2019年02月

2019年02月28日

令月雲便りNo.33:結び葉

今日は冷たい雨の1日~三寒四温と言いますが、本格的な春にはまだまだ時間がかかりそうですね。


「結び葉」という言葉を知りました。若葉が重なって見える様を言って、江戸時代から季語として使われているそうです。 若葉はまだ厚みが無く色も淡いため、新緑の頃に高い木を見上げたりすると、重なる様子が陽の光に透けて見えます。この状態を表した言葉だそうですが、葉と葉が手をつないでいるように見えるので「結」の字が使われているようです。葉っぱからこんな連想をするなんて~四季の移り変わりを見つめてきた日本人らしい感性に嬉しくなってしまいました。



明日から3月ですね。また来月もどうぞよろしくお願いいたしますヾ(´ー`)ノ



rohengram799 at 16:32コメント(4) 

令月雲便りNo.32:訪問者

今年の千葉県公立高校入試の国語、私が以前読んだ「菊のきせ綿」の一部が問題になっていました。菓銘を〈養生なつめ〉とつける場面でした。

菊のきせ綿 江戸菓子舗照月堂2 (時代小説文庫) >> https://i.bookmeter.com/books/12618529

しばらく読まないうちに4巻まで出ていたので、本屋さんにGo!したのですが、3巻までしかなかった………そしてとっても気になる終わり方だったので、早く4巻を読みたい(´Д`;)

【追記 2022/10/14】
重陽の節句の楽しみ方|重陽の節句 大人の雛祭り 後(のち)の雛
https://www.ningyo-kyokai.or.jp/choyo/howto.html


私が高3の時に買った国語の問題集に『訪問者』という詩がありました。問題よりもこの詩がとても気に入って、どの詩集に載っているのかとずっと思っていました。昔は今みたいにスマホですぐ検索とか出来ませんからね(^_^;) そのうち、詩人の名前も「イトウ」しか記憶になくなり、その漢字も伊藤なのか伊東だったかあやしくなり………コピーしておけばよかったのですが、そこまで頭が働かなかったらしい………書き写したのかもしれないけれど、問題集自体も行方不明。当時コピーは20円だったかなぁ? そしてコピー機がある本屋さんは学校の近くにしかなかった! 今は本当に便利になりましたよね(笑)


萩尾望都さんの漫画『訪問者』は昨年読みましたが、18歳の私が好きだった詩はコチラ! 今でもあの制服を着ていた頃の季節がよみがえります(ノ´∀`*)



伊東静雄 『訪問者』

http://www.midnightpress.co.jp/poem/2008/06/post_49.html


rohengram799 at 00:21コメント(4) 

2019年02月27日

令月雲便りNo.31:ひな 🎎

ルナールというと国語の教科書に載っていた『にんじん』しか思いうかばなかったのですが、『博物誌』が面白い!という話なので、青空文庫で検索。挿し絵もありました。植物だけでなく動物やいろんな生き物に関して適度に長かったり、それだけなの~(;・∀・)な文章もあったりで面白かったです。フランス語がわかる人に言わせると、訳し方がうまいらしいです。ちなみに 驢馬(ろば)は「大人になった兎」だそうです!

https://www.aozora.gr.jp/cards/001156/files/43603_48251.html



さてさて……もう雛人形ではなく五月人形のチラシが入る時期になりましたねぇ(;´∀`) 「節分そば」や「彼岸そば」にも「ほー、そんなものが」でしたが「雛そば」もありました。


【雛そば】
https://www.nichimen.or.jp/know/zatsugaku/12/



こちらは【山梨のお雛様】です。
https://m-tokuhain.arukikata.co.jp/hokuto/2019/02/post_35.html


山梨の話題というか方言の記事に甲州弁が書かれていたのですが、ちょっと違う~! 「 こっちん」じゃなくて普通に「こっち」って言うけどなぁ。それに複数形で使っていた気がする。「おまんとう こっち
こうし」(あなたたち、こちらに来なさいよ~みたいな)じゃないかと思う……ビミョーに違うのが活字の方言ですな。 全体の文章はこちらのブログをお読み下さいませ。

https://hanaha09.exblog.jp/29263447/




rohengram799 at 00:35コメント(2) 
青空文庫 

2019年02月26日

令月雲便りNo.30:石の鐘

長野県信濃町の称名寺に鳴らない「石の鐘」が吊るされています。1941年に公布された国家総動員法にもとづく金属回収令によって、生活のなかにあるあらゆる金属類は根こそぎ回収され、称名寺の梵鐘も1942年、門信徒の手により戦地に送られました。大砲の弾丸になったとも言われているそうです。門信徒は寺の近くにあった石をそこに吊るしました。70年以上を経たいまも「石の鐘」はそのまま……しかし語らない石の鐘が雄弁に語っているのですね。


https://search.yahoo.co.jp/amp/news.livedoor.com/lite/article_detail_amp/16068507/%3Fusqp%3Dmq331AQECAEoAQ%253D%253D


『石の鐘の物語』

https://www.himitsuyadane.com/%E8%81%B4%E3%81%93%E3%81%86-%E7%9F%B3%E3%81%AE%E9%90%98%E3%81%AE%E3%83%A1%E3%83%83%E3%82%BB%E3%83%BC%E3%82%B8/



この石の鐘についてはたくさんの方がブログに書いていました。本の感想などもあります。お時間のある時にでも検索して読んでみて下さいませ。





『抹殺』

両親がいて
わたしは生まれた
それは祖父母がいてのこと
さらには曾祖父母がいてのこと
そうやって十代さかのぼると
両親を始めとする先祖の総計は
一〇二四人となる
この中の一人が欠けても
今のわたしはいなかった
戦争は
「この中の一人」を殺す
いや一人だけではない
未来の数え切れないいのちを
抹殺する 

(川崎 洋)


http://www.soufusha.co.jp/kjm/shin030521.html




rohengram799 at 08:26コメント(2) 
空のお城図書館 | わたしにできること

番外編:夜中のアート 🎨

慎吾ちゃんの作品をアメブロで見るのが楽しみ(*´ω`*)


【パッツン】
とにかく女の子が可愛い! 表情もポーズも思っていることも全部可愛いのだ!

https://ameblo.jp/shingokatori-official/entry-12439740982.html



【RUN!】
アイドルってこういう存在なんだと思う。

https://ameblo.jp/shingokatori-official/entry-12442314774.htm




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rohengram799 at 00:07コメント(0) 
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