2021年09月

2021年09月13日

鹿火雲便りNo.9:そうかい……な33年

1988年 9月11日 から数えて 2021年 9 月11日 は

12,053日 で 1,721週6日 で 396ヶ月 で 33年

(最初の日は含まない)



一昨日は挙式記念日だったのでダンナさんがコンビニでケーキ🍰を買って帰宅しました。ティラミスチーズケーキ……上半分ティラミス、下半分チーズケーキ……ふたりで分ける場合、上下で分けるか……などとアホなことを考えましたが、食べるのはいつも私ひとりです🍴 「散々」ではなく「燦々」だったとお互いに思いたい年月ですなぁ。



何かで読んだのですが(メモだけしてある)

海辺に打ち寄せる波の数は1分間におよそ18。18の2倍の数は36で、これはおよそ人間の体温。 36の2倍の数は72、これはおよそ人間の脈拍数である。 72の2倍の数は144で、これは少し高めであるが人間の血圧に近い値。 144の2倍の数は288で、これはおよそ赤ちゃんがお腹にいる日数になる。

ふむ……波というか海、水と人間の関わりについて考えてしまいますね。アンデルセンは「涙は人間がつくるいちばん小さな海」と言っていましたが(寺山修司の詩にも同じようなものがあった)、さんずいに倉という漢字があって(滄) あおい、水があおいというような意味だそうです。水をためる倉≒海 って発想になりました。


「滄海遺珠(そうかいいじゅ)」という四字熟語がありました。 世間に知られずに埋没している立派な人物や、有能な人材のたとえだそうです。「滄海」は、あおあおとした広い海。「遺珠」は取り残した真珠の意から、世間から忘れられた人物のこと。
今まで見聞きしたことがない〜多分、言われてもわからない(´-ω-`) そうかい、で思い浮かぶ漢字が多いし(総会、爽快、壮快、蒼海、掃海…) いじゅ は (・_・?) ってくらい思い浮かばない。爽快移住……空気のよい田舎に移り住んで気分爽快!かと思ってしまいそう( ̄▽ ̄;)


爽快な年月が過ぎたら老獪な年月になるのかしらん? (笑)



台風が気になりますが、皆さま、今週もどうぞご安全に ♪(o・ω・)ノ))



森高千里さんの「気分爽快」♀_(`O`)♪
https://sp.uta-net.com/song/1522/


rohengram799 at 11:10コメント(6) 

2021年09月10日

鹿火雲便りNo.8:雪の聲

今日はまた暑さがもどってきましたね。だからというワケではありませんが、ホラー系の本を見るとつい手に取ってしまいます。今は『あなたの後ろにいるだれか』というアンソロジーを読んでいます。

https://www.shinchosha.co.jp/book/180222/


青空文庫で5分以内に読める短い話もチェックしているのですが、岡崎雪聲という人の話を読みました。ご自身の体験談のようです。淡々としていて怖さはないかな(^^;))) 2作品しかなくて残念。

https://bungo-search.com/authors/1354/categories/all/books


雪の聲……なんて素敵な名前(*´ω`*)の作家さんなのかしら💕と思っていたら、彫刻家で上野の西郷さん像の製作者でした。結構力強い作風の方なのかも。

https://www.kimono-6kakudo.com/item-kottou/7292/

https://www.keibay.com/auctions/s1t1nrwh



rohengram799 at 19:55コメント(4) 
青空文庫 | アート・博物館・美術館

2021年09月09日

鹿火雲便りNo.7:重陽の節句

よし分った君はつくつく法師である


池田澄子さん(*)は変わった句を詠む方だけれど、結構好きです(笑) つくつく法師、どういう意味でそう思ったのか、気になります。

【セミの4コマ漫画】
http://www.moae.jp/comic/otonanosonnayatsu/1273/1


*****


今日は重陽の節句ですね。昨日の読売新聞の編集手帳から……前後の文章は略しています。


◆著者『はじめての江戸川柳』(平凡社新書)から秋の句を引く。〈重陽はなんにも立てぬ節句なり〉。重陽の節句は9月9日である。菊の節句ともいう。高い所へ上り、菊酒を飲んで祝うものとされていた。◆さてこの川柳の何がおかしいか? 正月は門松、3月は雛人形、5月は鯉のぼり、7月は笹竹と”立てる“ものがあるのに、重陽だけは杯に菊の花を浮かべ、ただ飲んでいるばかりということだろうか。◆とはいえ、高い場所とは近隣の山や丘の上なのだそうである。健康的に足腰を動かしたすえ、見晴らしを楽しみながらの菊酒だったらしい。


夜に満ちていく月を眺めながら酒を飲むのだとずっと思っていたけれど、昼酒(朝酒かも?)だったか! 🍶


【はじめての江戸川柳】
https://www.heibonsha.co.jp/smp/book/b163573.html




(*)『池田澄子の百句』
https://ht-kuri.at.webry.info/201409/article_4.html





rohengram799 at 10:35コメント(4) 

