2010年10月16日

ひつじ雲便り259:天高くアホ舞い上がる秋の空

『古(いにしえ)の海を渡りし名僧の肩に止まりて行きし蝶あり』


今日の新聞で見つけた、石田比呂志さんの俳句です。空海も最澄も中国に留学して仏教を学んだ。その人の肩に止まり、蝶が海を渡ってやって来た…という解説がありましたが、私がイメージした名僧は「鑑真」でありました。


蝶は、優しく軽やかで慈悲深げなイメージで、私には何度も荒海を越えて日本に来てくれた和上のイメージなんですよね。実際、暴風雨だったら、蝶など止まっていられないでしょうけど(--;)海中に沈んでしまった経典が、蝶に姿を変え、和上の肩に止まり日本にやってきた……と考えると、メルヘン!!しかし、巻物が数が多すぎて、和上の衣がモリ・ハナエ風になっていたら…ああ、こんな発想は罰当たり(@_@)


それより、最澄や空海だと肩に「鷹」とか「鷲」とか乗っているイメージがありませんか(~o~)さすがに『母をたずねて三千里』のアメデオは連想しませんでしたよ~と書き込みしながら『海猿』の二文字が浮かんできました(´Д`)






rohengram799 at 09:26コメント(4) 

コメント一覧

1. Posted by osamu   2010年10月16日 10:30
天高く・・・・秋の空
を見ていると気持ちが晴れ渡りますね

これから散歩でもして蝶々を見つけたいものです。
2. Posted by オスカー   2010年10月16日 15:07
§osamuさま
京都や奈良など寺社仏閣が多いところには、自然も多いので、蝶以外にきれいな野鳥とか似合って絵になりますよね~
3. Posted by もちつきママ   2010年10月16日 16:47
天高く…妊婦肥ゆる秋…(爆)

宗教も食べ物も文化も…
日本にある物は、ほとんどの物が海を渡って来た…
と考えると、何とも不思議な気分になりますね。
あ、でもそもそも「母なる海」という位だから、
海から来た物が大半なのか…
海って凄い!ヽ(*≧ω≦)ノ
……はっ!かなり脱線してすみません…
4. Posted by オスカー   2010年10月16日 22:57
§もちつきママ様
そうですね~大陸から来たモノってたくさんありますね! 新たな視点でまた俳句を読むことができそうです。ありがとうございます

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