2012年05月10日

あかね雲便りNo.9:イキなココロは足元から(._.)

うふふ、皆さま、トキさまのヒナ5羽の名前公募の話をお聞きになりまして?きっと私のようにラオウさまやケンシロウ、サウザーなどと思う輩がいるに違いありませんわ!(((^^;)でもきっと、愛とか平和とか夢や希望、宇宙とか~そんな未来に向かう名前や昔ながらの雅(みやび)な名前が選ばれるような気がします。横文字も(笑)ありかしら!?なんにせよ、健やかに成長して欲しいですね(*^^*)


健やかに…と言えば、新聞の投稿欄になかなか良い話がありました。中学男子なのですが、母親が自分の靴の中に脚下照顧】と書いたカマボコ板みたいなものを入れることがある。ある日、気になり言葉の意味を調べてみたら…というものでした。


脚下照顧(きゃっかしょうこ)とは、禅家の語で「他に向かって悟りを追求せず、まず自分の本性をよく見つめなさい」という戒めの言葉。転じて、他に向かってアレコレと理屈を言う前に、まず自分の足元を見て自分のことをよく反省すべき。また「足元に気をつけなさいよ」=「身近なことに気をつける」という意味。「脚下」は足元=(転じて)本来の自分、自分自身。「照顧」は反省しよく考える、またよくよく見る。「照顧脚下:しょうこきゃっか」ともいうそうですが、裁判の「証拠却下」に聞こえそう('~`;)


もともとのエピソード(?)は……昔、むかし、中国に法演(ほうえん)というお坊さんがいました。ある晩、3人の弟子を連れて寺に帰る時のこと、夜道に一陣の風が吹き、持っていた灯が吹き消され、真っ暗になってしまいました(;o;)そこで立ちすくむ4人。その時、法演は弟子達に質問をしました。「暗い夜に道を歩く時は明かりが必要だ。その明かりが今消えてしまった。さあお前達、この暗闇の中をどうするか言ってみなさい」と。「思いも寄らない災難に遭ってしまい、前途は暗いがどう切り抜けていく?」という意味合いを含んだ問いかけです。


1人目の仏鑑(ぶっかん)は「すべてが黒一色のこの暗闇は、逆にいえば、美しい赤い鳥が夕焼けの真っ赤な大空に舞っているようなものだ」次に仏眼という人は「真っ暗の中で、この曲がりくねった道は、まるで真っ黒な大蛇が横たわっているようである」と答えましたが、こんな必要以上に装飾された言葉は師匠にスルーされます。いくら僧職系だからって、ねぇ~アレ!?( ̄▽ ̄;)


最後に圜悟克勤(えんごこくごん)が「看脚下」と答えました。「真っ暗で危ないから、つまずかないように足元をよく見て歩きましょう」と答えたのです。この言葉に師匠は「そこだ、その通り!!」と絶賛したということです。暗い夜道で突然明かりが消えたならば、まず今ここでなすべきことは何か?それは他の余計なことは考えずに、つまずかないように足元をよく気を付けて行くということ、それしかありません。自分の足元を直しながら、我が生き方を深く反省しなさい。足元を見ると同時に、自分の至らなさ、未熟である自分に気づく、発見する。「足元を見る」ことには、こんな大事な意味があったのですよ、奥さん~バシバシ!!あ、とっくにわかっていますよね(-_-;)


投書の学生は歯医者に行った時、玄関にバラバラになっていた他の人たちの靴も揃えました。次にきた人たちもきちんと揃えてくれて、清々しい気分になったそう!自分の足元を見て反省し、次の行動に移した少年、エライぞ(^-^)/そして「きちんとしなさい」と言うだけでなく、本人にも気づかせる方法を選んだ母上、ただ者ではない(笑)お茶を習っている方なのかしら?と思いました。


長くなってしまいました~お付き合いありがとうございました。



この記事へのコメント

1. Posted by kouchan   2012年05月10日 12:22
准教授「君たちは基礎がなってない、足元がお留守なんですよ! もうちょっと下半身を鍛えなきゃダメなんてすよ、ハッキリいって!」
学生「下ネタはやめてくださいwww(i_i)\(^_^)」
准教授「(´;ω;`)(´;ω;`)(´;ω;`)」

