2014年05月30日

浮き雲便りNo.22:虫篝

『虫篝』(むしかがり)という夏の季語を知りました。田畑の害虫を誘い集めて焼き殺すために焚火。蛾など、年によって大量に発生することがあり、かっては町中でも虫篝が焚かれたそうです~「飛んで火に入る夏の虫」ですわ~! 浅田次郎さんの『あやしうらめしあなかなし』の中に同名作品が納められているとか。やはり作家さんはたくさん言葉を知っているのですね←私が物知らずという確率の方がはるかに高いのですがヾ(・・;)


お仕事仲間のひとりがベランダでお花以外にトマトやナス、ピーマンを育てているのですが、アブラムシくんたちがけっこう付いているようです。アブラムシの天敵といえばテントウムシ!!


この前、カブトエビが載っていた雑誌に、テントウムシを飛ばないようにして、アブラムシがたくさん付いている植物にとまらせて、退治してもらおう!みたいな学生たちの記事もありました。何年か前に名古屋大の研究グループがハネのないテントウムシを完成(と言っていいのか)していたみたいですね。


ナナホシテントウでいえば、赤地に星もようが ついている部分が前ばね。私の見た記事はこの部分をセロハンテープで止めるだったような……だからちょっと笑ってしまったんですが。これは飛ぶのには使わず、体を守るために堅く変わっています。後ろばねの2枚は、薄くて大きく、前ばねの奥に折り畳んでしまわれているそうです。虫が好きなワケではないので、まぢまぢ観察したことはないですが、ほぉ、そうなのか~!とちょっと小学生気分です!  


ハネという漢字もいくつかありますが、大辞林第三版の解説によりますと

はね【羽・羽根・翅】
①鳥の体表に生えている毛。表皮の変形したもの。羽毛(うもう)。
②鳥・昆虫類の飛ぶための器官。〔昆虫類では「翅」とも書く〕
③飛行機の翼。
④矢の本(もと)につけてある鳥の毛。やばね。 《羽根》


「はねつき」は「羽根つき」と書くのですね。だからバドミントンのシャトルも羽根なんだ~フムフム。


毎日アツくてヘロヘロですが『愚人は夏の虫』にならぬように「好奇心いっぱいのネタの虫」でありたいと思います~明日もたくさん未知なるオモローに出逢えますように(*´∀`)♪





rohengram799 at 20:10コメント(6) 

コメント一覧

1. Posted by 松尾陽   2014年05月30日 21:03
暑くなってくると、虫もボチボチ出てきますね。
特に水回りは要注意ですわ。
たま~にPCの前を横切ったりとかしてます(汗)。

隣の家のつつじの木がよくはみ出てくるので、時々切ってます。
やはり虫がついてますね。
テントウムシがいたらなあと思ってしまいましたわ。
2. Posted by なう60   2014年05月31日 08:16
おはようございます。
「心頭を滅却すれば火もまた涼し」暑い日々、乗り切りましょう。
【意味】 心頭を滅却すれば火もまた涼しとは、心の持ち方ひとつで、いかなる苦痛も苦痛とは感じられなくなること。
3. Posted by オスカー   2014年05月31日 14:35
§松尾陽さま
テントウムシもアブラムシばかりでは飽きてしまい、飛びたいのでは…と思うのですが……害虫駆除のためとはいえ、ちょっとムシがよすぎる研究成果ですわ。
4. Posted by オスカー   2014年05月31日 14:37
§なう60様
かき氷が食べたい暑さです~! 快川紹喜の言葉、ウチの田舎の近くにある(武田信玄公のお墓がある)恵林寺の三門に刻まれています。
5. Posted by 猫ムスメ   2014年05月31日 22:33
何を隠そう(?)名前に「羽」の字が付くワタクシ(^w^)
記事を読んでこそばゆ~くなりました(笑)
6. Posted by オスカー   2014年06月01日 07:41
§猫ムスメ様
「羽」つき娘さまなんですね(笑)なんかフワフワした可愛らしい感じがします。ウラヤマシイ!

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