩集 (ハルキ文庫)感想
田山花袋の「蒲団」を検索していたら「ふとん」という詩が目について、読んでみたらなんともいえない雰囲気があってよかった。他の詩をいくつか読んで、ワンちゃん書店員さんの表紙も気にいったので、久しぶりに詩集を購入。ひらがながたくさんの詩で、家族についてや昔の自分を懐かしんだり、ふるさとの作品や短文みたいなのもあって、コレをもとに童話が書けそう!なものもたくさん。「手から、手へ」「ごえん」「灰色の空いっぱいに」「羊」・・・どの詩もいいなぁ。またゆっくり読み返そう。
読了日:06月02日 著者:池井昌樹
消えてなくなっても (角川文庫)消えてなくなっても (角川文庫)感想
表紙も好きじゃなかったのに「あなたの目を見て だいじょうぶだよと 言ってあげたい そんな物語です」という萩尾望都さんの帯コメントにつられ買った1冊。 ファンタジーというかホラーというか。主人公はタウン誌に勤めている23歳の青年なのに中学生みたいな印象がずっとそのままで読み終わってしまった。野原の草花にも名前がちゃんとあるんだよ、って言われても、いやいや人間が勝手に名前をつけただけで、植物は自然のままに生きているんだよ、人間があれこれ理屈をつける方がおこがましいって思ってしまった。ピュアじゃないな、私。
読了日:06月02日 著者:椰月 美智子
22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)22年目の告白-私が殺人犯です- (講談社文庫)感想
これが映画原作ではなく、映画をもとにした書き下ろし作品だったのか~だったら映画キャストに納得!という感じでした。ラストはちょっと出来すぎな感じはするけれど、事件関係者以外の無責任な熱狂ぶりは確かに存在するし恐ろしいと思った。映画は観てみたい。
読了日:06月03日 著者:浜口 倫太郎
ファンが悪魔をつかまえた―メキシコの民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅2)ファンが悪魔をつかまえた―メキシコの民話 (こどものとも世界昔ばなしの旅2)感想
版画の白黒さがいい。しかし子どもが大食いだからといって「悪魔をつかまえておいで」というおかーさんの気持ちがわからない~そして実際につかまえに行こうとするのもわからない~なんだかよくわからないけど、おもしろい話。
読了日:06月04日 著者:やなぎや けいこ
歴史群像 2017年 06 月号 [雑誌]歴史群像 2017年 06 月号 [雑誌]感想
コラムやイラスト入りの記事をメインにいつもパラパラ読みしています。創刊25周年!
そんなに経ったのか~。 今回は歩兵の軍服の歴史を興味深く読みました。またフオークロア幕末維新が原田佐之助だったので、ミーハーな新撰組ファンだった私にはおお~!な記事でした。しかし値段が高いよなぁ。前から安くはなかったけれど。
読了日:06月04日 著者:
きなりの雲 (講談社文庫)きなりの雲 (講談社文庫)感想
タイトルと表紙にひかれて買った1冊。最初はアボカドの水栽培をする女性の暗い話かと思っだけど、それなりに社会性もあり、編み物教室の先生で素敵な作品を作り出している女性だった。失恋の痛手をアパートの少ない入居者や教室の人達との交流で少しずつ癒していく雰囲気は悪くない。食べ物の場面もなかなか。ゴーヤやへぎそばが食べたくなる。アメリカ編みって何かと思って調べたら、棒針編みにフランス式とアメリカ式があった。知らなかった。小学生の頃、毛糸や本をたくさん買ったけど、マフラーと帽子を編んだくらいで終わってしまった。

読了日:06月04日 著者:石田 千
炎上する君 (角川文庫)炎上する君 (角川文庫)感想
表紙のインパクトがスゴい短編集なので、なかなか手が出せなかったのですが「私のお尻」が読みたくて買いました。寓話のような、インドの説話のような、哲学的な雰囲気がある作品ばかりでした。表題作と最後の「ある風船の落下」が特に気に入っています! 西さんの作品は繊細でパワフルでやっぱりオモシロイ!と再認識しました。
読了日:06月05日 著者:西 加奈子
ねむいねむい感想
いろんな用事をいいつけられてかわいそうに・・・と思っていたら、最後にええっ!!(゜ロ゜ノ)ノ・・・ビックリしたけど、子育て中ってこれに近いものがあるかも・・・寝かせてやって~!(追記)大江健三郎と沼野充義がこの「ねむい」について議論していたらしい。『すばる』2010年12月号の「対談「短篇から広がる小説の力」。

読了日:06月05日 著者:アントン チェーホフ
初雪初雪感想
お互い何か間違っていると思う~ウチの実家もとても寒かったけれど、炬燵はあったぞ!とちょっとズレたことを思ったり。何でダンナさんは暖房器具を嫌がるのかわからないし、奥さんも寒いけど風邪をよせつけない丈夫な身体だったのに・・・「病は気から」的なものなのか? 両親を亡くしたことで、今まで押さえていた色んなことが感情がおかしな行動をとらせたのか?
