2010年08月22日

ひつじ雲便り166:手と足をもいだ丸太にしてかへし

終戦記念日が過ぎると、反戦や平和運動などの話題は少なくなりますね。


閣僚の靖国参拝もなかったので、今年の戦後イベント終了しました…みたいな感じで、何なんだよ…ですね。


タイトルの川柳「手と足をもいだ丸太にしてかへし」
は、私もはじめて聞いた名前ですが、鶴彬(つるあきら)さんの句です。


昭和12年、日本は中国と戦争をはじめ、その年に発表した川柳だそうです。


直ちに治安維持法違反で検挙され、翌年勾留中にかかった赤痢がもとで、29歳で亡くなりました。


《ジョニーは戦争へ行った》を読み返してみようかな…。




rohengram799 at 12:36│Comments(2)

この記事へのコメント

1. Posted by てんし   2010年08月22日 17:15
こんにちは

その時の体制に反発して頑張る人はなんか要領悪くて、下手をすると命まで落としてしまう人達がいます。

実は私も大変要領悪くて、職場でも組合でもかなり外れていた『かなり要領悪いバカタレ』だったので、体制に逆行した人達を尊敬しています。

だからこの人の川柳には感心しました。
2. Posted by オスカー   2010年08月22日 23:34
§てんし様
鶴彬さんの映画上映会や川柳大会などもあるようで、何で今までこんなに反戦の意志を貫いた人を知らなかったのだろうと思いました。

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