因みに、僕は足元には常に気を付けるようにしています。石橋も叩きすぎて壊してしまうぐらいです\(^o^)/
2. Posted by 猫ムスメ   2012年05月10日 13:36
すごい!!
教養のあるお母様ですねぇ(*^_^*) ただ者じゃないですよ。そういうお母さんに育てられた息子さんは立派な大人になりますね。そこら辺のコンビニにたむろしているようなクソ○ガキ&その親に見習わせたいですわ

朱鷺の名前、ニュースを聞いた瞬間から考えていました。しかし悲しきかな、真っ先に浮かんだのは「塩沢」のみでした(T_T)
3. Posted by ミューちゃん   2012年05月10日 16:46
5 オスカーさん、こんにちは
素晴らしい親子関係だなぁ…。その事を口にするのではなく、ワザと分りにくい方法で伝えるって事は、よっぽど信頼関係がないと出来ない事ですよねでも反対に、お父さんが娘さんにやったら、嫌われそうな気がします(笑)。
4. Posted by たいちゃ~ん   2012年05月10日 20:42
5 こんばんは(^0_0^)

今の中学生で、ここまで理解されるって素晴らしいことですね!
普通は反抗期の中学生が、意味まで調べて~~~
家庭教育が立派なんでしょう( ^^) _U~~


脚下照顧、足元を見る・・・いい言葉に出逢えました。
有難うございます。(*^^)v

足元を見るって、偏見を持った私は今まで「相手の弱みにつけこむ」的な意味にしか理解していなかったです(--〆)
5. Posted by オスカー   2012年05月11日 09:34
§ kouchanさま
私は歳のせいか、いろんなことにつまずくことが増えました

§猫ムスメ様
かまぼこ板が庶民的でまたいい話です 邪魔くさい!!とゴミにしないところもエライ!!

§ミューちゃん様
父娘だと口をきいてもらえなくなる時期かもしれないですね~ダンディーなパパだと別でしょうが

§たいちゃ~ん様
私も足元を見るにこんな意味合いもあるとは知りませんでした!何でも勉強ですね。
6. Posted by なう60   2012年05月11日 14:05
こんにちは
今朝は、なかなかコメントがカキコ出来ませんでした。
脚下照顧(きゃっかしょうこ)そして圜悟克勤(えんごこくごん)が「看脚下」やはり足元の土台を確りして人生は、歩む必要を教えてくれました。ご主人、息子さんを大切にして下さい。日々、勉強です。
7. Posted by オスカー   2012年05月11日 14:11
§なう60様
はじめて目にした四文字、意味の深さにもうーん!となりました。足元を明るく、自分の視界も明るくですね!!
8. Posted by きょろん   2012年05月11日 16:47
最近は「草食男子」よりも「僧職男子」が流行りだそうで。
保育園児の頃から「ボーズ頭&袈裟萌え」なあたしは、
ようやく坊主の時代がきたかと喜びつつ、
これが一時のブームで終わらないことを日々念じています(-人-)☆彡
9. Posted by オスカー   2012年05月11日 17:56
§きょろん様
坊主バーにも足を運びたい私ですが実現しません。ルビンスキーの墨衣姿を想像してしまいました…
10. Posted by Minorpoet   2012年05月11日 19:33
オスカーさん こんばんは♪

トキの5匹の雛には、アキ・カキ・サキ・タキ・ナキ・・・なーんて(ワケガワカラナイ・笑)

「脚下照顧」ですかぁ~ なかなか使わない言葉ですね~ 靴の中に入れたお母さんも凄いですが、それを見て実行に移した息子も凄いですね~☆

11. Posted by オスカー   2012年05月11日 21:44
§ Minorpoetさま
昔のお坊さまの話は「うーん」となるものが多いですね。十牛図とかも…禅の世界は本当に宇宙空間です!!
12. Posted by まろゆーろ   2012年05月12日 16:29
何ごともあるがままに自然に受け止めなさいということでしょうか。
昔の人は本当に良い言葉を残していますね。

足元を大切にしながら生きていきたいものです。
慎重さに欠ける私こそ肝に銘じなきゃと思いました。
13. Posted by オスカー   2012年05月12日 18:54
§まろゆーろ様
自分の地盤はしっかり踏み固めて堅固にしたいですね。コンクリートで固めて動けないのは困りますが(((^^;)

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