今朝はしとしと雨が降っていますね。いきなりの地震にもビックリしてしまいました!


日本エッセイスト・クラブ編『母のキャラメル ’01年版ベストエッセイ集』あと数編で読み終わるのですが、そのひとつに『厳しい掟に縛られた自梳女』(高島清)がありました。まず漢字が読めない……「じそじょ」だそうです。一生独身を通すと宣言した女性のことで、19世紀の後半~20世紀はじめに、順徳や南海で盛んだった風習。東京からの出張者が乗ってくる香港の九龍発のフェリー、その順徳の船着場、容奇(ようき)が発祥の地といわれているそうです。


昔、未婚の女性は髪を長くしてお下げに結び、お嫁いく前に結いあげてもらったけれど、独身宣言をしたは自分で髪を結いあげるので「自ら髪を梳く女」という意味なのかな? 儒教が染みついていた中国では(限らないか)「結婚して夫や舅姑に仕え、子を産み育てるのが、最大の美徳・それは女にとっての義務」。しかし納得出来ない→「一生結婚しません。生涯異性を求めません」とはっきり宣言し、厳しい掟に従い生活することに。死ぬと村の外に放り出され、葬式も仲間の自梳女しか許されない。また自梳女が男と関係すると恐ろしい罰があるのですが……あまり気分のよい話ではないのでカットします(-_-;)


自梳女の始まりですが、、容奇に胡という名の家があり、娘が五人。長女→金持ちの死んだ息子に嫁ぐ(形だけの結婚)、次女→富商の妾→夫や正妻に侮られ舅には強姦→1年もたたぬうちに井戸に身投。三女→石切人夫に嫁ぐ→夫が足を折り働けなくなる→幼子の手を引いて、物乞い。四女→農夫に嫁ぐ→あまりの生活苦のため三十にもならないのに髪が老婆のように真っ白!!


姉たちの悲惨な状況をみた五女は、適齢期を過ぎても結婚しようとしない←それは当たり前ですよね。考えに考え「一生結婚しない」と決心。彼女は自分で髪を結い、村はずれに粗末な小屋を建ててもらい、自活の道を歩み始めます。昼は桑の葉を摘み、夜は近所の人から針仕事をもらい生計をたてて暮らしていましたが、やがて同じように一生結婚しないと決めた女たちが集まりはじめ…共同生活をしたようです。今だったら男女問わず独身は多いし、シェアハウスとかもそんな大騒ぎになる出来事ではありませんが(宗教団体の共同生活の方がコワイし)、当時はきっと……( ´△`) 何年か前に『女ともだち』という映画に同じような立場の女性が出てきたとか。


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『梳』(シュ)は梳くというほかに、髪を結うという意味もあるそうなんですが、AKB48の『ポニーテールとシュシュ』の歌詞とはエライ違いだ……なんて思ってしまいました( ̄~ ̄;) この「シュシュ」は和製外来語であり、フランス語のchouchouに由来するそうで……chou「キャベツ」が語源。キャベツが何枚も葉でくるまれていることから、可愛い大切なものを扱うイメージで使われるようになり、それが「愛しいもの」「可愛いもの」を指すようになったそうです。ふむ……今日のおやつはシュークリームにしよう!


雨模様の週末になりそうですが、皆さま、楽しんく過ごせますように(^◇^)