2010年05月12日

第72号:カネゴンの今年の母の日♪…のはずがφ(°°)ノ°???

今年の母の日、皆さまはどのように過ごされたのでしょう?

母に感謝し、母として感謝された方もいらっしゃると思いますが、私といえば…(´Д`)

実家の母から先月すでに、お金のムダだから「花だけでなく、お菓子や洋服もいらない」と言われ…その上「500円玉貯金がだいぶたまったから、今度きたらやるよ」との言葉をもらい…ああっ、もう「お前はいくつだ!?」と我が子からも言われる、相変わらずのカネゴンでございます…(T-T)


誕生日の翌日の新聞に、詩人の吉野弘さんの『漢字喜遊曲』からの一部が載っていたのですが…「編集手帳」(読売のコラム)読まれた方もいるでしょうか?


母は
舟の一族だろうか
こころもち傾いているのは
どんな荷物を
積みすぎているせいか


私の母は、あきらかにど~ん!!と重いカネゴンの置物を持っていると思いました(ToT)

私も、左右の靴のかかとの減り具合が均等ではないので、かなり傾いていると思います!って、身体のバランス以前にアタマのバランスがオカシイだろっ!!な文章でスミマセン…( ̄▽ ̄;)


話をもどしますが(笑)吉野さんの詩を読んで、「小さな娘が思ったこと」という詩を思い出しました。



小さな娘が思ったこと

ひとの奥さんの肩はなぜあんなに匂うのだろう

木犀みたいにくちなしみたいに
ひとの奥さんの肩にかかるあの淡い靄のようなものはなんだろう?
小さな娘は自分もそれを欲しいと思った
どんなきれいな娘にもない
とても素敵な或るなにか… …

小さな娘がおとなになって

妻になって母になって

ある日不意に気づいてしまう

ひとの奥さんの肩にふりつもるあのやさしいものは

日々 ひとを愛してゆくためのただの疲労であったと


作者は茨木のり子さんです。行間とか違うかもしれないから、本屋さんで確認して、詩を味わって下さい。


あと吉野弘さんの詩では『夕焼け』が好きです。

「いつものことだが/電車は満員だった。」ではじまる、教科書にも載っている詩です。


ああ、また話が脱線してしまった!ので、このへんで~(;_;)/~~~


皆さま、お母さまやご家族を大切に☆(説得力ゼロだ~)





rohengram799 at 13:05│Comments(0)吉野弘 

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