2011年11月09日

第618号:十一月の扉

このところ~♪ため息の出るような担当者の口癖に 右手を握りしめる
今日この頃よ…(恋のバカンスはご存知ですか?)でアップダウンを繰り返しておりましたが、皆さまの励ましで上昇気流に乗ってきたような~ありがとうございます!!


徳重ナントカさんが主演していたと記憶している『空中ブランコ』(精神科医の伊良部センセのイメージはイケメンではなく完全にあの野球選手か西田敏行ですね!!)に収められている「女流作家」の中にこんな言葉がありました。


~人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう。~


一瞬にして人の心を粉々にも出来る両刃の剣だとはわかっていても、やっぱりコチラを支持したいです!


そして中学生を描かせたら日本一では?と思わせる(笑)重松清さんの『エイジ』からこの一文。


人間はつながりを切れないんだったら、チューブはすべて「好き」がいいーなんて(以下略)


自分に治療中の患者さんみたいにいろんなチューブがつながれて、ウザい、ダルい…だった彼が思ったこと。


大人だと「つながり」が「しがらみ」になり「好きばかりでもねぇ~また問題が(--;)」なんてすさんできますが(笑)いいよな~この感受性!!と休憩中に読み終わって、なんだかスゴくスッキリした気分になり、仕事中のイライラもぶっ飛ばし~自分でも呆れるくらいでありました!!


そして今日は『十一月の扉』(高楼方子)という本を読んでいます。もちろん11月だから購入(笑)


中学生2年の爽子ちゃんは転校するまでの2ヶ月を「十一月荘」という洋館で生活することにしました。毎日の出来事を自分なりの物語にして書きはじめる爽子ちゃん…どんなときめく言葉に出逢えるのか楽しみです。



rohengram799 at 10:27│Comments(11)空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by たいちゃ~ん   2011年11月09日 11:49
5 こんにちは(@^^)/~~~

言葉の大切さ、前にも書いたかもしれませんが(?_?)
山田洋次監督の(男はつらいよ」に出てくる

一つの言葉でけんかして
一つの言葉でなかなおり
一つの言葉で頭が下がり
一つの言葉で心が痛む
一つの言葉で楽しく笑い
一つの言葉で泣かされる
一つの言葉はそれぞれに
一つの心をもっている

今でも私の心に、深~~~く残っています( ^^) _U~~
2. Posted by オスカー   2011年11月09日 12:49
§たいちゃ~ん様
ステキな言葉、心に響く言葉って黙読してしみじみ味わったり、自分でお気に入りのノートに書いたりするのもいいですが、こういうリズミカルな言葉は音読するいいですね!自分をコートみたいなあたたかく保護してくれます
3. Posted by kouchan   2011年11月09日 12:52
准教授「さあ、紅葉の季節だよ♪」
学生「それで、何で虫かご持ってるんですか?」
准教授「秋の虫を取るためですよ、はっきりいって!!」
学生「(´Д`)」

何か急に寒くなりましたよね。。。ってか、やっとまともな気候になったってことでしょうか((((;゜Д゜)))
4. Posted by オスカー   2011年11月09日 14:07
§ kouchanさま
寒くなると暖を求めて准教授の服に虫が集まりそう!違う「男」が集まったら准教授のお顔は紅葉するのか黄葉するのか…見てみたい!!(笑)
5. Posted by ラブソン   2011年11月09日 16:42
5 オスカーさん、こんにちは
昨日も今東光和尚の話をしましたけど、あの後、家に帰ったら、アマゾンで買った今和尚の人生相談集の本が届いたんですよ。で読んでみたら、「馬鹿野郎」とか「張り倒すぞ」等、和尚には相応しくない毒舌を言ってるんだけど、そこには”愛情”があるんだなと思いました愛情を持って叱る人って、今の世の中、なかなか居ないですよねもし叱っても、逆ギレする若者が多いでしょうから…
6. Posted by オスカー   2011年11月09日 17:01
§ラブソンさま
最後まで人の話を聞かない子どもたちとか多い気がします。でも話術を学ぶとかだとヒトラーの演説を連想して抵抗あります~
7. Posted by HyperChem   2011年11月10日 01:32
ホントちょっとした一言で一喜一憂します。
それでもついよけなことを言ってしまうんですよね。
特に最近は意識の外で勝手に発する言葉があるようで
ちょっと危ないです(^_^;)。
好きな人に選んでいる言葉をもうちょっといろんな人に
向けていかないといけませんね(^^ゞ。
8. Posted by てんし   2011年11月10日 08:40
おはようございます

確かに『言葉の力』って凄いものがあると思います。

言葉が優しく勇気づけられるようだと、言葉掛けした人に活力や思いやりの気持ちを与えてくれますが、傷つくような悪い言葉だと、下手をすると命を奪ってしまうかもしれないような『凶器』にもなってしまいます。

私も先日の早朝に本栖湖に行きました。そんな時、たまたま道路の端に停めて写真を少しの間撮っていたら、血走った顔をしたオッサンが、『どけ!バカヤロウ!撮影に邪魔じゃあねえか!』なんて急に罵声を浴びせられました。

私は別に道路の端に邪魔になんてならない所に停めていたので、突然の気違いじみた罵声にビックリしました。

幸い富士山は『罵声』に気付いたのか、サッと朝霧に姿を隠してしまいました。

やっぱりそんな汚ない気持ちのオッサンに撮られたくないと思ったのかもしれないです。

あまりヤクザめいた汚ない言葉は、早朝からは聞きたくないと思いました。
9. Posted by オスカー   2011年11月10日 10:01
§ HyperChemさま
好きな人には挨拶ひとつでも命懸けみたいなのに…たまに顔を出す担当者には罵詈雑言に近いものがなんであんなにスラスラでてしまうのか、反省します

§てんし様
若い女の子の乱暴な言葉使いもイヤですよね。あとスーパーなどで汚い言葉を子どもに浴びせる親とか…。常にまわりにあるので気をつけていきたいです。
10. Posted by Minorpoet   2011年11月10日 10:08
オスカーさん おはようございます♪

「11月の扉」おもしろそうですね!読んでみたくなりました♪

「人間の宝物は言葉だ。一瞬にして人を立ち直らせてくれるのが、言葉だ。その言葉を扱う仕事に就いたことを、自分は誇りに思おう。神様に感謝しよう。」

いい言葉ですね!チエックしておきます☆

11. Posted by オスカー   2011年11月10日 11:05
§ Minorpoetさま
作者の高楼方子さんて児童文学では有名な方みたいで~絵本もたくさん出しているみたいです。作中にも主人公が書いた童話があり、一冊で2作品楽しめるお得な本かもしれないです!!

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