2014年12月26日

笑雲便りNo.28:山谷ぶるーす

昨日は映画を見た後に本屋さんに行き、50冊近くを売ってきました。そこそこの金額になったのですが、それをもとにまた本を買ってしまいました(;^_^A 


ついでにまた立ち読みしてきたのですが、熱帯魚本が追いやられ、エビちゃんの飼育雑誌がドーン!と棚の前にきていました。青いザリガニとかスゴいヒレのメダカとか見てきましたが、昨日のは目出度い紅白模様のエビちゃん(錦鯉みたいな感じ)が~あと「ホルスタインシュリンプ」……エビなのに乳牛ってナニよ?でしたが、ブリーダーや販売店が適当につけた流通名で、正式名ではないようです。「ウシ柄の服を着たエビ」って感じですね(^◇^) 台湾のブリーダー記事が多かったのですが、人気なのかしら? 水槽の掃除や水換えとか大変そう……あ、事務所の熱帯魚は一匹になってしまったようです。わりと熱心にお世話していたスタッフがバタバタと転勤・退職してしまったようで……エサはあげているみたいですが、水はいつも( ̄~ ̄;)←察して下さい!



クリスマスも過ぎたのに申し訳ない!という話ですが、南フランスでは「13のクリスマスデザート」と呼ばれる物があるそうです。1920年頃まではカレノスと呼ばれていて、いくつの種類の何が入っていたか分からなかったのですが、キリストの使者12人+キリストを含めた13人いる事から今日では13種類に増えたよう。家庭で全て用意されるわけでは無く、スーパーなどで販売されていたりするとか。日本でのおせちみたいですね。


この前『夢みるレシピ ゲストハウスわすれな荘』(有間カオル)を読みました。舞台は昔「山谷」と言われた地域。1966年以前は地名として台東区浅草山谷1~4丁目が存在していましたが、今はなくなりました。台東区清川・日本堤・橋場と荒川区南千住にまたがる地域がソレにあたります。2002年のFIFAワールドカップ日韓大会の頃から、外国人旅行者が山谷地区の宿泊施設を利用するケースが見られるように。その後も料金が安いことや(諸外国の安宿街に比べて)治安が良いこと、最寄り駅である地下鉄南千住駅からは日比谷線一本で「上野」「秋葉原」「銀座」「六本木」などの観光スポットに行けることから更に外国人利用者が増加。それに伴い施設も外国人向けに……物語の「わすれな荘」はかなり古いですけど(笑)


タイトル通りレシピもあります。ブイヤベース(ブイヤベース憲章がありますね)バインミー(ベトナムのサンドイッチ)マンハッタン・クラムチャウダー(『スープ屋しずく…』で学んだわ)エマダツィ(世界一辛いブータン料理)そして主人公の故郷の味「きりたんぽ鍋」(このところ秋田に縁がある~銘菓“もろこし”もこの前食べました)……レシピはなかったですが、ネパールの餃子みたいな「モモ」も登場! ネパールでは「モモコ・バーロ」という2段のアルミ製の蒸し鍋を使って、一気に山ほどのモモが蒸される…と調べたら書いてあって、食いしん坊のモモコが食べ尽くしてしまいまわりの人間が「モモコ、バァーロー(馬鹿野郎)!!」と叫ぶ姿を想像してしまいました(^o^;)


マンガ『孤独のグルメ』第1話は「東京都台東区山谷のぶた肉いためライス」だったそう……記憶にない( ̄0 ̄;) 岡林信康の♪今日の仕事はつらかった~の『山谷ブルース』の世界は全くなくなったわけではないでしょうが、安くて美味なるものがたくさんあるのかも。



のんき者のワタクシでさえ、人生順風満帆にはいかず、山あり谷ありを感じています。しかし、美味なる果実(ワタシ的オモロー)を探し求めて、本日も「喧騒の森」(タバコ臭さもプラスされるパチ屋を美しく?表現してみました)に行ってまいります!!←遊びにじゃないのよ、仕事なのよ(´;ω;`)


仕事納めの皆さま、お疲れさまでした。まだの方、頑張りましょう~(・ω・)ノ




rohengram799 at 11:04│Comments(6)空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by 見張り員   2014年12月26日 20:58
こんばんは
まさに「本が本を呼ぶ」状態ですね!そういうことって往々にしてありますね、しかしオスカーさんは出版社から表彰されてしかるべきだと思いますよ。紙媒体が衰退する中、貴重な読者です。亡き父は出版社の編集者でしたからオスカーさんの事を聞いたらきっととっても喜んだことでしょう。
私も来る年はたくさん本を読みたいです。
2. Posted by まろゆーろ   2014年12月26日 21:05
一気に50冊もの本を手放すとは、その潔さはまるで骨董蒐集の粋のような心構えですね。
僕だったら「もったいない」と執着心コテコテでしょう。
新しものを常に循環させながら自分の知識に取り込んでいく。見習います!!

力仕事、さまざまな仕事に就いている労働者の住む場所には、古今東西昔から実は美味しい食があったようですね。
大金を払って美味いものを調達するばかりがグルメではないってことでしょうね。
人生のいろいろな背景のある人。酸いも甘いも噛みしめて生きてきた人ほど、口が肥えているということかもしれません。

「喧噪の森」ですか?? 素敵な表現ですよ(笑) 
その森でさまざまな生態を観察することも人生の体験のひと項目かもですね。
空気の悪い森です。体調管理は万全にね。
3. Posted by 猫ムスメ   2014年12月27日 18:42
山谷は行けないですねぇ(>_<) どれだけ若者が増えて活気が出たと言われても無理です。ノホホンと生きてきた人間が興味本位に覗いてはいけない何かがそこにはある気がします(大阪の西成区も同じ理由で行けません)。

しかし孤独のグルメの第1話が山谷だったとは意外です。全く覚えてませんでした やはり攻めてますね~久住さん
4. Posted by オスカー   2014年12月27日 20:47
§見張り員さま
読みたいけど定価では…って人は多いと思うんです。中古本の割引セールの時とかごっそり棚があいていますし(笑) 私の読んだ本がまた誰かを楽しませてくれたらシアワセです!
5. Posted by オスカー   2014年12月27日 20:51
§まろゆーろ様
大阪の西成区とかは山谷ほど外国人は多くないのでしょうか? 年越し派遣村なんて話題になりましたが、あの主催者は今は何をしているのかしら?
私は読んだら売るタイプ…あきっぽいのかもしれません(;^_^A
6. Posted by オスカー   2014年12月27日 20:54
§猫ムスメ様
『第1話 東京都台東区山谷のぶた肉いためライス』はぶた肉いため(400円)、ライス、おしんこ(100円?)、豚汁だったようです。Wikipediaに「豚肉のみを炒めたものであり、少量のキャベツの千切りと不思議な存在感がある練りからしが添えてある。豚汁は豆腐と豚肉のみが具として入っており、単品でおかずとして成立するほどに汁も具も量は多い」…とか詳しく書いてありました(笑)

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