2010年05月25日

第93号:父の誕生日に『父の暦』を『欅の木』の下で読む

欅の木の下には行きませんが(笑)今日は父の誕生日です。何も用意していないので(((^_^;)せめて電話をしなくては…と思っているところです♪


今日は、私の好きな谷口ジローさんの体験をもとにしているであろう『父の暦』という漫画の紹介です。


主人公の父親の葬儀のため、鳥取に帰った主人公。10年以上、実家には帰っていませんでした。通夜、葬儀のあいだ、父や故郷についていろいろな思い出がよみがえります。理容店を経営する父、離婚した母への思慕と継母への想い、姉のことなど……そして、自分の知らなかった父親の姿も、集まってくれた人たちの話から知ることになります。


多分、今の年齢で読むから、心に響くと思うんですよね。まぁ、主人公の方が年上なのですけど(;^_^A 「鳥取の大火災」なんて知らなかったし。自分の記憶より昔むかしの出来事が多いですが、懐かしさがあります。



もう一冊の『欅の木』は内海隆一郎さんの原作8編を描いた作品です。NHKで《欅通りの人々》というようなタイトルで、ドラマをやっていた記憶もあります。

この本に載っているお話も、どれも心に残ります。なにげない日常のヒトコマだからこそ、自分も似たようなことがあったな~としみじみするんだと思います。

私が特に好きなのは、両親の離婚で離れ離れになった弟と再会することになった姉の心情を綴った「雨傘」と、日本人の夫を突然喪ってしまったフランス人女性のその後の物語「彼の故郷」です。



今回の〆は『父の暦』ラストシーンから…。



郷里は……いつでもどんな時にでも変わらずそこにあった


私は思う……
郷里に帰る……のではない、いつの日か郷里がそれぞれの心の中に帰って来るのだ。




rohengram799 at 08:46│Comments(2)空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by てんし   2010年05月25日 16:37
オスカーさんへ

なんか興味が湧いて来るような本の紹介ありがとうございます

また時間があれば是非読んでみたいです。
いつもいろいろありがとうございます
2. Posted by オスカー   2010年05月26日 00:33
§てんし様
谷口ジローさんの作品は、どれもいいですよ!!
「孤独のグルメ」(サラリーマンの食べ歩きみたいなかんじ)「天の鷹」(大西部で“義”を通す旧会津藩士の鮮烈な生き様!)などなど~ちょっと見つけにくいかもしれませんが、損はしないはずですから(笑)

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