いいお天気ですなぁ~仕事が休みなので、のんびりしています。今月はあまりノリノリ感がないまま不完全燃焼で(皆さまにはご心配いただき、励ましもいただき、見守っていただき感謝です!!)もっとたくさん更新したかった(書きたかった)と思っています。


今日で5月も終わり、今月の〆本は山本甲士さんの『戻る男』になりました。中公文庫の表紙が気に入って買ったのですが、山本さんはすでに『わらの人』でお知り合い(笑)になっていた作家さんでした。なるべく読んだことのない作家さんの作品を…と思っていますが、難しいですね~あと「タイトル買い」で失敗しないようには気をつけています(^^;)))


さて内容はタイトル通り過去に「戻る」話。ある日、一発屋の作家・新居航生に「タイムスリップ案内状」が届きます。ただそれには細かい条件があり、もちろん他言無用、お金も必要(最初で50万!)…胡散臭いと思いつつ「金ならある、ヒマだしネタになるかも」で体験を決意。何より彼にはいじめられっ子だったこと、女に手痛くふられたことなど、心の古傷となっている戻りたい過去がいくつかあったから…一度経験したら「もう一回♪」な気分になってしまい、合計650万を払い3回タイムスリップします。しかし、やっぱり疑問を抱き、本当に過去は変わったのか検証を開始…すると!?というまぁ定番の展開と言えばそうですが、おもしろく読めました。


自分だけが過去をやり直したいと思っているわけではなく、またその過去を大事にしている人も踏み台にして頑張ってきた人もいるわけで……。作品中にタイムトラベルを題材にした小説や映画作品名もたくさん出てきたのですが「知ってる!知ってる~!!」が少なく残念~『バック・トゥ・ザ・フューチャー』とかも見たことないなんてダメですよね('~`;)


そう言えば今月読んだ『リセット』(垣谷美雨)も過去に戻る話でしたわ~ドラマにもなっていましたが、こちらは高校時代からやり直したのに、おもうようにいかない、なかなか現代には戻れないで大変!!やっと戻ってきたけれど、実際にはプラス10年以上は生きてきたという記憶は残っている……なんかそう考えると怖いですね(´Д`)


<5月に読んだ本>

『しずかの朝』(小澤征良)『和菓子のアン』(坂木司)『しゃぼん玉』(乃南アサ)『白愁のとき』(夏樹静子)『シューカツ!』(石田衣良)『まひるの月を追いかけて』(恩田陸)『リセット』(垣谷美雨)『古本屋探偵登場』(紀田順一郎)『丸太町ルヴォワール』(円居挽)『ボーイズ・ビー』(桂望実)『金のゆりかご』(北川歩実)『リバース』(北國浩二)『模倣の殺意』(中町信)『いつか、ふたりは二匹』(西澤保彦)『サンザシの丘』(緒川怜)『回廊の陰翳(かげ)』(広川純)『錦』(宮尾登美子)『みなさん、さようなら』(久保寺健彦)『鎮火報』(日明恩)『嫁の遺言』(加藤元)『戻る男』(山本甲士)