2011年02月17日

ひつじ雲便り385:一茶の雪

雪の話については前にも書きましたが(第362号:母の涙は雪の音)今日は、一茶の雪を詠んだ句と出逢いましたので、久々にテーマ投稿してみました☆


《むまそうな雪がふうはりふはり哉》


小林一茶って継母との折り合いが悪く、自分も何度か結婚したり(ということはもちろん離婚経験アリ)と、かなり波瀾万丈な人生だったみたいですね。


この句がいつ頃の作品かわかりませんが、雪の降る様を見て「うまそ~!」と思うのは子どもの感性なのか、とてもひもじかったのか?見ていたのはきっと細雪ではなくて、ふわふわした綿菓子のような、ぼたん雪だったんでしょうね。


雨を飲む気にはならないけれど、雪は食べてみようかという気になります(笑)わざわざ口を大きく開けて上を向いて帰った記憶も~(((・・;)


雪は童心にかえるのでしょうか?あと雪女は美人でセクシーなイメージなのに、雪男になると「毛むくじゃら」で顔のイメージが美形にならないのはナゼ(--;)
なにかひとつくらい、男前の雪男伝説はないのかしら!?


《一茶館》

http://www.kobayashi-issa.jp/






rohengram799 at 00:45コメント(18)トラックバック(0) 

トラックバックURL

コメント一覧

1. Posted by kouchan   2011年02月17日 07:07
雪の句なんて詠んでる余裕はありませんよ、こっちは^^;

准教授 日に日に退化 進化なし
2. Posted by なう60   2011年02月17日 07:31
おはようございます。
《むまそうな雪がふうはりふはり哉》いい句ですね。うまそうなでなくてむまそうなが更なる美味しさを感じます(笑)美女と野獣、なんか男とは、草食でなくて野獣が似合います。(笑)

3. Posted by なう60   2011年02月17日 07:34
追伸
図書館へ行って、年金生活で本が買えない(笑)酒井順子さんの「負け犬の遠吠え」「煩悩カフェ」二冊、楽しく読んでいます。ありがとうございました。
4. Posted by てんし   2011年02月17日 08:28
おはようございます

小林一茶のこの俳句、なかなか趣があって面白いですね!?

でも私は江戸時代の三大俳人の『松尾芭蕉』・『与謝蕪村』・『小林一茶』の誰が一番好きかと言うと、『与謝蕪村』と即答えます。

『与謝蕪村』は自然の写実が素晴らしくて、まるで絵画を見ているかのような気分にしてくれるからです。

例えば

菜の花や月は東に日は西に

なんてすごいと思います。

これは『春分の日』の夕方、満月が出た時を詠んでいますが、菜の花の黄色、満月の黄色、夕日のオレンジ色をしっかり歌いこんでいます。

俳句は17音の世界一短い文学なので、短い文章の中に読み手にどれだけ推理させる項目を作るのかが、課題になると思います。

そんな中『与謝蕪村』なんかすごい人だと思います。
5. Posted by kazu   2011年02月17日 09:10
おはようございます!

雪で一句詠めるくらい余裕を持って四季をみつめたい・・・
ついつい電車止まるかな、とか車使えるかなとか考えちゃいます。

子供たちは雪、大好きですよね。なるべくかったるそうな顔をしないように
気をつけるのが大変(笑)
6. Posted by あっきー   2011年02月17日 09:46
こんにちは♪
うちの近隣の土地が、小泉八雲の雪女の舞台と言われています。
今はマンションなど立ち並んでおりますが、
昔は確かに山あり川ありの、冬は雪深い山村だったと思います。
毛むくじゃらの雪男伝説の地でなくて良かった~。
こちらでは、商魂たくましく、雪女グッズも販売されています(笑)
7. Posted by オスカー   2011年02月17日 11:17
§kouchanさま
准教授はアイスマンにするしかありませんな(笑)

§なう60様
雪明かりで読書というのもありますね。実際には目によくなさそうですが(笑)また感想をきかせて下さい♪

§てんし様
俳句は外国の方もつくられますが、やはり細かいニュアンスとかは伝わりにくいかもしれないですね。季語も素晴らしいし…日本語バンザイです(笑)

§kazuさま
やはり昔の人は時間の流れをゆるやかにとらえていたのでしょうね。東京だと電車がすぐ来るから田舎にいた時はずいぶん気が長かったな~と友達が言ってました(笑)