あまりに寒い、寒いというのは更年期なのかな?なんて思ったのだけれど。
タイトルは綺麗なのに、なんだかなぁ・・・彼女が亡くなってしまったらダンナさんはどうするのかしら?
読了日:06月05日 著者:ギ・ド モーパッサン
恥感想
これは・・・恥ずかしい!本当に恥ずかしい!私の名前はそんなに小説の中で見つけることはなくて(あったとしても字が違ったり)年齢も職業も違うけれどドキドキしますわ(笑) 某演劇ファンの友人が舞台の感想などを書いて入待ち出待ちの時に渡し、次の観劇時に変化があると「私の手紙を読んでくれて変えてくれたと思うの!」とか話していたのを思い出しました。 程度の差はあれ、同じような事をした記憶のある人も多いのでは・・・私を含めて(-_-;) しかし、よく女心をわかってらっしゃる!
読了日:06月06日 著者:太宰 治
おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)おそれミミズク あるいは彼岸の渡し綱 (講談社タイガ)感想
表紙はメルヘン風なのに内容はホラーというか怪異というか・・・ただ怖さを追求したわけではなくて、あちらのセカイにドップリでもなく、科学的な一面もあったりして、なんか自分が今までに読んだことのないタイプの本だった。ちょっとわかりにくいところがあったので、漫画になったら有り難い(笑)
読了日:06月07日 著者:オキシ タケヒコ
女神めし 佳代のキッチン2 (祥伝社文庫)女神めし 佳代のキッチン2 (祥伝社文庫)感想
続編は読まないつもりでいたのだけれど、船橋のホンビノス貝が出ているときいて買ってしまった! やはり自分の知っている場所の話はその土地の空気感とかわかりやすいので、物語にも入り込みやすい気がする。ロマンスがありあまる(笑)感じの1冊だったけれど、最後はちょっと急ぎすぎというかもう少し書き込んでもよかったんじゃないかな、と思った。まだまだ続きそうだけれど、安易にお手伝いを頼みすぎる気がする・・・もうちょい衛生管理をしっかり!とか思ってしまった。
読了日:06月07日 著者:原 宏一
亀の子を握ったまま亀の子を握ったまま感想
亀の怪談話といえばいいのでしょうか、短くコンパクトにまとめられていますが、あまりに短いので何回も読んでいるうちに亀の子が生き物ではなく、タワシの映像に切り替わってしまい、怖さはゼロになってしまいました。亀の怪談なんてないと思っていましたが、そんなことはないのですね。ちょっと検索したら甲羅に人の顔が・・・的な話がありましたわ。
読了日:06月07日 著者:田中 貢太郎
ミスター・グッド・ドクターをさがして (幻冬舎文庫)ミスター・グッド・ドクターをさがして (幻冬舎文庫)感想
今は介護施設もだいたい病院と併設か系列だし、葬儀社もセットは当たり前というか。○○会とかもたくさんあってなんだかよくわからない。人手不足で新規開院の時に職員数を見込み人数で書くとかあるあるネタだ。臓器移植とかも不透明な面があるし。こういう医療の闇をメインにした硬派な作品というより女性のたくましさが描かれていて、コミカルな面もあって映像で見たい。「フランス語でメルドだわ!」でメルドを検索して«Le fouille-merde »が直訳「糞掘り」意味「ジャーナリスト」に笑った!
出てきた音楽も聴きたい。

読了日:06月09日 著者:東山 彰良
火の玉を見たこと火の玉を見たこと感想
牧野富太郎先生は植物にしか関心がないのだと思い込んでいたので、こんなに冷静に火の玉を見たことを綴られているとは・・・火の玉を見た後で珍しい草を発見したとか、そういうのではなかった(笑)
読了日:06月09日 著者:牧野 富太郎
急行「北極号」急行「北極号」感想
本屋さんで見つけて読んでみた。絵が結構本格的というか、子ども向けというより大人が読んでしみじみする作品、という気がしました。クリスマスプレゼント、そうか、こういうものを欲しい子どもがいても不思議ではないですね~私は俗物過ぎて全く考えもしませんでした。最後のページがいいですね。またクリスマス近くになったら読みたい。
読了日:06月09日 著者:クリス・ヴァン・オールズバーグ
幼女戦記 (6) (角川コミックス・エース)幼女戦記 (6) (角川コミックス・エース)感想
「上と下の意志疎通がしっかり出来ている職場は素晴らしい」・・・お互いの誤解の上に成り立っているのに戦果が素晴らしすぎる・・・次は11月まで待たなくてはいけないのが悲しい!
