もうすぐ節分、恵方巻きを食べたり、豆まきをしたり…ですが、豆まきとえば「鬼」! 鬼は「日本の妖怪」になるとか…そういえば、西洋で「鬼」は聞いたこといしイラストも見たことがないかも?


三重県白山町などには『藤原千方の四鬼』(ふじわらのちかたのよんき)という言い伝えがあるそうです。平安時代、時の豪族「藤原千方」は、4人の鬼を従えていた!という話なんですが、その4人は…。


どんな武器も弾き返してしまう堅い体を持つ金鬼(きんき)、強風を繰り出して敵を吹き飛ばす風鬼(ふうき)、如何なる場所でも洪水を起こして敵を溺れさせる水鬼(すいき)、気配を消して敵に奇襲をかける隠形鬼(おんぎょうき。「怨京鬼」と書く事も)。


藤原千方はこの四鬼を使って朝廷に反乱を起こしますが、藤原千方を討伐しに来た紀朝雄(きのともお)の和歌により、四鬼は退散し、藤原千方は滅ぼされる事になります。他の伝承では、水鬼と隠形鬼が土鬼(どき)、火鬼(かき)に入れ替わっている物もあるとか。またこの四鬼は忍者の原型であるともされているそうです。


鬼なのに数え方は「人」なんだ…とへんなところに感心したワタクシ(--;)


今、日本は政治も混乱、自然災害も多く不安感がいっぱいです。これを吹き飛ばしてくれる、味方の「鬼」は現れないのかな…と思ってしまいます。


噴火被害、影響を受けている皆さま、お見舞い申し上げます。早く落ち着きますように!!