2013年01月12日

くじら雲便りNo.12:瑠璃玉

『瑠璃色の地球』は松田聖子ちゃんの歌、『瑠璃の爪』は山岸凉子さんの漫画、『RURIKO』は林真理子さんが浅丘ルリ子さんを書いた小説で『るり姉』は私が今日読んだばかりの椰月美智子さんの短編小説(((^^;)


高校1年のさつきには中3のみやこ、小6のみのりの妹がふたり。母親は精神科病院の看護師で、父とは10年近く前に離婚。夜勤もある母親を3人で手伝わなくてはいけないのだけれど、ご飯を炊くのを忘れたり、うるさい犬のアニーに手をやいたりで大変!タイトルにもなっている「るり姉」は母親の妹なので叔母さんになるけれど、小さい頃から三姉妹の記憶のどこかに必ず登場する、大人と子供の中間の天真爛漫な女性。そのるり姉が入院したという。検査入院らしいけれど、母親がわざわざ仕事を休んでお見舞いにいくなんて…!!


三姉妹にるり姉の再婚相手のカイカイ(もちろんあだ名)の一人称で語られる日常、そこに関わるるり姉との思い出、最後は高校生になったみのりが語ります!!サクサク読みやすい~そしてお母さんのキャラがいい!!ウチのダンナも精神科の看護師だから職場の苦労がわかる!そして私と同じオタ母だった!ショッピングセンターのファミレスで娘たちと食事をしながら「花とゆめ」を読むお母さん!!好きだわ~(^^)あと次女のみやこちゃんの気持ちの描き方がとってもステキです。別れたお父さんに一番似ているみやこちゃん、ヤンキーみたいに髪を染めたみやこちゃん、だからって本当に不良でもない……「そうだよ、中学生の時ってこんな感じだった」と懐かしく思いました。アニメイトで働くようになった彼女にちょっと感動(笑)ハガレンのコスプレ衣装も作っちゃうよ♪ウチのオタ息子にも本当はアニメイトで働いて欲しかった(-_-;)


るり姉自身の語りはないのに、彼女がよくわかるという……青い石(瑠璃)ではなくビー玉みたいな感じ。アチコチ転がっていろんな色を見せてまわりを楽しませる「おばさん」(*^^*)読後感はとてもサワヤカでした!





rohengram799 at 18:30│Comments(4)空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by Minorpoet   2013年01月12日 18:50
オスカーさん こんばんは♪

『瑠璃色の地球』、松田聖子さんのこの歌には思い入れがあるんですよね~ まだ、就職して4.5年ぐらい経った頃でしょうか。

ボランティア活動の仲間たちと各々仕事が終わってから、イベントの準備に集まっていたんですが、会社から1時間以上かかる場所で、

帰りには疲れて自分は一体何やってんだろうとか思ったとき、この曲を聴くと何か美しい地球が目の前に現れて、疲れを忘れさせてくれたんですよね~
2. Posted by kouchan   2013年01月12日 19:32
三姉妹の物語って、だいたいてんやわんやしますね。赤川次郎の三姉妹探偵団もそうですし。

准教授「僕はね、三姉妹の次男坊なんだよ!」
学生「日本語でお願いします」
3. Posted by なう60   2013年01月13日 07:43
おはようございます。
「るり姉自身の語りはないのに、彼女がよくわかるという……青い石(瑠璃)ではなくビー玉みたいな感じ。」身近に感ずるるり姉、ほのぼのします。その昔、東京銀座の宝石店の娘さんと結婚した知人がいましたが「あまりにも高嶺の花、生活様式が違って」離婚しました。何故か遠い昔を思い出しました。
4. Posted by オスカー   2013年01月13日 11:49
§ Minorpoetさま
仕事にボランティア、自分で選んだことでも疲れは溜まりますよね。「青い」ではなく「瑠璃」という言葉が日本人の感性にピッタリだと思います。地球も人の心もいつも優しくあって欲しい!!

§ kouchanさま
「三」ってコメディを連想するんでしょうか?喜怒哀楽の「哀」は四姉妹になると出現するのか?准教授は灰原さんでなく腹黒いアイアイ(お猿さんだよ~♪)なイメージ

§なう60様
るり姉は豪華な指輪より夜店のガラス玉のおもちゃの指輪を喜んで大事にしてくれそうな人です。「愛の宝石」で心をいっぱいにしたいです!

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