2010年12月08日

ひつじ雲便り327:人間だれでもが障害者なのだ

12月3日~12月9日は『障害者週間』11月10日~12月10日は『手足の不自由な子供を育てる運動』12月4日~12月10日は『人権週間』…年末になぜだか集中しているのは、歳末助け合いとかあるから?とヘンなかんぐりをしてしまう、ゆがんだ根性のワタクシ。


「障害の害をひらがなに…」というのは全国的、政府レベルの決まりになったと思っていたのですが、そうではないのですね。


明日は『障害者の日』ですが、何かを語るには知らないことが多すぎるので、私が思い出す岡本太郎氏の言葉を書き記します。


人間だれでもが障害者なのだ。たとえ気どった格好をしてみても、八頭身であろうが、それをもし見えない鏡に映してみたら、それぞれの絶望的な形でひんまがっている。しかし人間は、切実な人間こそは、自分のゆがみに残酷な対決をしながら、また撫でいたわりながら、人生の局面を貫いて生き、進んでいくのだ。




この記事へのコメント

1. Posted by てんし   2010年12月08日 03:15
おはようございます

今起きて外を見ると、白っぽくなっていました。

富士吉田市は今年の初雪になりました。

私はオスカーさんがご存知の通り『身体障害者』ですが、『身体障害者』の週間があったなんて知りませんでした!?

というよりも、今の日本に『障害者週間』があろうと『障害者雇用促進法』があろうと、社会全体が『身体障害者』に対して『ワンランク以上下の人種』としか見られていない気がして仕方ありません。

私など色んな場所に行くと『蔑視』されているなと直感的に思えることが多々あります。

大怪我をして地獄を体験してきてから、人の雰囲気が目をつぶっていても敏感に感じるようになっているので、この直感的な感触は間違いないです。

現実に『障害者雇用促進』と言っても、今の日本に『身体障害者』を雇ってくれる企業なんか残念ながら一つとしてありません!?

だからそんな中、しかつめらしく『障害者週間』なんてやるようなポーズなんかしてほしくありません。

それが今の私の率直な意見です!?
2. Posted by kouchan   2010年12月08日 09:15
「障害者」を「障碍者」と書くのですが、「碍」が常用漢字ではないので、「障がい者」になったと聞きます。
うちの准教授も・・・(自重)。
3. Posted by オスカー   2010年12月08日 09:42
§てんし様
その人の障がいについて詳しく知らないのに雇用(多分知能面のハンディ)→直接雇用契約していない会社の私たちに丸投げ→掃除くらいなら出来るだろ?ですか…はっきり「補助金目当て」とお客様に言われたことも…。一年経ちましたが、今後何かが変わるとは思えないです…。
4. Posted by オスカー   2010年12月08日 09:46
§kouchanさま
本当に今は何が「ふつう」なんですか!?と思うような出来事、人があふれています…記念日だけ増やしても意味がない気がします、はぁ(TT)。
5. Posted by たいちゃ~ん   2010年12月08日 16:53
こんにちは!

岡本太郎さんの言葉、ズシンと胸に響きます。
何か心の中を見透かされているようです。(@_@;)
6. Posted by オスカー   2010年12月08日 17:52
§たいちゃ~ん様
岡本太郎氏は感覚的な人だったのかな、と思ったりします。絵画や彫刻同様、遺された言葉にも宇宙的なパワーがありますね!!

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