2011年12月27日

第657号:甲州小梅ちゃん大作戦!!

皆さま、昨日は失礼しました。一人モンモンとしているより、文字にし、皆さまにコメントをいただいて、気分が上向いて参りました~ありがとうございます(^^)


実家からは「枯露柿」が届きました。今はのれんのように干していますが、昔は農家の庭先に皮をむいた柿をならべ、天日で乾燥させるていました。柿全体に陽があたるように適当な間隔をおいてコロコロ位置を変えていたことから「ころ柿」の名がついたとか…。


心ころころ、柿もころころ……で「柿根性」という言葉があるそうですね。渋柿は焼けばすぐに渋(しぶ)がとれ、干し柿にすると一晩で甘くなることから一見頑固そうに見えても変わりやすい性質のことをいうそうです。


そして~梅干にしても梅肉エキスにしても、煮ても焼いてもまだスッパイ梅!頑固でなかなか変わらない性質、いい意味では頑張り屋さんのことを「梅根性」というそうです。


朝ドラの『てっぱん』にこの言葉がでてきたとか…見ていない私は全くはじめての言葉で、『ど根性ガエル』の寿司屋の梅さんみたいな、ドジだけど一途な人を連想してしまいます(((^_^;)!


「松・竹・梅」は、うな丼の注文みたいですが(笑)中国では「歳寒三友(さいかんさんゆう)」といって友としてふさわしい3人を表すとか。「正直な人・忠実な人・多聞な人」!!


「松」は厳冬にも落葉せず、断崖絶壁にも良く根を張ることから忍耐強く、真心を尽くす人。「竹」は節を持った人。また隠し立ての無い正直な人。「梅」は厳冬に咲く事から、激しい状況でも笑顔を絶やさない人。


また梅の実は、やがて落ちて芽を出す事から「生命のしるし」とされているそうです。他にも高潔な美しさを君子にたとえた「四君子(しくんし)」(梅・菊・蘭・竹)、清楚な美しさの画材とされる「三清(さんせい)」(梅・竹・水仙)など…縁起物の画材として紅白梅がありますが、なるほど!!と思いました。


激しい状況でも笑顔を絶やさない人かぁ~出来るかわかりませんが『甲州小梅ちゃん大作戦』と名付けて、人生の最期に「大成功!!」とニンマリしたいものです( ̄ー ̄)




rohengram799 at 15:57コメント(14) 

コメント一覧

1. Posted by てんし   2011年12月27日 16:35
こんにちは

オスカーさんが少しは元気を取り戻していただいたみたいで、一安心といったところです。

私のところにも、先日枯露柿が送られてきました。私はあまり好きではありませんが、家族は大好きなので、あっという間になくなってしまいました。

やっぱり山梨には枯露柿は付き物なのかもしれませんね。

『松竹梅』はこれから迎えるお正月には、縁起がいいので飾り付けしたいです。

2. Posted by kouchan   2011年12月27日 16:52
准教授「僕の涙はね、すっぱいんだよ!」
学生「いいえ、しょうもないです」
准教授「orz」

今年も残すところあとわずかになっています。実家のよろず箱より過去のいろいろながらくたが登場しております♪
3. Posted by オスカー   2011年12月27日 19:04
§てんし様
ご心配かけました!「松竹梅」石原裕次郎さんの日本酒のコマーシャルを思い出します。富士山に梅も縁起が良くステキですね!

§ kouchanさま
准教授の涙って想像できないけど…ある意味、貴重!?裏で高額取引…受験のお守り(笑)
4. Posted by Minorpoet   2011年12月27日 20:14
オスカーさん こんばんは♪

子供の頃に 「干し柿づくり」 を手伝った事があります! その時は糸に通して軒下に吊るすというやり方でした♪

「柿根性」「梅根性」ともに人生を感じさせる言葉ですね♪ 『ど根性ガエル』の寿司屋の梅さん懐かしいですね~!

