2013年01月10日

くじら雲便りNo.10:永遠(とわ)

昨日に引き続き『任侠スタッフサービス』を読んでいる私ですが、「一本独鈷」なる文字を見つけ「“いっぽんどっこ”って漢字があるの!?」とビックリ!水前寺清子さんの『いっぽんどっこの唄』は小さい頃、よく聞いていましたが意味なんて考えたこともなかったし…。考えたとしても「槍を持って一番に戦場(いくさば)をかけていく足軽みたいな人」というイメージでした。ああ、またアホな歴史が1ページ(TT) 「ヨイトマケ」は美輪さまの歌で知りました……歌から学ぶことのなんと多いことか!!


話を戻しまして…「博多織の男帯をいっぽんどっこと呼ぶ」そうです。←この時点でも私は“男帯”を“下帯”と脳内変換し「えっ、フンドシにそんなオシャレな模様が!?」と一瞬考えてしまいました…女性用もあるというのに、全く(´д`)一本線の模様の一本独鈷の他に三本線の三本独鈷もあるそうです。実際の模様はこちらでご覧下さい。


http://www.taizou.jp/japanese/column/monyo016.php


『いっぽんどっこの唄』は博多の男、村田英雄センセーの『無法松の一生』は小倉(現在の北九州市)の男だったよなぁ…とまた違う世界に連想ゲーム💦


荒くれ者で評判だった人力車夫・富島松五郎(通称無法松)と、よき友人となった矢先、急病死した陸軍大尉・吉岡の遺族(未亡人・良子と幼い息子・敏雄)との交流を描いた物語。最初は『富島松五郎伝~いい奴』の題だったそうですが(小説)、後年の映画があまりの人気となったため、後から映画と同じタイトルにしたようです。作者の岩下俊作さんはキライだったみたいですが…私なんかは「無法松」になじんでいるので、最初の方がスゴい違和感があります(~_~;)


宝塚で上演されたことに驚かれる方もいるかしら(((・・;)『永遠(とわ)物語』といって初代オスカル様を演じた榛名由梨さんが松五郎です。きらびやかな宝塚のトップスターが角刈りカツラで車引きスタイル(゜□゜)私は映像でチラッと見ただけですが、彼女だから出来た役だと思います。懐かしいなぁ、と調べていたらなんと!今年舞台生活50周年ということで、宝塚バウホールでの公演が決定していました。倶利伽羅竜王さまのお導き!?


『人は死ぬと、心が残る』


ショウちゃん(榛名)の後輩にあたる、私の大好きな久世星佳さんもちょっとだけ松五郎さんに扮したことがあります。人力車に乗った花總まりちゃんの吉岡夫人が美しくて……華やかな舞台装置がなくても印象に残る一場面でした。いつかツヨちゃんにも松五郎さんを演じてもらいたいです。絶対、似合うと思う~ああ、生きているうちに叶えて欲しい~観たい!!



rohengram799 at 20:00│Comments(6)

この記事へのコメント

1. Posted by まろゆーろ   2013年01月10日 22:14
息子が学校で1月中に漱石の「こころ」を読まなきゃいけなくなったと大騒ぎ。
確か家に有ったはずだと探すけど無くて、仕方がないやとBOOKOFFに行きました。
面白いですね。いろいろ有って。「こころ」は105円でした。
でもやっぱり本屋で買う新しい本の方が好きだなと改めて思いました。

博多織の男帯をいっぽんどっこと言うのですか。知りませんでした。
粋でいなせで、てっきりお江戸かと思っていましたがお隣の県だったとは!!
2. Posted by 見張り員   2013年01月10日 22:20
こんばんは
一本独鈷・・・一瞬、「いっぽんうど」と読んじまいました!(^_^;)

私も「男帯」の文字を読んで「なんと、ふんどしかい!?」と色めき立ってしまいました。

どうも私の頭の中にはそれが乱舞してるみたいですww。
3. Posted by なう60   2013年01月11日 08:31
おはようございます。
「一本独鈷」独鈷とはインドの武器から密教の仏具として真言密教などで現代に伝わっていることを学びました。勉強の朝です。現役の頃、二次会で「無法松の一生」必ず唄う先輩、今年も1年に一度の「健在、年賀」来ていました。
4. Posted by オスカー   2013年01月11日 10:55
§まろゆーろ様
『こころ』は一部しか教科書に載っていないですよね。以前電車の中でボウズ頭の学生さんが「こころ」を読んでいるのを見かけてちょっと感動しました!!私は「無法松」を探しに本屋に行こうと思います(笑)

§見張り員さま
最近は「帯」という字を見ると、白いヒラヒラしたものか真っ赤なヒラヒラしたものを連想するようになりました…日本人ですもの!!見張り員さまならきっと私の気持ちをわかってくれると信じていました(((^^;)

§なう60さま
昨日は頭の中は村田英雄センセーでいっぱいになりました。そして鶴田浩二さんの「古いヤツだとお思いでしょうが…」も聞きたくなりました(^^)
5. Posted by ミューちゃん   2013年01月11日 17:06
5 オスカーさん、こんにちは
昔の歌って云うのは”聴かせる歌”が多かったような気がします。それに今と違って、レコードは一家に一枚って云う時代だったから、みんなが歌える歌が多かったんでしょうねとても僕はA○Bの歌は歌えません(笑)。
6. Posted by オスカー   2013年01月11日 17:56
§ミューちゃん様
昔はレコードプレイヤーはあってもステレオは高嶺の花、高値の箱でしたから(笑)音楽も気軽にではなくじっくりしっかり「聴く」ものでしたね。

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