読了日:06月09日 著者:東條 チカ
おかえりの神様 (メディアワークス文庫)おかえりの神様 (メディアワークス文庫)感想
タイトルは気に入っていたけど、表紙が絵本みたいで、やたらにメルヘンだったらどうしよう!と買うまでにずいぶん時間がかかったのだけれど、読んでみたら案外おもしろかった!(笑) やたらに山の神(タヌキ)どちらにしても川の神(ビーバー)がでしゃばることもなかったし。山の神がマヨラーでアイスにもマヨネーズにはウッ!となってしまったけれど。「神様の御用人」に近いものがあるかも。
読了日:06月09日 著者:鈴森丹子
嘘つき。―やさしい嘘十話 (ダ・ヴィンチ ブックス)嘘つき。―やさしい嘘十話 (ダ・ヴィンチ ブックス)感想
嘘は嘘、やさしいとか言ってごまかすなよ、と言われるかもしれないけれど、そういう形容をしたくなる嘘ってあるよなぁ、としみじみ。井上荒野さんはゲイの話でちょっとびっくりした。ノンケのドロドロというより少し冷めた恋愛話を書く人という印象だったので。佐藤真由美さんの「ダイヤモンドリリー」に華恵さんの「やさしいうそ」少年たちの気持ちを描いた作品が気に入りました。このシリーズ、なかなか見つからないのが残念。
月の土地は買わなかったけれど、星に名前をつけてプレゼントしたことはあります。若かった(笑)
読了日:06月10日 著者:
甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)甘露梅―お針子おとせ吉原春秋 (光文社時代小説文庫)感想
吉原春秋とあるように吉原を舞台にした物語。吉原のしきたりなどわかっておもしろい。「ゆうじょこう」の花魁達を思い出した。連作短編集で好きなのは「後の月」と「くくり猿」。ラストはなぁ・・・私はあんまり好きじゃない。デモデモダッテちゃんで終わらずきちんとけじめをつけたのはめでたいことなんだろうけど、両手をあげてよかったね、とは言えない気分だ。吉原ではたらいている人たちは世間ずれしているところもたくさんあるけれど、そういう場所なのだから、そうして生きているのが正しい気がする。甘露梅は食べてみたい。
読了日:06月11日 著者:宇江佐 真理
化石観察入門: 様々な化石の特徴、発掘方法、新しい調べ方がわかる化石観察入門: 様々な化石の特徴、発掘方法、新しい調べ方がわかる感想
虫入りの琥珀を見たかったのだけれど、扱いが小さすぎて残念。化石発掘に必用な道具とかあって親切だった(笑) 化石に発掘とかしてみたい! 異常巻きアンモナイトとかはじめて知ったので、結構ショーゲキだった。あと恐竜の糞の化石とかスゴい! 地球上から消えて長い年月が経過して、自分の排泄物が学問の役に立つ・・・うわぁ、恐竜の知能がバリバリ高かったら恥ずかしいどころの騒ぎではないような( ̄~ ̄;)立ち読み。
読了日:06月11日 著者:芝原 暁彦
優雅なる監禁 (角川ホラー文庫)優雅なる監禁 (角川ホラー文庫)感想
ホラーじゃなかった・・・エロ小説だった。それもつまらない話だった。金と時間を返して欲しい。主人をクリスチャンにしていたのも安易な発想だと思ったし、特に目立っ意味もなかったような。双子の歯科医とか、中学生の妄想小説みたい。あとがきでさらにムカついた1冊だった。
読了日:06月12日 著者:大石 圭
緋紗子さんには、9つの秘密がある (講談社タイガ)緋紗子さんには、9つの秘密がある (講談社タイガ)感想
タイトルと女学生(笑)の表紙にひかれて飼った1冊。女王様的なクラスメイトにまわりにいいように使われてしまう主人公。いるよね、こういうタイプの女子、というのが良く表れていたと思う。舞台も千葉であの殺人的な混雑の京葉線やその周辺を知っているので物語に入り込みやすかった。後半はホラーじゃないよね?と焦ってしまった。特異体質って思春期ならではのものかも。まるっきりバカみたい、とは言えないどれも思う。猫カフェでの緋紗子さん、見てみたい~! いつまでも友情が続きますように。あ、担任教師はキライだ!
