2021年03月

2021年03月23日

華節雲便りNo.19:白いnote

マンションの中庭の桜も満開になってきました。もう入学式シーズンに桜というのはなくなってしまいますね。


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腹黒いワタクシが白についての話をするのもナンですが、お顔が白い!白塗りしてます!? というお顔のお馬さんがいることを知りました。ビックリ(;・∀・)

https://db.sp.netkeiba.com/horse/2017101349/



白い繋がりとしてお次は雪です。千葉は雪らしい雪が積もることはなかったですね。以前「雪根開き」という季語について書きましたが(*) 夏井いつき先生のブログで画像を見つけました。

「木の根開く」
http://natsui-and-co.jugem.jp/?eid=5118#gsc.tab=0



中畑智江さんの歌集に『同じ白さで雪は降りくる』というタイトルがあるんですけれど、その中の

 
あしたまた遊べばいいと片付けた玩具は今日と同じで違う


に ウンウンとなってしまいました。なんでしょうね、この感覚。昨日の自分はずっと昨日に留まっていつまでも遊んでいて今日の自分には全く関心がないようにも感じるし……。


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昨晩、ようやく「note」のパスワードを見つけました! 登録していたメアドも自分が思っていたのと違っていました(´-ω-`) はぁ、いろんなサイトのパスワード等を忘れないようにちゃんと整理してメモっておかねば! …… でも、片手で足りるくらいなのになぁ… 全部統一するかべきなのか?


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ではでは皆さま、おだやかなよい1日をお過ごし下さいませ ヾ(´ー`)ノ




(*)
http://blog.livedoor.jp/rohengram799/archives/50763591.html



rohengram799 at 10:00コメント(6) 

2021年03月22日

華節雲便りNo.18:黄色いハンカチ

土曜日の夜にはまた地震(ユラユラと長い横揺れ)日曜日は風が強くて雨降り……せっかく桜が咲き始めたのに、なんだか大変な週末になりましたね。皆さまはどのように過ごされたでしょうか?


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梅が香を桜の花に匂わせて柳の枝に咲かせたい
(うめがかをはなににおわせてやなぎのえだにさかせたい)

望ましいものを一ところにあつめる、現実にはできない理想のことを表す言葉だそうです。梅の別名として「花の兄」「香散見草(かざみぐさ)」とかありますが、他にもたくさんあって驚きました。

http://blog.sankouan.sub.jp/?eid=477815#gsc.tab=0


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春というと菜の花をはじめ、レンギョウとかタンポポとか黄色い花もたくさん咲きますね。元気が出る色!と思っていましたが、掲示板で「黄色いハンカチはSOS」のチラシが貼ってあって「幸せの黄色いハンカチ」ではないのか?と思って調べてみました。

http://npo-kiiroihankachi.com/about/


ポプラ社から本も出ていました。

https://www.poplar.co.jp/book/search/result/archive/2900026.html


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こちらの記事にある大木のそばの椿。なんとも言えない風情があって好きです。

https://fragie.exblog.jp/32179307/



ではでは……今週もよろしくお願いいたします♪(o・ω・)ノ))


rohengram799 at 08:30コメント(6) 

2021年03月19日

華節雲便りNo.17:ばら の メメントモリ

冬のばら口紅さしてやりにけり 龍岡晋


こういう俳句を見つけると、カサカサ乾燥した乙女の唇に潤いを与えるために己が唇を……な殿方を連想してしまうワタクシなので「変態連結」という言葉にも過剰反応をしてしまいました……イヤだわ、イヤだわ ← おやぢの恥じらいのざわなんと見苦しいことよ (´д`)

https://railnoote.blog.jp/archives/20210227.html


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明日(3/20)は「春分の日」。お仏壇や墓地、メモリアルホールと横文字にすると印象が違う葬祭場の折り込みチラシが目立つ時期ですね。樹木葬とか海洋葬とか、いろんな埋葬方法がありますが、自宅の庭に散骨するという方法もあるそうです。


