ケータイの待受画面を青い空に映える風見鶏にしてみました!ちょっと左斜め上を向いた感じが気に入っています。そんなんで「風見鶏」をカチカチしたら、このままのタイトルの歌もたくさんあるのですね。今の政治家の皆さま方には好きでも歌いたくないタイトルかも(~_~;)


『横浜に鐘が鳴る』というビリー・バンバンの歌があって“ 西の空から傾いてきた6月の太陽が風見鶏を染めてく”という今の時期にピッタリなフレーズ~なんと作詞はあの秋元センセ!!でした。ただの作詞家では満足できないんですかね?若い女の子たちにこの歌詞の世界は表現できないとは思いますが(((^^;)


話を「風見鶏」にもどしますが、『チョコレートのおみやげ』(岡田淳)という(風見)鶏が主役の童話があるそうですね。小学校の国語の教科書にも載っていたとか…私は知らなかったので、あらすじを調べてみました。うん!!救いのあるやさしく可愛い話だと思いました。
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いつも愛のある方向、ひかりのある方向を指す風見鶏でありたいです(*^^*)


異人館の近くに坂道がありました。坂の途中にはチョコレート屋があり、坂のてっぺんには、風船売りの男が一羽のニワトリと暮らしていました。


風船売りは毎朝ニワトリに風向きを尋ね、風の吹いてくる方向によって風船を売る場所を決めていました。風見をするニワトリの意見はいつも正しく、お客の集まるところで風船を売ることができましたから、風船売りとニワトリは、そこそこ幸せな暮らしをすることができました。風船売りは、風船がよく売れた日の帰りには坂の途中にあるチョコレート屋でチョコを買って帰り、晩にその日あったことをニワトリに話しながら一緒にチョコを味わったのです。


ところがある日、ニワトリはいたずら心を出してしまい、風船売りに嘘の風向きを教えました。風船売りはその言葉を信用し、その日行ってはならない港へと風船を売りに出かけました。しかしその日は夜になっても風船売りは帰ってきません。翌日も、次の日も、ずっと男は帰ってきませんでした。ニワトリはうそをついたことを後悔し、どうにか男が帰ってきますように、と願いました。


男がいなくなって3ヶ月たったある日、心配そうなニワトリを見つけた金物細工のおじいさんがが近寄ってきました。そしてニワトリに話を聞き、こんなことを言いました。「ふむ、訳は分かった。おまえさんが心配のあまり死んでしまっては、もう風船売りが帰ってきたとしても風向きを知らせることはできない。そうだ、私がおまえさんを金物の風見鶏にしてやるから、屋根の上で風船売りを待つがいい。そうすれば、おまえさんが死んでしまっても、風向きを知らせることができる。」おじいさんはそう言って、金槌でニワトリの足を一回、カチンと叩きました。すると足が金物になりました。次に体をカチンと叩くと、体が金物になりました。それから頭をカチンと叩くと、頭が金物になりました。そうしておじいさんはニワトリを金物の風見鶏にして、屋根の上に載せてしまいました。


3ヶ月後、ようやく風船売りの男は坂を上って帰ってきました。ニワトリの言った風向きを信じて港に行ったので、強い風にとばされて、風船ごと遠い町に飛ばされていたのです。金物になって屋根の上に載っているニワトリを見て、風船売りは悲しみました。そして、嘘をつかれたことなどちっとも怒っていないことを伝え、どうにかしてもう一度一緒に仕事をしたいと言いました。


困った男は、バッグに入れてあったチョコを取り出し、ニワトリの口に入れました。すると、チョコを一つ口に入れると足が元に戻り、二つ目を入れると体が元に戻り、三つ目を入れると頭が元に戻りました。坂の途中の店で売っているチョコには、時間を戻す力があったのです。そうして、坂の上でまた風船売りとニワトリは仲良く暮らすことができるようになったということです。