2012年03月06日

第715号:愛言葉は「あなにやし」(^_-)

今朝はなんだかもやもや生ぬるい生あたたかい空気が充満していますね~曇りなのに気温が高い…寒くても晴れの方が気分はスッキリしますね(((^_^;)


今年は『古事記』編纂1300年の節目にあたるとか。日本最古の物語である『古事記』には文字を持たない“話し言葉”だった太古の日本語が漢字の力を借りて記録されているので、声に出して読んでみるのが「イイ!!」らしいです。


オノマトペと言われる擬音語や擬態語がたくさん使われているのも特徴だそうです。「内はほらほら、外(と)はすぶすぶ」→「外はくすぶっていても中はほかほか」…なんか笑える!!


そして繰り返し表現でハイテンションをアピール(^-^)v おやぢな私がウケたのはこちら!!


是(ここ)に、伊耶那岐命(いざなぎのみこと)先づ言はく、「あなにやし、えをとめを」といひ、後(のち)に、妹伊耶那美命(いもいざなみのみこと)の言ひしく、「あなにやし、えをとこを」といひき。


伊耶那岐さま伊耶那美さまは「なんとステキな乙女!!」「なんてステキな殿方!!」と声を掛け合い、愛し合い、島々を生み出したという~《国産み》にはいろいろあったみたいですが(最初は女性から誘ったのがよくなかったとか云々)義務だけではない、愛情も感じられるこの場面(^.^)日本はこんなおおらかな神さまにより誕生したのかと思うと、なんだか自然と顔がゆるんでくるのは私はアブナイ人でしょうか?(((・・;)


異郷の地で倒れた倭建命(ヤマトタケル)の故郷を思う歌


倭は/国の真秀ろば/たたなづく/青垣/山籠れる/倭し麗し


美しい故郷、美しい日本…言葉だけでなく行動で示していかねばなりませんね。今日も1日「あなにやし、えをとめを」「あなにやし、えをとこを」の皆さま、たおやかにしなやかに過ごしてまいりましょう(*^^*)


※日経おとなのOFF 2月号から記事を引用、参考にさせていただきましたm(__)m



rohengram799 at 11:37コメント(5) 

コメント一覧

1. Posted by ラブソン   2012年03月06日 16:40
5 オスカーさん、こんにちは
もうすぐ震災から1年が経ち、テレビの特番が相次いで放送されるみたいですが…。テレビでは映しきれない震災の記録ってあると思うんです。「絆」て云う言葉も、ああいう事がなかったら気が付かなかったのかよて思うと、日本人って当たり前の幸せ自体を当たり前だって思っている人間なのかなと思います…風化は勿論、いけない事だけど、来年以降の3月11日にも、こういった特番が放送される事を祈りたいですね。
2. Posted by オスカー   2012年03月06日 17:04
§ラブソンさま
国会中継で小泉元総理の息子が「被災地に行ってきました」的なことをまた言っていましたが…そういうのも議員の人がいうとだから?みたいに感じます。アナタのお父上が私たちにくれた「痛み」もだいぶあるんですけど?って思います。テレビは特番ばかりになりそうですが、果たしてナカミはあるのか?電波のムダにならないといいですね。
3. Posted by Minorpoet   2012年03月06日 19:35
オスカーさん こんばんは♪

『古事記』編纂1300年の節目にあたるのですか!日本語の美しさを見直す時ですね♪

日本の神話の世界もいいですよね☆ 愛し合い「国を産んでしまう」スケールが大きですね(笑)

「美しい故郷、美しい日本…言葉だけでなく行動で示していかねばなりませんね」本当にそう思いますね☆



4. Posted by てんし   2012年03月06日 22:26
こんばんは

今年が古事記が編纂されてから1300年経ったということを、初めて知りました。

万葉の時代は、男女の付き合い方もおおらかなので、きっと楽しかったのだと思います。

神様が激しく愛し合ったのですから、普通の男女もきっと自由な恋愛を満喫していたでしょう。

私も大学時代に『古事記』や『日本書紀』や『万葉集』をかじりましたが、なかなか難しくてあまり好きではありませんでした。

それでも改めてオスカーさんのブログを読ませていただいて、また機会があったら読んでみたい気分になりました。
5. Posted by オスカー   2012年03月06日 23:07
§ Minorpoetさま
急に神様が身近になりました(笑)他にも「音」の響きを楽しめる文章がたくさんありましたよ♪

§てんし様
『古事記』には言霊が…なので「意味はわからなくても声に出して読む」といいそうです。雑誌にはリズミカルなものが多く載っていました。

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