故人のご遺骨を敷地内にまくという方法で、例えば私が亡くなった後もいつも家族といたい!という場合にとることのできる方法。マンション住まいなので庭はないし、そんな強い希望もないですが(^o^;) コレを実行する場合には、あらかじめ粉骨する必要があることと、ご近所とのトラブルにならないように配慮がもちろん必要になりますまた、散骨後に上から土をかぶせると埋葬行為として法律に違反することになるそうです。


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今日の読売新聞の人生案内に「不調続く50代 死への恐怖も」の相談がありました。「心の持ち方をご指導ください」という千葉の男性に回答したのは作家のいしいしんじさん(*)。


……墓地に出かけ、友逹や家族、目にみえない全体に思いをはせる。縁がつながれているかぎり、生者も死者も誰ひとり孤独ではない。……


お彼岸の時期に沁みいる文章でありました。



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薔薇を弔花にするのはどうよ?な意見もあるでしょうが、故人が好きな花ならばそれは素敵なことではないかと思います。

https://www.hanaimo.com/hanaokuri/2012/07/post_16.html


今はいろんな種類の薔薇がありますね。シュエルヴァーズとかシブい……好みだわ(*´ー`*)

https://yagirosebreedingfarm.com/roses


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次の更新は月曜日の予定です。週末、お天気は下り坂のようですが、皆さま、どうぞおだやかに心ゆたかに楽しくお過ごし下さいませ ヾ(*゚ω゚)ノ




(*)http://www.webdoku.jp/rensai/sakka/michi137_ishii/


こちらは「ぶらんこのり」について書いた過去記事です。

http://blog.livedoor.jp/rohengram799/archives/50647969.html



rohengram799 at 09:30コメント(4) 
お墓・葬儀・終活・メメントモリ 

2021年03月18日

華節雲便りNo.16:安楽

「痴呆」という呼称は2004年12月から「認知症」という言葉に変わりましたが、『安楽病棟』が書かれた時はまだ「痴呆病棟」という表現でした。同作者の『閉鎖病棟』が映画化されましたが、こちらの作品は舞台化されていたようです。

https://search.yahoo.co.jp/amp/s/amp.natalie.mu/stage/news/287933%3Fusqp%3Dmq331AQQKAGYAcTxwpDt1J76ELABIA%253D%253D


『安楽病棟』はテーマが重くて、読書メーターにもきちんとした感想を書く……ということが出来なかったのですが、本文中で特に印象に残ったところを抜粋します。本当はもっとたくさんあるのだけれど。



痴呆老人の異食症というのはこれといった防止策がなく、どこの病院でも苦労しているのが現状です。この春、地方の看護学会に参加したとき、高齢者看護の部会ばかりを聞いていました。そのときのフロアーからの追加発言が記憶に残っています。訪問看護をしていた九十三歳の女性が、老衰のため自宅で亡くなったそうです。その患者さんを火葬したところ、棺の中から黄金色の金属が出てきました。お棺の中にはもちろん何も入れていません。息子さんは大学の先生で、工学部の同僚の先生にその金属塊を持って行き、鑑定を頼みました。X線分析で調べてみると、金属塊は銅と亜鉛の合金で、五円硬貨十三枚分に相当するとの結果がでました。そのお年寄りは、床につく前、道を歩いていても、何か落ちていると口に入れるようになっていたそうです。おそらく、家の中ででも、五円硬貨を見つけたら呑み込んでいたのかもしれません。でも何故、穴の開いた五円玉だけのかは謎です。
発言した中年の看護婦さんは、多分その患者さんは〈三途の川の渡し賃〉を集めていたのではないかと、つけ加えました。穴あきの五円玉は他の硬貨と比べて昔のお金に似ています。わたしは知らなかったのですが、〈三途の川の渡し賃〉は六文だそうです。とすれば、その患者さんは一文銭と五円玉を間違えて呑み込み、口に入れた枚数も忘れてしまい、とうとう十三枚になったのかもしれません。
(「当直」p278 ~279 )



