2010年11月30日

第345号:恋は銀色~今日はシルバーラブの日

『シルバーラブ』~なんとも昭和なネーミングですが(笑)


1948(昭和23)年、歌人の川田順が弟子でもある大学教授夫人と家出。当時、川田順は68歳で、3年前から続いていた教授夫人との恋の行く末を悲観して、死を覚悟しての行動ではありましたが、養子に連れ戻されます。その後2人はめでたく結婚(o^ O^)シ彡☆


川田が詠んだ『墓場に近き老いらくの恋は恐るる何もなし』から「老いらくの恋」が流行語になったそうな~。


『何一つ成し遂げざりしわれながら君を思ふはつひに貫く』


奥様を亡くした立場の彼ですが、夫も子もいる女性を、ど~も残された文章などからすると、押して押して押しまくって…口説きおとしたみたいですね。かなり年の差があったようですが、川田氏の最期をしっかり看取ったみたいで、一時の気の迷いじゃないことを証明して良かったかな~とは思います、ハイ!


でも、奥様をとられた大学教授はお気の毒としかいいようがありません(T-T) 誰かを恋する気持ちはとめられませんが、なんとなく河島英五の歌を思い出します。


川田さん、あなたも『好きな誰かを思いつづける 時代おくれの男になりたい』…そんなふうには思えなかったのかなぁ…と。


まぁいいんですけど(-.-)y-~




rohengram799 at 17:23│Comments(12)

この記事へのコメント

1. Posted by てんし   2010年11月30日 19:18
こんばんは

私も若い頃女性を好きになると、川田さんのように押して押して押しまくっていました。

ところが熱し易く冷めやすい所があり、相手がその気になる時には、私が冷めてしまい、中々成就しませんでした。

前にコメントしたように、高校生と大学生の時には『恋の病』にかかり、食事も喉を通らず、5kgくらい痩せてしまいました。

一時期の『宮沢りえ』さんのように、骸骨が動いている感じになってしまいました。

それ以来『恋の病』が辛くて私は自分から女性を好きになることは辞めてしまいました。

しかし川田さんを参考に私もこの歳になって、燃え上がれ!燃え上がれガンダム!的な生き方も面白いですね!?

今日のコメント自分でも、何打っているのか訳が解らなくなってしまいました
(^。^;)
2. Posted by オスカー   2010年11月30日 19:44
§てんし様
寒いこの季節だからこそ、恋の炎は燃えあがるのでしょう~何にせよ、胸ときめくものがあるのは良いことです♪うふふ~
3. Posted by まろゆーろ   2010年11月30日 19:50
燃え上がる恋も絵になっていた昭和の時代。
今は叶わぬ思いに身を焦がし付きまとい、揚げ句の果てに命まで奪う見苦しさですね。
純粋じゃないんですよね。きれいじゃないんですよね。だからすべてに全うできないのかもしれない。グチグチと爬虫類みたい。

60までにはまだまだ時間がある私ですが、燃え尽くすような出逢い……欲しいなぁ。久しく慣れていないので、ボッと燃えていきなり消し炭になったりして。
4. Posted by kouchan   2010年11月30日 20:50
うちの教授陣も案外こんな馴れ初めかもしれません^^;
5. Posted by オスカー   2010年11月30日 22:28
§まろゆーろ様
貴方さまの恋の炎はろうそくの灯りのように静かに持続して、なおかつ大勢の女性にキャンドルサービスよろしく愛を分け与える気がします(笑)

§kouchanさま
私もすぐ准教授さまを連想致しました 我が道を突き進むタイプみたいですから、案外恋の成就は速いのかも!?
6. Posted by 猫ムスメ   2010年11月30日 23:10
へぇ、「老いらくの恋」とは川田順の言葉だったんですね~ 今でもよく使われるし、インパクトのある言葉ですよね 今ではどちらかというと「色キ○ガイ」みたいな悪い意味で使われてしまうけど、当時はもっとロマンチックで純粋な語感だったんじゃないかな(#^-^#)

私も押されて押されて押されまくってみたいですぅ
7. Posted by かほこ   2010年11月30日 23:36
燃え上がる恋かぁ・・・
残念ながら、した事がないなぁ。
結婚してからはドキドキする事が減ってしまい(旦那の事は好きなんですけどね)、独身の子の恋愛話を聞くのが凄く楽しく感じます。

それにしても、伴侶を取られた方はたまったもんじゃないですよね。
めでたい話の裏には、悲しい話もある訳で。
8. Posted by オスカー   2010年12月01日 00:08
§猫ムスメさま
今はかなり上の世代が年齢不詳~(笑)いつからシルバーなのかわからない 猫ムスメさまは押しに弱いタイプなのかな~!?「押してくだサル?」とかありましたね

§かほこ様
なんかモヤモヤ感がある恋の成就ですよね~ 私も人様のドキドキ恋物語を拝聴するのは好きです(笑)
9. Posted by 聖舞   2010年12月01日 11:03
へぇ~老いらくの恋って、わりかし私はよく使う言葉(ぃゃ…我が家では笑えるワードになってあるのでwかなり前の富野アニメにそんなのがあって、当時の息子に説明した記憶があり、それ以来なんだか笑えるワードとなりました)ですが…。オスカーさんのブログは勉強になります

老いらくの上に不倫…すごい勇気というか情熱というか…。

私には一生起こりそうもありませんよ
10. Posted by オスカー   2010年12月01日 12:10
§聖舞さま
『いぶし銀の恋』だと下町の石頭カップルみたいで笑えるな!!とひとり妄想タイム突入してしまうネタです(笑) 思わぬところに『恋』の落とし穴があるかも!?
11. Posted by アキバの行政書士   2010年12月01日 19:27
オスカーさんへ

不倫もね、全うすれば大したもんです。
古いところで沢村貞子に乙羽信子なんかお見事です。
最後は正式な夫婦になりましたね。
覚悟が違うんでしょうね。
12. Posted by オスカー   2010年12月01日 20:49
§アキバの行政書士さま
乙羽さんは聞いていましたが、沢村さんもでしたか~! 『恋や恋…』でありますね~

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