読了日:06月12日 著者:清水 晴木
湯を沸かすほどの熱い愛 (文春文庫 な 74-1)湯を沸かすほどの熱い愛 (文春文庫 な 74-1)感想
宮沢りえちゃん主演の映画のコマーシャルをよく見ていたので、りえちゃんを頭に浮かべながら読んだ。然し内容は全く知らなかったので、読みながらビックリした。そしてラストにはえっ?えっ?と何回かも読み返してしまうくらい、ビックリした! 母親には子どもを産んだだけではなれないのだ。子どもを産んだ、産まないにかかわらず、母親になれる、親になれる、家族になれるんだって思った。映画、観てみたいかも。
読了日:06月12日 著者:中野 量太
邪香草 (祥伝社文庫)邪香草 (祥伝社文庫)感想
恋愛ホラー・アンソロジー! こういうのがやっぱり読んでいて楽しい(笑) 前の「優雅なる監禁」が私には全く面白くなかったので、お口直し出来た気分に。はじめての作家さんもいて、他の作品も読みたくなった。森青花のカラスが出てくる「あおいちゃん」やラストの一文がよかった横森里香の「虞美人草」が特に好き。山藍紫姫子の「タリオ」もお金持ちの世界だったら有り得るかもしれない話で、被害者遺族にしたらこの組織に存在して欲しいと思うだろうなぁ。極小のホモホモしい部分は読者サービスかしら(笑) 他のアンソロジーも読みたい。
読了日:06月13日 著者:柴田 よしき,森 青花,青木 和,横森 理香,山藍 紫姫子,近藤 史恵,竹河 聖,高瀬 美恵,是方 那穂子
徘徊タクシー (新潮文庫)徘徊タクシー (新潮文庫)感想
福祉関係の感動的な物語なのかと思っていたら、何か違う~! 最初、主人公の祖父が危篤になり葬儀とかの場面が続くので、自分の体験を思い返したりしてちょっと息苦しくなることも。徘徊老人が目的地を目指して歩いているというのには同感。実際タクシー業務を開始するのに必要なこととかお役立ちネタもあるけれど、読みにくいかなぁ。主人公の妄想的なものが日常の話からそのまま繋がっている感じ。作者の実体験なのか? 表題作以外は流し読み。痴呆症から認知症にかわり、徘徊も「ひとり歩き」「お散歩」と言い替えている施設もあるようです。
読了日:06月13日 著者:坂口 恭平
マウンドの神様 (実業之日本社文庫)マウンドの神様 (実業之日本社文庫)感想
全部小説でなく、荻原さんと宮下さんはエッセイ。他の話も『マウンドの神様』というタイトルから期待した作品とは違った。「汗と涙は華厳の滝」(笑)の『巨人の星』みたいな熱血漢の物語を期待していたので、ちょっとガッカリ。『野球の神様』では川上哲治氏になってしまうので、このタイトルはないだろうけど。浅倉・早見・額賀の三氏の作品は結構好きなので、この系統で揃えて欲しかった。須賀さんのは満州国の野球事情とか考えたことがなかったので、読んでよかった。『男どアホウ甲子園』など野球漫画をまた読みたくなった。
読了日:06月14日 著者:あさの あつこ,朝倉 宏景,荻原 浩,須賀 しのぶ,額賀 澪,早見 和真,東川 篤哉,宮下 奈都
自律神経どこでもリセット!  ずぼらヨガ自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ感想
前から気になっていた一冊。最近、仕事のストレスが増加してやる気がなくなり、給料分も働いていない自分ってどーよ・・・と落ち込みつつあるので、買ってみました。まだひととおり読んだだけで実践していないのですが、デブだけど大丈夫かしら(-_-;) 呼吸が大事というのはずいぶん前からいろんな本に書いてあって、それは知識として知っていてもうまく出来なくてまぁいいや、でしてしまったので、コレを機会に頑張りたいです!
読了日:06月15日 著者:崎田ミナ
悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)悲しみのイレーヌ (文春文庫 ル 6-3)感想
先にアレックスを読んでしまったので、イレーヌがどうなるかわかっていたせいか、なかなかこの物語に集中出来なくて、時間がかかってしまった。お腹の子が哀れすぎる。夫婦関係としてはどうだったんだろう? イレーヌも家族には恵まれていたように思えたなかったし、結婚してからの彼女も幸せだったのかなぁと思ってしまった。この中に出てくる本は読んでみたい。
読了日:06月15日 著者:
みだら英泉 (河出文庫)みだら英泉 (河出文庫)感想
変化朝顔が表紙にも描かれていたけど(昨年初めて知った)この朝顔にわりと大きな役割を持たせたところが皆川先生だわ。浮世絵師やその時代に詳しくないので、Wikipediaのお世話になりながら読みすすめた。禁じられるほど、よけいに描きたく(書きたく)なるし、読みたくなるものですよね。いろんな地口がでてきて面白かった。英泉の3人の妹、女だっていろいろ咲き乱れるの~だったけど、おりよちゃんは可哀想だった。
読了日:06月17日 著者:皆川 博子
最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ (角川文庫)最後の晩ごはん 忘れた夢とマカロニサラダ (角川文庫)感想
今回のは今までの中で一番よかった。海里の名前の由来や両親の気持ちとか、特に母親とじっくり話す場面は好きだ。自分が子どもの立場で母親の子とを思い出したり、母親として息子たちのことを考えたりした。マカロニサラダに缶のみかん、ウチはポテトサラダに薄切りのリンゴが入っていた。夏神さんも一歩前に進めたし、よかった、よかった! 次が今から楽しみだ(*^^*) サラダ記念日に短歌を募集しているけれど、『郷に従えない義母のモモ缶入りの甘いポテサラ』(秋田県・なまはげ母さん)という作品があったのを思い出した!
私もムリ!