「でもね、麗ちゃん。看護婦さんのなかには、お年寄りの世話を嫌う人がいるけれど、わたしは好き。どうして好きなのか考えるのだけれどー」
わたしがいうのを麗ちゃんは真剣な眼で聞いています。「ここには時間がたくさん詰まっているような気がするの。麗ちゃんは十歳でしょう。わたしは麗ちゃんの二倍と少し。でも、患者さんたちはみんな七十歳とか八十歳。九十二歳もいる。そうすると、ここには入院患者さんが四十人いるでしょう。平均七十五歳としても、七十五かけの四十でー」(略)「三千年。そうすると、今がちょうど西暦二千年で、日本の歴史よりも古い。縦に並べた時間を横にするとね。だからここに来ると気が落ち着くの。他で嫌なことがあっても、三千年の長い時間のなかで考えれば、小さなことに思えて、腹も立たないし、くよくよもしなくなる。麗ちゃんも、いつか看護婦さんの言っている意味が分かるわ」
(「おてもやん」p388 ~ 389 )



大分の守実温泉も初めて知りました。浦安の「猫実」(*)を思い出しました。「実」のつく名前、地名ってなんかいいな〜。

https://www.yukoyuko.net/onsen/0307



忌み言葉のひとつとして「別府に行った」というのがあるそうです。私も祖父が亡くなった時に「下部(しもべ)の温泉に行ってウチにいないみたいだね」と母に話したとがありました。こちらの記事が興味深いです。ヒロシマにタバコを買いに行くとか…山梨だと富士山に登りに行った、とかあっても不思議じゃないかも…と思ったり。

https://blog.goo.ne.jp/uchikonotemae/e/29a03bc7e9a7be7097cbb84fbf04256f


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皆さま、よい1日を ♪(o・ω・)ノ))



(*)http://blog.livedoor.jp/rohengram799/archives/50711701.html


rohengram799 at 10:10コメント(6) 
空のお城図書館 | 医療・臓器移植・介護・福祉関係

2021年03月17日

華節雲便りNo.15:永遠の17歳 ♪ (#^ー°)v

「おたんちん」は、江戸の新吉原の言葉で、遊女達が嫌な客のことを「御短ちん」と呼んでいたそうです。「短ちん」の丁寧語……! いや、なんでも「お」を付ければいいというワケではないだろうに〜! それと小茄子をひっかけて「おたんこなす」という言葉が生まれたとか。 なんだか大変使いにくい言葉になってしまう……(;・ω・)


↑ こんなアホなことを最初は書いていなかったはず……空のお城🏯を開門(ブログ開設)したのは2010年3月17日でした。あれから4018日経過しました。記事の総数としたらこの2/3くらいでしょうか? お付き合いいただいている皆さま、本当にありがとうございます(´・ω・)(´_ _)♪ ちなみにブログが4444日に達するのは来年の5月17日らしいです。


ところで、金星の1年は225日だとか……これで計算すると、オスカーの(ブログ)年齢はピチピチの17歳(//∇//) 18歳になるのは4月の18日。その後にリアルな誕生日がやってきて3倍以上の年齢になるという現実……それがどうした! ですけど(笑)


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【昔話の謎と不思議を科学で解決 「幸福の王子」】

http://1kagaku.eikoh-seminar.com/category/story05


全部はまだ読めていないけれど、他の昔話(童話)も科学的な目線で考えるとそうなのか!と面白かったです。イメージが壊れる!というよりは新たな人物像が出来上がった感じ? 以前書いた「へっぷりよめさま」(*)もあって面白かったです。 こちらはでは「屁っぴり嫁ご」となっています。


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今日は彼岸の入りですね。暑さ寒さも彼岸まで、と言いますがまだまだ夜は冷えるなぁ、と感じます。どうぞ皆さまもお身体に気をつけて下さいませ
ヾ(´ー`)ノ



(*)
http://blog.livedoor.jp/rohengram799/archives/50628493.html



rohengram799 at 10:30コメント(4) 
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