2010年07月17日

ひつじ雲便り122:ちょっとせつない話

お嫁さんが里帰り出産し、孫と我が家に戻ってきた。お姑さんは、お嫁さんの実家にお礼の電話と品物を贈った。

「うちの嫁と孫がお世話になりました」

普通に考えたら、常識的なよいお姑さん…ではありますが、娘と孫がいなくなってしまった実家の両親には、複雑な気持ちが……「もうウチの子じゃないんだって実感した」


友達からこの話をきいて、同じようなことを母親に体験させてしまったことを思い出しました……という人の話(松栄堂という京都のお店が募集していた)を新聞で読みました。


お嫁にいったから、親子でなくなるわけではないけれど…お姑さんが悪いわけでもないのですが、なんとなく…お鼻がツーン!!となって、山田詠美さんが選んだ作品で綴られた『せつない話』を思い出しました。






rohengram799 at 00:05│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by てんし   2010年07月17日 01:23
こんばんは

このお話なんだか私の家内の実家の両親の気持ちがこんなだったように思いました。

私の家内は四姉妹ですが、全て他家に嫁いでしまいました。残された両親は、娘や孫たちが帰って来るのを楽しみにしていたと思います。

しかし私などは、中々家内の実家には行くことは少なかったです。
少しは家内の両親に孝行しないといけませんね。
2. Posted by オスカー   2010年07月17日 05:17
§てんし様
おはようございます。
4姉妹というと「若草物語」みたいですね。
結婚した直後とか里帰りした時など、もしかしたら…と今まで気にもしなかったことをいろいろ考えるようになります。
自分も少しさみしいのかもしれないですね…

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