読了日:06月18日 著者:椹野 道流
鬼譚 (ちくま文庫)鬼譚 (ちくま文庫)感想
木原敏江さんの漫画によく鬼が出て来て、その時に馬場あき子さんの名前を知り、読んでみたいと思っていたので買った一冊。表紙もシンプルでいい。気になるものをちょこちょこ拾い読みする感じだったので、実際まるまる一冊は読んでいないのだけれど。山岸涼子さんの描く鬼の話もいかにもホラーな雰囲気で好きだ。
読了日:06月19日 著者:夢枕 獏
腐りゆく天使 (文春文庫)腐りゆく天使 (文春文庫)感想
タイトルにひかれて中古本を買ったのだけれど、読み進めていくと書き込みとか波線がたくさんあって(しかも赤や紫!)なかなか内容に集中出来なくて、もう途中で断念しました。自分のイメージしていた朔太郎と違ったのも読む気が失せた一因かも。朔太郎の詩は『竹』が好き。
読了日:06月19日 著者:夢枕 獏
くつやのねこくつやのねこ感想
本屋さんの絵本コーナーで見つけて、絵が魅力的だったので立ち読み。『長靴をはいた猫』のアレンジだそう。ネコの巧みな誘導が素晴らしい(笑) これも靴屋のご主人との関係がよかったからこそのお話。いろんな大きさ、デザインの靴が楽しい。ちょっと陰惨な場面になりそうな「美味しくいただきました(ФωФ)」なところの絵もいいですし、ラストもよかった。知らなくていいこともありますもんね。メデタシメデタシ!
読了日:06月19日 著者:いまい あやの
ちょっとだけまいごちょっとだけまいご感想
表紙のフクロウがかわいい! アイルランドの絵本ということで、書店でも読んでね(*´ω`*)なPOPがついていたので立ち読み。巣からおちて迷子になりお母さんを探すフクロウの子。う~ん、人間でもなかなか「こういう人なんです」と他の人に顔かたちを説明するのは難しいからなぁ~と思ったり。最後は「あっ!」で「最初のページに戻る」みたいな展開になりそうで、笑ってしまった。長野オリンピックの時のマスコットキャラもフクロウだったような気がする。
読了日:06月19日 著者:クリス ホートン
おはなしして子ちゃん (講談社文庫)おはなしして子ちゃん (講談社文庫)感想
タイトルが気にいって(笑)購入、表紙も好き。前に読んだ『パトロネ』よりずっとわかりやすくて面白かった。ホラーになるのかな? 理科準備室の人体模型もイヤだけどホルマリン漬けもイヤ。その中のひとつが話をせがんでくるなんて、ヒェ~((((;゜Д゜)))だけど読むのがやめられない! 他の短編も怖い要素となんとなく笑ってしまう、どこか共感してしまうところがあって一気読みしてしまった。特に最後の「ある遅読症患者の手記」はファンタジー要素もあってラストにああーっ!でありました。また読み返したい一冊。
読了日:06月19日 著者:藤野 可織
短編少年 (集英社文庫)短編少年 (集英社文庫)感想
「少年」という言葉には「少女」よりはるかにより透明でもろいものがある気がする。伊坂さんと柳さんの作品は『マウンドの神様』に入れてもよかったような気がする。石田さんのはさすがの少年の描き方! 奥田さんの作品はラストがとてもよかった。
読了日:06月19日 著者:伊坂 幸太郎,あさの あつこ,佐川 光晴,朝井 リョウ,柳 広司,奥田 英朗,山崎 ナオコーラ,小川 糸,石田 衣良
花のベッドでひるねして (幻冬舎文庫)花のベッドでひるねして (幻冬舎文庫)感想
多分はじめてのばななさん。表紙の可愛らしさとタイトルと薄さ(笑)が気に入り買った。海辺で拾われた捨て子の幹はまわりの人たちに恵まれて幸せに暮らしている。亡くなった人に対する気持ちなど、お父さんを亡くしたばななさんの気持ちが凝縮しているんだろうなぁと思った。ミステリー的なところも夢分析的なところも。落ち込んでいる時に読んだらかなり元気になれそうな気がするので、一部を上手くまとめて絵本にしたらよさそう。他の作品を読むかどうかはビミョーだけど、この本のあたたかさは好き。黒田三郎の詩『ある日ある時』を思い出す。
読了日:06月20日 著者:よしもと ばなな
百年の記憶 哀しみを刻む石 (講談社文庫)百年の記憶 哀しみを刻む石 (講談社文庫)感想
なんとなく「石」にまつわる話が読みたくて購入。三木さんの本は2冊目。登場する男性陣の雰囲気が好きだ。この昨日も女っ気が皆無に等しい(笑) 石に込められた記憶、それを望む望まないにかかわらず読み取り引き継ぐもの。石は意思(意志)につながるというけれど、それをうまく少年らしい純粋さを生かしてまとめてあったと思う。ラストが希望が持ててよかった。チョイ役なメガネ男子の芦原先輩がメインの少年ふたりより好き(笑) 「人にとっての永遠は時間の長さではない。一瞬一瞬が時をうがつ、その深さこそが永遠なのだと。」(p348)