2021年09月08日

鹿火雲便りNo.6:蓮月尼

今日は川柳コンテストの夢をみていました……寝坊しました……(ノд`;)


富士山は初冠雪! 季節はすすんでいますね。 夏山より冬のキーンとした空気の中で見る雪の富士山がやっぱり一番好きかなぁ。全く田舎には帰っていませんが。

山梨といえば水晶も有名なのですが、黒水晶は見たことがない……というかその存在を知らなかった( ̄▽ ̄;)

【黒水晶】
https://crystal-seian.co.jp/smp/list.php?type=class&mcat=112132



さてさて、昨晩は「蓮月焼」という言葉から蓮月尼という人物を知りました。大田垣蓮月という、 幕末~明治の歌人で剃髪し蓮月尼となります。急須・茶碗などを焼いて生計を立てました。自作和歌を書きつけた陶器が「蓮月焼」と称されたそうです。贋作も出回っても、それが売れて貧しい人たちが生活できるなら……と特に対策もしなかったようで……。


作家の木内昇さんの書かれたこちらの記事を読み、蓮月尼の人生は悲しい別れの連続だったのだなと思いました。

https://style.nikkei.com/article/DGXMZO90485810T10C15A8TY5000/


『大田垣蓮月尼のこと』と題して上村松園が書いた文章があります。(青空文庫より全文)

毅然たる中に、つつましやかさ、優しさ、女らしさを備えていることは、日本女性の持つ美徳でありこれあってはじめて、いざという場合真の強さが発揮される。 大田垣蓮月が、維新の混乱期にあって女ながら日本のゆくべき道を極めてあやまらなかったことは、自ずから皇国護持の精神を発揮したものといってよい。 しかも、内に滔々たる勤皇の大志に燃えながら、その行いは極めて女らしく、名利を求めず、富貴を望まず、自詠の歌を書き、陶器を焼いて生活の資に充あて、他に齎もたらすところ厚く、自らは乏しくつつましく暮し、謙虚さは失わなかった姿こそ、まことに日本女性の鑑かがみであり、私達にこの厳しい時局下ゆくべき道を示してくれているように思える。 尼は当時京都に集まる勤皇の志士から慈母のごとく慕われたが、自らは聊いささかも表立つことはなく、あくまで女らしい床しさに終始した。あの毅然たる中に持ちつづけた女らしい床しさこそ、私達が学ばなければならないものである。 戦局の険しさが加わると共に、険しさ、とげとげしさが深くなる人の心に和やかさを贈ることこそ、女性本来の生き方であり、かくてこそ、はじめて女性として皇国護持の道に徹し得るのではないかと思う。 (昭和二十年)


【記念碑】
https://www2.city.kyoto.lg.jp/somu/rekishi/fm/ishibumi/html/ki073.html

【蓮月焼 画像】
https://search.yahoo.co.jp/image/search?ei=UTF-8&p=%E8%93%AE%E6%9C%88%E7%84%BC



週末くらいから救急車のサイレンが毎日聞こえます。体調を崩している方が増えているのでしょうか? 皆さまもどうぞご自愛下さいませ。




rohengram799 at 09:40コメント(2) 
青空文庫 | アート・博物館・美術館

2021年09月06日

鹿火雲便りNo.5:タカサブロウ

おはようございます。今日は「年越し蕎麦は海老天じゃなくてかき揚げがいいんだよ!」と言っている夢を見ていたら、いつもより30分も寝過ごしてしまいました…… 暑さが落ち着いてきたからでしょうか(;´∀`)


◆ポテサラを作ることなく、ただジャガイモを茹でて終わりました。味噌汁の具にちょい足ししたり、塩をふって食べていたら小さい頃を思い出しました🍴 こちらのようにいろいろ作ってくれる人が欲しいです。

https://www.pixiv.net/artworks/92238293


◆凡海 … ぼんかい ? 凡庸の最上級か? 海の要に限りなく平凡とか? そんなワケはなく…… おおしあま、と読むそうです。句集のタイトルで見なければ、一生知らない言葉だったと思います💦

https://furansudo.ocnk.net/phone/product/2706

和菓子にも 😋
http://www5.nkansai.ne.jp/shop/soukakuan/sub1.html


◆『音』 太宰治

文字を読みながら、そこに表現されてある音響が、いつまでも耳にこびりついて、離れないことがあるだらう。……… こんな文章で始まる作品。

https://www.aozora.gr.jp/cards/000035/files/1606_7913.html

成田美名子さんの『ミキ&ユーティ』シリーズに出てきた(と思う。漫画です)楡崎さんという人がUFOの飛行する様子に音をつけるとしたら「うんちゃら うんちゃら」と言っていたのを思い出しました(笑)


◆ タイトルにした「タカサブロウ」はコレだ!

http://linghum.blog119.fc2.com/blog-entry-268.html




ではでは皆さま、今週もどうぞご安全に!



rohengram799 at 09:00コメント(4) 
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