§あっきー様
雪女グッズ!!何があるのか気になりますね~!サラサラな黒髪になるシャンプーとか真っ白いお肌になるクリームとか!?食べ物以外にもたくさんありそう(笑)
8. Posted by ねえさま   2011年02月17日 11:42
雪は食べてみたくなりますよね~。
私も上向いて、アホの子宜しく口あけてた(笑)

美男の雪男か~。
やっぱイメージわかな~い><
9. Posted by オスカー   2011年02月17日 14:02
§おねえさまへ
山男もヤサ男よりワイルドなイメージですからねぇ~海猿はサルとついているわりにはイメージがさわやかな気がします(笑)
10. Posted by こうしん   2011年02月17日 18:46
オスカーさん、こんばんは!!
コメント有難うございます。
ブログ続ける一番の喜びです。
こうしん家に掛けてある標語カレンダー
今月2月は
「冬の後には必ず暖かい春が来る」
いろんな想いで見つめています。
オスカーさんのように、一句詠める
心の豊かさがほしいと願っています・・・
11. Posted by ラブソン   2011年02月17日 19:04
5 オスカーさん、こんばんは
僕も確かに子供の頃、雪を食べてましたがその夜に気持ち悪くなって、吐いてしまったら雪の形そのものが出て来ましたよ(笑)。でも、大人になったら、雪も結構、鬱陶しくなりますけどね
12. Posted by オスカー   2011年02月17日 19:47
§こうしん様
ブログにはほとんど新聞紙面で見つけた作品をお借りしています(笑) 今日はまた雨が降りそうですが、一雨毎に春が近づきますね。

§ラブソンさま
会社勤めの頃、昼休みにスケートをしているサラリーマンを見てびっくり!さすが東京、ビルの間にリンクがあるんですからね~!!
13. Posted by まろゆーろ   2011年02月17日 20:20
こんばんは。
確かに!! 雪女はきれいで繊細で、ガラスのような……、でも怖い!!
雪男はねぇ、ゴリラとひとつも変わりはしないですね。
セクシーでも愛きょうでも何でもない。ただ山の中で原始的に暮らしてるだけか。

一茶の句、なんだか温かみがあっていいですね。
口を拡げてふわりふわりの雪を食べたい……、子供の心ですね。
童心がなければ綺麗な言葉は紡げませんね。
姫もすごいと思いますよ。
14. Posted by かほこ   2011年02月17日 21:47
雪が降ると、何だかワクワクするのはやはり童心に帰ってしまうからなのでしょうか。

子供の頃、雪にシロップをかけて食べてみた事があるんですけど、美味しくなかったんなぁ。
今は大気汚染の為に、雪は口にしない方がいいと言われていますよね。
残念な事です
15. Posted by ペーター=ホワイト   2011年02月17日 22:53

雪で一句ですか~。

春の雪は暖かい印象を受けます。

なぜなんでしょうね~。

見ているだけで、北国育ちの私でも幸せになる印象を受けます。

降ってきたフワフワの雪を手にのせると……。
アッと今に消えてしまう……。
その、刹那の瞬間が、なんとも言えなく愛おしいです。

雪女は女性――と、いうだけで、儚い印象だから美人なんでしょう。
雪男は北国の男らしくごつい逞しい印象なのでしょう――と、ペーターさんは独断と偏見をもって思い込んでいる次第です (*^_^*)


16. Posted by オスカー   2011年02月17日 23:01
§まろゆーろ様
ヘビも蜘蛛も女をプラスするだけで妖しい魅力的がうまれる不思議!昔2時間ドラマで「フカ女」を見ました!サメ肌にアンモニア臭…美女でもお断りかも!!(((・・;)

§かほこ様
雪の降らない国もあるわけですから、なんて贅沢!!かもしれないですね。シロップをかける気持ち、わかります!!(笑)

§ペーター=ホワイト様
ヒマな時、すべての気象用語に男女をつけて遊んでみました。「雷女」とか下町のおかみさんのイメージが!!(笑)
17. Posted by きょろん   2011年02月18日 05:11
雪は天然のかき氷ですから、やはりおいしそうですね。
あずきと抹茶ソースで和風にいただきたいです(^^)

晩年俳人活動をしていた父は、型破りな句を詠む小林一茶を尊敬していました。
あたしにはその句のよさがなかなか理解できず、男性としてお元気だなあ~というイメージしかないのですが(;^_^A
18. Posted by オスカー   2011年02月18日 09:13
§きょろん様
若いお嫁さんもらっていましたね、一茶さん(笑)私も一句ひねってドコゾに投稿を夢見ていますが(笑)、おもいつくのはサラリーマン川柳に近いような

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
メッセージ

名前
メール
本文
記事検索
月別アーカイブ