読了日:06月21日 著者:三木 笙子
田舎者田舎者感想
短い!自己紹介の最初で終わり!みたいな(笑) 田舎自慢なのかしら? 今官一(こん かんいち)より山奥とありましたが、今さんは直木賞作家で太宰と同人誌を作った人でした。太宰は酒好きだけど彼は飲まなかったらしい。太宰の桜桃忌に今の幻花忌、ふたりの友情について知りたくなった。こんなに短い文章からいろいろ知りたくさせるなんて~さすが太宰!イヤ、私が知らないだけなんですが(;´∀`)
読了日:06月21日 著者:太宰 治
金沢金魚館 (集英社オレンジ文庫)金沢金魚館 (集英社オレンジ文庫)感想
金沢という地名とレトロな雰囲気の表紙が気になり購入。最初はう~ん、ちょっと失敗した?と思うくらいどのキャラも好きになれなくて、金沢の方言や観光名所なんかにほー!となって、金沢行ってみたいとみたいなぁ~だったのだけれど、中盤あたりから話が動き出して、えっ?となり・・・スゴく面白いかと言われると困るし、設定も現実味があるようなないような。登場人物の名前も意味ありげだし。続編を読んだらもう少しちゃんと感想っぽいものが書けるかも。溝泥味の珈琲に美味しい紅茶は「銀英伝」のヤンさんとユリ坊を思い出した。
読了日:06月21日 著者:みゆ
金沢金魚館 シュガードーナツと少女歌劇 (集英社オレンジ文庫)金沢金魚館 シュガードーナツと少女歌劇 (集英社オレンジ文庫)感想
う~ん、今回もやはりまとまりがないというか、この話はずっとこの調子で続くのかしら? 滝廉太郎が死ぬ前に作った「憾」とか、隠れキリシタンを連想させる古九谷焼の皿とか、琥珀糖とか気になるものはたくさん散りばめられているのだけれど。主人公の初恋が友人の母親で「あの子と仲良くしてね」とかもいう場面も『銀英伝』のキルヒーとアンネローゼ様を思い出してしまう~!店内に飾られた詩画はみつを的だし、のめり込んで読む魅力はないのが残念。ただ金沢への興味は増すので、観光客を呼ぶのには役立ちそう。
読了日:06月22日 著者:みゆ
隠密 味見方同心(八) ふふふの麩 (講談社文庫)隠密 味見方同心(八) ふふふの麩 (講談社文庫)感想
「ふふふの麩」に「3月の甘納豆のうふふふふふ」を思い出してしまった。今回は魚之進のカッコいい場面(ハッタリとも言う)が見られて、おお、成長したではないか!と(笑) 大食い大会や料理の鉄人みたいな話もあり、悪党たちにもまた一歩近くなった気はするけれど、まだまだ先は長そう。マツタケの漬物って美味しいのかな?
読了日:06月22日 著者:風野 真知雄
妻が椎茸だったころ (講談社文庫)妻が椎茸だったころ (講談社文庫)感想
表題作は何回読んでも面白い。夫婦の愛情を感じる。他の作品もスゴく変わっているわけではなくて、もしかしたらあり得るかもしれない、ちょっとした不思議というか異変というか、民話のような雰囲気もある短編集。「ハクビシンを飼う」は恩返しの変形みたいで、映像が浮かんでくるような話だった。
読了日:06月22日 著者:中島 京子
オトナの短篇シリーズ05 「雨」オトナの短篇シリーズ05 「雨」感想
梅雨の時期なので(笑) 男ふたりの相合傘の「雨中記」とかあるあるだなぁ、と思ったり。山之口貘さんの詩も可愛らしかった。芥川竜之介の「魔術」はしとしと長雨の夜とかに読むとまたいいかも。ただ織田作之助の「雨」はスマホで読むには時間が100分と長く辛いので(だいたい20分くらいで読めるを選んでいる)こちらはパス。紙の本でいつか読んでみたい。
読了日:06月23日 著者:
顔役猫のダンナ顔役猫のダンナ感想
Amazonで。なんか途中同じような文章が出て来て読みにくかった。なんなんだろう、あれは? 人間の顔役はちょっと頼りなさそうだけれど、昔ながらの人情味があるお巡りさんで懐かしい雰囲気があった。シズにハシゾウという名前は「銭形平次」を連想させる。大川橋蔵さんは綺麗な役者さんだった。猫の顔役、親分さん~犬のお巡りさんより、柔軟にあちこち探索出来そうでいいと思う(笑) 番外編も読みたい気はするけれど、また同じような読みにくさがあったらイヤだな~。
読了日:06月23日 著者:入来和彦
青い生きもの図鑑青い生きもの図鑑感想
本屋さんで立ち読み。水色のカエルとか本当に自然の造り出す色やかたちはスゴい。日本人には藍色が一番似合うというけれど、日本人が一番好きな色はやはり青なのかしら?
