2010年07月02日

第166号:半夏生にナニ食べる? タコ? うどん?

半夏生(はんげしょう)は、夏至を3つに分けた最後の3分の1の期間のことを指します。つまり、夏至から数えて11日目の7月2日頃から七夕(7月7日)頃までの5日間が半夏生ということになります。


半夏生に入る時期は、田植えに最も適した時期。「チュウ(夏至)ははずせ、ハンゲ(半夏生)は待つな」ということわざがあるそうで、田植えは夏至が済み、半夏生に入る前にやることが好ましい(^o^)そして、半夏生の前に無事田植えを終えた農家では、この日の天候で稲作の豊凶を占ったり、田の神を祭ったりするとか。


この日から5日間は休みとする地方もあるそうです。また、天から毒気が降ると言われ、井戸に蓋をして毒気を防いだり、この日に採った野菜は食べてはいけないとされたり…三重県の熊野地方や志摩地方の沿岸部などでは「ハンゲ」という妖怪が徘徊するとされ、この時期に農作業を行うことに対する戒めともなっているようです。

また、その土地に住む神様を称える信仰から発達したものだといわれていますが、半夏生の由来や起源は、はっきりわかっていません。佐賀県では、半夏生は畠(はたけ)の地の神(地荒神〔ちこうじん〕とも呼ぶ)を祭る日であったとか、青森県では半夏生の後に田植えをすると1日につき1粒ずつ収穫が減るとか、埼玉県では竹の花が咲いたり消えたりし、それを見ると死ぬとされているので(;゜∀゜)この日は竹林に行ってはいけないなど地方によって様々ないわれがあるようです。

上方ではこの日にタコを、讃岐ではうどんを、福井県では大野市などで焼き鯖を食べる習慣があるそうです。


昔、讃岐の国で半夏生の日に農家の人が、田植えや麦刈りを手伝ってくれた人たちに、その年取れた麦でうどんをつくりふるまったことに由来した『うどんの日』を、香川県生麺事業協同組合が1980年に制定したそうです。


半夏生の半夏〔はんげ〕は「烏柄勺」(からすびしゃく)という薬草のことで、6月に鞘をつけます。半夏の生える時期を指して半夏生というのではないかとも考えられているとか。半夏に似た名前の「半夏生」という毒草も存在しています。半夏とは全く別の種類の植物で、こちらは化粧を施したような真っ白な花が咲くため、「半化粧」と名づけられ、それが変化し半夏生になったのではないかと言う説があるそうです。うーん、ナゾが大きくなる一方ですね( ̄▽ ̄;)


植物の半夏はこちらで

http://www.hana300.com/hanges.html





rohengram799 at 00:53コメント(4) |  

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1. 第525号:おひとりさまのイブクロ  [ 空のお城通信~オスカー戯言日記~ ]   2011年07月02日 04:56
昨年は第166号:半夏生にナニ食べる? タコ? うどん?を書いていたのですが、私、タコは好きじゃありません…だからタコ焼きのタコは小さい方がいい(笑)タコせんべいは高いほど美味 ...

コメント一欄

1. Posted by bennymama   2010年07月02日 07:17
じゃ。近々たこにします。
たこづくし。やろうかしら。。。
2. Posted by たいちゃ~ん   2010年07月02日 08:39
5 おはようございます。

今朝、たまたま地方紙T新聞のコラムで「半夏生」知りました。
この日までに田植えを終えなければならないとか?
こちらの新聞ですから~隣県の讃岐うどんのことが報じられていました。
香川のさぬきうどん、香川県以外でも使われているので、
「さぬきうどん協同組合」が「本場さぬきうどん」の名称とロゴの
商標登録を特許庁に申請しているとか?いろいろ~~~
勉強になりました。( ..)φメモメモ
3. Posted by オスカー   2010年07月02日 12:43
§bennymama様
家庭用たこ焼き器とか人気らしいので、今日はあちこちで「たこ焼きの日」になったりして(笑)
4. Posted by オスカー   2010年07月02日 12:48
§たいちゃ~ん様
「本場」「本家」「元祖」…ラーメン屋さんとか老舗店舗でよくありますよね。
地元のものだと、余計に使われるのがイヤなのかも…勉強になりました。ありがとうございます!

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