「中国では「歳寒三友(さいかんさんゆう)」というのですね! 「三国志」とは、ちょっと違いますね(笑)

『甲州小梅ちゃん大作戦』 ぜひ応援させていただきたいと思います☆ 

5. Posted by ぶんママ   2011年12月27日 22:07
柿にまつわる話も、松竹梅にまつわるお話も、とっても勉強になりました。
自分自身にとって、松竹梅となる友達は居るか…?なんて考えちゃいました~。

目指すところは私も「梅」ですね!!!お茶漬けに欠かせないしっ!
6. Posted by まろゆーろ   2011年12月27日 23:46
おぉ、てっぱんで「梅根性」言っていました!!
確かに梅は根性もんの酸っぱさですもんね。
しかしもう間もなくあの馥郁とした香りが漂い始める季節になるのですから、
一年の巡りって本当に早いです。
梅に倣って清爽な生き方、高潔な人格でありとうございますが……。
7. Posted by トリテン   2011年12月27日 23:57
「厳しい状況でも笑顔を絶やさない」努力をしています。
落ち込んでも仕方ないと自分で自分を励まし続けています。
いつも暖かいコメントをありがとうございます。
千葉県名産のピーナッツ根性は、花を咲かせて地下にもぐり、立派な実を実らせることでしょう。これこそ正にオスカーさんのような縁の下の力持ちですね。
8. Posted by オスカー   2011年12月28日 00:57
§ Minorpoetさま
歳寒三友~字だけ見ると「なに!?」って思いますよね。私、梅干しはカリカリしたのが好きなので、図々しく「小梅ちゃん」にしました(笑)

§ぶんママ様
小学校時代、クラス分けは「松・竹」でした~田舎なもんで(((^^;)昔は「梅」もあったそうです。
ポパイはほうれん草を食べてムキムキマンになりますが、梅干し食べたら…「スッパマン」ですね(笑)

§まろゆーろ様
梅と言えば「湯島の白梅」を思い出してしまいます お正月用のミニ盆栽でもステキなのがありますよね。柿は通学路にあり熟してくると…頭上注意でした

§トリテンさま
「笑顔の魔法」効力は知っていても難しいですの(;o;)もし私が地下に潜ったら~モグラさんと世間話に花を咲かせてしまいそうです!!
9. Posted by なう60   2011年12月28日 08:00
おはようございます。
柿根性に梅根性そして「松.竹.梅」楽しくのエッセイです。そして「激しい状況でも笑顔を絶やさない人かぁ」その昔、昔テレビで「サンダ-ス軍曹」何時も観ていました。困難な状況に置かれてもジョ-クで部下を笑わせ励まして任務を遂行、何時も感嘆してました。
山あり谷ありの人生、笑顔を忘れず立ち向かう所に困難も逃げて行くことと確信、「落ち込んでいると皆に喜ばれる」との夫を亡くした同級生の姉御の力強い言葉もあります。頑張りましょう。
10. Posted by 猫ムスメ   2011年12月28日 08:19
梅干って色んな言葉に登場するのですね! 花が可憐で可愛らしいからというのもあるでしょうね。勉強になりました 私の中で梅干は『災いを払うもの』です。朝食べると1日の災いを払ってくれるから・・・と、毎日ではないけどよく食べていました。今でも大好きで独り暮らしの冷蔵庫に常備してあります

オスカーさんの小梅ちゃん大作戦がうまく行きますように!!(笑) 応援してまーす♪
11. Posted by 猫ムスメ   2011年12月28日 08:20
「梅干っていろんな言葉に登場するのですね」・・・と書きましたが「梅って」の間違いです 中国に梅干があるかよって話ですよね(爆)  失礼しましたー
12. Posted by オスカー   2011年12月28日 11:07
§なう60様
何か1つ「こうありたい」というものがあると、自然と背筋が伸びるような気がします。作家の藍川先生が足踏み6000回と書いていたので、私も同じ足踏みするなら気持ちではなく、身体を使った足踏みをしようと思いました(笑)

§猫ムスメ様
朝に梅干し!!オシャレな「1日一個のリンゴは風邪を遠ざける」より健康面でばっちり!!な気がしますね 以前、梅干しなのに激甘なのをもらいましたが、本当に信じられない甘さでした~梅干しの意味無し
13. Posted by MEL   2011年12月28日 12:04
枯露柿は初めて知りましたが
画像検索したら美味そうすぎる…

ああ干し柿食べたい…
14. Posted by オスカー   2011年12月28日 19:31
§ MELさま
私は干しいもの方が好きなのですが、買って食べる気にはならず…食べ物を扱う店屋に生まれるとわざわざ買うのがイヤになる品物が多くなります

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