読了日:06月23日 著者:
鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた鉱物レシピ 結晶づくりと遊びかた感想
本屋さんで立ち読み。人工琥珀とか万華鏡の作り方とかあって、実験好きな人ならすぐにやりたくなるかも。夏休みの宿題とかに親子で挑戦してみたくなるような。残念ながらウチにはそんな年の子どもはいないけれど。鉱石の懐中時計がステキだった。自分で作るのもいいけれど、プレゼントされたら嬉しいし、自分がいなくなった後もいろんな物語を生み出してくれそうな気がする。
読了日:06月23日 著者:
獄の棘 (角川文庫)獄の棘 (角川文庫)感想
タイトル買い。ドラマにもなったようですが、刑務官・警察関係の話を読むのはずいぶん久しぶりな気がする。刑務官の受刑者への暴力とか報道されたことがあるけれど、今は改善されて大丈夫なのだろうか? キャリア組の名久井が佐野史朗でイメージされて仕方なかった(笑) カンのいい人ならコレは・・・ってすぐ問題に気がつくのだろうけれど、私はニブイおばちゃんなので「そうだったのか!」と新鮮な驚きがある連作短編集だった。主人公・良太の成長物語だっだ。刑務所があるのが雪国だったのも人情味を持たせるのにより効果的だったかも。
読了日:06月24日 著者:大門 剛明
妖怪お宿稲荷荘 (中公文庫 さ 75-1)妖怪お宿稲荷荘 (中公文庫 さ 75-1)感想
新刊コーナーで見つけて、これなら続けて読んでもおもしろかな、と購入。タイトルそのまま、いろんな事情で妖怪のお宿で働く事になった一蕗(いぶき)の物語。従業員の猫又のモモさんの容姿や語尾をのばす話し方が『まりあほりっく』の寮長先生の「与那国さ~ん」を連想してしまった。妖怪「いつまで」は知らなかった。「やまびこ」は『鬼灯の冷徹』を思い出した。本格的に番頭として働くことを決めた彼の活躍をこれからも楽しみにしたい。
読了日:06月24日 著者:さとみ桜
傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)傷だらけのカミーユ (文春文庫) (文春文庫 ル 6-4)感想
目次に一日目、二日目、三日目とあり、最後の三日目で大きく物語が動く! カミーユって本当に女運(適切ではないかもしれない)が悪いなぁと思った。そしてこんなラストになるとは考えていなかったので、エーッ、となんか複雑というかちょっと不完全燃焼な感じ。一番最初にアレックスを読んでいなかったら、また違ったのかな~三部作の中ではアレックスが一番よかった。
読了日:06月25日 著者:ピエール・ルメートル
我が子を殺した男 (光文社文庫)我が子を殺した男 (光文社文庫)感想
初めての作家さんなので短編集を選びました。二転三転する推理、事実はありがちかもしれないけれど、なかなか楽しめました。表題作とか、そううまく騙せるものかな、と思ったけれど、親族の付き合いも昔のように頻繁ではないし、あり得なくはないかも・・・。「武蔵が教えた」とか少し古くさい、昭和の2時間ドラマを見ているような気がしたけど、ラストは嫌いじゃない~微妙な愛情と女の意地を感じましたね。ただ、また次をすぐ読みたくなる作家さんではないかなぁ。
読了日:06月25日 著者:深谷 忠記
寮生 ―一九七一年、函館。― (集英社文庫 こ 28-14)寮生 ―一九七一年、函館。― (集英社文庫 こ 28-14)感想
函館が舞台ということで買ってみたけど、ミステリーというより少年サンデーに連載されそうな男子校の物語だった。 解説を読んで知ったけど、主人公はじめ登場人物にはモデルがいて、高校もラサールだった。男子校で寮生活は臭そうだが、本文では青臭い少年たちの心境はあふれていて、臭さはなかったように思う。お嬢様学校の生徒とお近づきになりたいとか、1971年という年代の持つ空気を味わうライトな学園物なのでサクサク読めますが、それだけなのが物足りない。修道士とかもっと出番が欲しかった。表紙はあまり内容に関係ないかな。
読了日:06月25日 著者:今野 敏
ある小説家をめぐる一冊 (富士見L文庫)ある小説家をめぐる一冊 (富士見L文庫)感想
表紙買い(笑) 生真面目過ぎる編集者の田中くんが、くせ者過ぎる作家先生に原稿を書かせるべく奮闘する!というとラブコメっぽいですが、そんなことはなく、書き手の気持ち、読み手の気持ちが描かれていて「そう、うまく言葉で表現出来なかけれど、こういう気持ちなのよ!」とハイテンションになりましたわ。あとがきまで読んで、この一冊は簡潔するんだと思います。詠みにくいところもあったけれど、適度なホラーとファンタジーは嫌いじゃないです~続編があるなら、田中くんの父親や妹さんたちの話を読みたい。2話目「箱庭病棟」映像で見たい!
