今日はブログ更新する時間が遅くなってしまいました~雨上がりが帰宅時間でホッとしてしまった(´∇`)


♪赤く赤く ああ燃える炎に~  ってコレは八神純子さんの名曲のひとつ『想い出のスクリーン』ですが(^.^)『思い出探偵』読み終わりました! 

京都御所を臨む地《思い出探偵社》の代表・実相浩二郎。彼は息子を亡くしているのですが、妻がアルコールに溺れていくのを見かねて刑事を辞めたという過去が…。思い出探偵社のスタッフは、元看護師の一ノ瀬由美(離婚して小学生の娘がいる・実相に心が傾いている)、時代劇の役者になりたいアルバイトの本郷雄高(ゆたか)、10年前にストーカーに両親を惨殺された辛い過去がある27歳の橘佳奈子。

探偵社の料金は報告書を読んで納得がいかなかったら実費のみ請求。基本は実費プラス調査員ひとり当たりの日当15000円。安いのか高いのかわからないけれど、京都から上野に行ったり四国や青森に行ったり交通費だけでもかなり(~_~;)それでも「あの人に一言感謝を伝えたい」という気持ちがスゴく伝わりました。高齢の依頼人が多いからかも。
 

粗末なペンダントをわざわざ届けてくれた男性を探す「温かな文字を書く男」・ジャズ喫茶でのわずかな時間の出会いが人生を変えた「折り鶴の女」・車椅子の青年が思い出探偵社を混乱に陥れる「嘘をつく男」・戦後の混乱期に命を救ってくれた男性を探す「少女椿のゆめ」……ジャズ喫茶の話は集団就職で東北からやってきた男性が依頼人です。他の依頼もそうですが、年数も経っているし、手がかりが本当に少ない。土地勘もないし、街も人もどんどん代わって、当時を知っている人を探すのも一苦労。探偵なんて胡散臭い職業の代表みたいなものですから、みんな警戒するし、見つかってもかなり遠方だったり…。トラベルミステリー的な要素もありますね。新番組で刑事ドラマがたくさん始まるみたいですが、これもドラマ化したらおもしろそうです。


雄高が大物俳優の付き人になり、大河ドラマ出演が決まり、バイトをやめることになるのですが、「みんなを勇気づける思い出になるんだ」という実相の言葉にお鼻がツーンとなりました。私は役者でも歌手でも夢を売るフェアリーでもない、おやぢ乙女ではありますが、自分も誰かの思い出になり、二度と逢うことが出来なくなっても、その人をそっとあたためる灯になれたら………と思いました。そしてさだまさしさんの『主人公』を口ずさんでしまうのです。


♪時折 思い出の中であなたは支えて下さい 私のの人生の中では 私が主人公だと……