今日は七夕ですね。さっきテレビで「織姫と彦星が会うのはどこ?」というのをやっていましたが、答えは「劇場」だそうで…劇に七が、場に日が入っているからだそうです。ウンチクではなくクイズなのか? そう言えば、品川に銀河劇場があったわ!


以前『和菓子のアンソロジー』を読んだ時に「七夕花扇」を知りました。下記サイトの最後の方に出できますが、優雅な例として、旧暦七月七日七夕の朝、毎年御所には、ススキ・女郎花・桔梗・撫子・菊・萩・蓮という七種類の初秋の草花を扇状にまとめた「七夕花扇」と呼ばれるものが近衛家から届けられる習わしがあったそうです。小説ではそれぞれの花の和菓子を箱に詰めて意中の彼女に贈っていました。彼女からの返事も和菓子でそれを解かないとyesかnoかわからないという……和菓子の世界の奥深さを感じました(◎-◎;)

http://sujyu.kachoufuugetu.net/sub03.html


私には巨大な羽子板に見えるんですが( ̄▽ ̄;)現代風にアレンジして飾るお宅や七夕の茶事で小さな花扇を飾るところもあるそうです。

一瞬「扇千景」と打ち込みそうになりましたが、「扇芭蕉」という、確かに扇のカタチだ!な植物がありました。花は白い極楽鳥花みたいで、実は着色したかのように青くてビックリΣ(-∀-;)

https://gkzplant.sakura.ne.jp/mokuhon/syousai/agyou/o/ougibashou.html



「扇みたい」で思い出したクジャクの数え方! 羽を広げた様子が扇子に似ているので一羽二羽ではなく、一面二面と数えるんだそうです。一枚二枚と書いてある本もありますが、オーロラも面または枚で数えるそうです。オーロラってカーテンぽいから枚の方がしっくりくるかなぁ。


「扇」という漢字は鳥のつばさのように開閉する、軽い扉のことを意味していたそうなので「オモローな扉をかる~く開ける妄想の旅人になりたい!!」と短冊に書こうかしら(^.^)


台風が猛烈な勢いで日本に迫ってきています。皆さま、どうぞお気をつけて!