読了日:06月26日 著者:栗原 ちひろ
死と呪いの島で、僕らは (角川ホラー文庫)死と呪いの島で、僕らは (角川ホラー文庫)感想
第21回日本ホラー小説大賞大賞受賞作、ということで読んでみた。島民から避けられる少女、彼女が気になる少年は島の権力者の次男、いろんな意味で王道をいっている感じ。オカルト好きな親友の死とか父と兄の不可解な言動とか。後半はちょっと話が大きくなりすぎ、盛りすぎじゃないかと思うところも。最初はファンタジー?と思って、離島ならではのしきたり・伝承などがあり、古文書の謎解きがあり・・・最後は青春小説だった(笑)
読了日:06月26日 著者:雪富 千晶紀
ポテト・スープが大好きな猫 (講談社文庫)ポテト・スープが大好きな猫 (講談社文庫)感想
大きな絵本のコーナーでなく、講談社文庫コーナーにあったのでビックリ! その薄さと値段にもビックリしたので、立ち読み(笑) 「老人と海」ならぬ「老人と猫」の組み合わせはいいですね。長年連れ添った夫婦のような感じがしました。いつの間にか仲直りがステキです。おじいさんのポテトスープ、私もいただきたい!
読了日:06月27日 著者:テリー・ファリッシュ
ビルマの竪琴 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)ビルマの竪琴 (ホーム社漫画文庫) (MANGA BUNGOシリーズ)感想
本当はきちんと文庫で読もうと思ったのだけれど、本屋さんで見て絵柄が悪くなかったので買ってしまった。だいたいの話は中井貴一さんが水島、隊長が石坂浩二さんの映画を観ていたのでわかっていたけれど、漫画で記憶にない部分を補った感じ。ラストは映画の方が好きだけれど、漫画版もよかった。小説だとどうなんだろう? やっぱり買って読む日が来るかもしれない。物売りの関西弁の「日本婆さん」がよかった。婆さんみたいな人がたくさんいたのだと思う。兵隊さんを支えてくれた人たちの戦後が少しでもおだやかだったらいいと思った。
読了日:06月27日 著者:竹山 道雄,田中 正仁
坊っちゃん (新潮文庫)坊っちゃん (新潮文庫)感想
漱石の本をきちんと読んだのは初めてかも。森田健作みたいな主人公だとは思わなかった。結構地方を差別してるよねぇ。登場人物のあだ名は知っていたけれど、それぞれの性格も知らなかったし、マドンナともっとからみがあるのかと思っていたので、アラ?となった。清の存在が大きいなぁ。谷口ジローさんの『坊っちゃんの時代』を揃えたくなった。あと「日清談判破裂して・・・」は母がお手玉をしながら歌っていたことがあり、小さい時だったので「日清戦争破裂して」ってなんだ?と思ってた。もっと早く読んで母と話をすればよかったなぁ。
読了日:06月27日 著者:夏目 漱石
Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 さいたま新都心ブライダル課の攻防 (集英社オレンジ文庫)感想
昔、好きだった宝塚の生徒さんが退団後にブライダル関係の仕事についたと聞いたのを思い出して、仕事内容にも興味があり読んでみた。ブライダルの頭文字の「B」だと思っていたのに、まさか!でビックリ。だから表紙はああなのか、と納得。上司の久世さん、私が好きだった宝塚の男役さんと同じ名前~素晴らしすぎるキャラだ(笑) さいたま新都心どころか埼玉県に用事があって行ったことがないので、埼京線に乗り出掛けたくなった。アニメにしたら面白そうな作品。ラスト、8行目で「を」が1つ多いのはワクワク感に水をさされた。誤植ですよね?
読了日:06月28日 著者:ゆきた 志旗
Bの戦場 2 さいたま新都心ブライダル課の機略 (集英社オレンジ文庫)Bの戦場 2 さいたま新都心ブライダル課の機略 (集英社オレンジ文庫)感想
よく見ると前の本も表紙に「BUSU!?」って書いてあった・・・全然気がつかなかった。攻防から機略へ。ずっと戦略だと思っていた目が悪すぎる私、機略の意味がわからず検索。「その時その時の状況に応じたはかりごと。臨機応変の策略。」うん、確かに今回の内容にあっていた気がする。新しい登場人物がラストにもお目見えして、ますます久世さんとの関係がグダグタしそう。でも実際が容姿にスゴいコンプレックスがある人はこの本を手にしない気がする。スタイルは良さそうだし、仕事の姿勢は素晴らしいので見習わなくてはいけないと思うけれど。
読了日:06月29日 著者:ゆきた 志旗
されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫 か 66-4)されど、化け猫は踊る 猫の手屋繁盛記 (集英社文庫 か 66-4)感想
なかなか陽気な表紙で楽しそう!!と思っていたら・・・最初の犬猫騒動はあるよね~だったけど、後の話は泣ける・・・とだけ(´;ω;`)
読了日:06月29日 著者:かたやま 和華

読書メーター