2015年02月18日

氷雲便りNo.10:水曜日の「へ」ぇ…(゜д゜)

今日はまた寒い1日……なにか心あたたまる話はないかしらん?と思ったのですが、おやぢにふさわしい、江戸時代にあったヘンな職業を知りました。


「屁ひり比丘尼」「屁負い比丘尼(へおいびくに)というヤツです……『花嫁はひとつひっても命懸け』という川柳があるくらい、江戸時代では体面を重視していて、うら若き乙女が人前でオナラをすることは“生きる恥”以外のなにものでもなく……婚礼の時にオナラをした新婦が翌朝、井戸に身を投げたなんて悲しい出来事もあったとか。きっと緊張でお腹がギュルギュル、ガスがたまってしまったと思うのですが、なんてタイミングの悪い……( ´△`)


「屁食い同士(へくいどうし)」という、きわめて親密な間がら・遠慮のない仲間をあらわす言葉もあるそうですが……嫁入り前でその関係はどうかと……イイトコロのお嬢さんなら、なおさらですわ。ですから、貴人の娘などに側仕えし、その娘がオナラをしてしまった場合に、「それはワタシです!」と言って娘に代わり、非難を受ける役が出来たワケですね。やはり、中年のおばさんの仕事みたいです(-o-;) 高給だったのかしら?



比丘尼(びくに)は尼僧のことで、人魚の肉を食べたために八百年生きたという伝説上の女性のことを「八百比丘尼」と言いますが「浮き世比丘尼」というのもあったので、ナニかしら?と思ったら……「江戸時代,天和(1681~1684)から元禄(1688~1704)頃にかけていた尼僧姿の売春婦」のことだそうです……(ー_ー;)



皆さま、腸内環境を整えて快調な毎日を!!……明日は晴れるみたいなので清々しい話題をお届け出来るようにしたいです……ヾ(・◇・)ノ





rohengram799 at 20:07コメント(10) 
絵本・昔話・童話・法話 

コメント一覧

1. Posted by 見張り員   2015年02月18日 22:58
こんばんは
「屁」の話。こう言う話大好きです~~~❤
婚礼の際うっかり…してしまって、恥ずかしさから逃げてしまった花嫁さんのお話を聞いたことがあります。あろうことか仲人さんがそれを茶化したと(・・;)。自分がかぶったらよかったのに。しょうもない人もいたものです。
2. Posted by 猫ムスメ   2015年02月18日 23:52
時代小説を読んでいると、たまに「夜尿症妾」の話が出てきます。

なんでも妾商売の女が、身分ある武士や富裕な商人の元へ「お勤め」に出る。しかし初めての夜に布団の中で(わざと)おねしょをする…

すると相手は嫌気が差し、幾ばくかの「口止め両」を握らせた上で女を追い出す。
お陰で女も仲介役も丸儲け…みたいな詐欺が本当に横行したようです(^_^;)

まぁこれは“どっちもどっち”、嫁入りと比べて可愛いもんですね(苦笑)。

しかし詐欺師っていつの時代もあの手この手、いろいろ考えるもんだな~と思います。
3. Posted by てんし   2015年02月19日 00:34
おはようございます😊

私は何かで聞いたことのあるような屁おい比丘尼ですが、こういう事情があったからでしたか!

やっぱり今でもそうのように人前での放屁は恥ずかしいですね。

以前遠藤周作の小説にハマっていた頃だったと思いますが、多分遠藤周作の小説の中だかに、放屁論なんていうものがあったような気がします。

日本人とは違って、外人には放屁よりもゲップの方が恥ずかしいみたいですね。

いつもありがとうございます。
4. Posted by なう60   2015年02月19日 07:30
おはようございます。
現役の頃、屁ブ-ブ-と面白がって出来る人がいましたが例外中の例外ですね。やはり人前で「楽しく屁ブ-ブ-」出来る人はいませんね。
「腸内環境を整えて快調な毎日」しっかりと整えて徳島市内所要に行ってきます。
5. Posted by オスカー   2015年02月20日 08:27
§見張り員さま
「屁っぷり嫁さま」の時も盛り上がりましたよね(笑) 結構「屁」のことわざ的なものが多くて…笑いましたが、コメントにあった花嫁さんは本当に気の毒です(´;ω;`)
6. Posted by オスカー   2015年02月20日 08:30
§猫ムスメ様
>「夜尿症妾」
スゴいです( ̄□ ̄;)!! 見栄っ張りというかなんというか……私もこういう職業(?)が出てくる時代小説に出逢いたい←こっちが本音だったりして(笑)
7. Posted by オスカー   2015年02月20日 08:35
§てんし様
日本文学を学んでらしたてんし様は耳にしたことがあったのですね。
遠藤周作さん、あのコマーシャルが懐かしいです。
8. Posted by オスカー   2015年02月20日 08:37
§なう60様
実家近くの本屋のおじさんはいつもすました顔をしてオナラをするおじさんでした……違う名物おじさんになって欲しかったです(~_~;)
9. Posted by まろゆーろ   2015年02月20日 15:32
こんにちは。
今日の大分は風こそ冷たいですが陽だまりは春みたいにぬくいです。
比丘尼でもうすっかり忘れかけていた言葉がありました。下品なのですがお教えしましょう、ふふふ。
大分のお年寄りが喋っていたのですが出がらしのお茶。色の薄いお茶を「比丘尼の小便」と。失礼しました(笑)

大切な場面でついつい出てしまったオナラ。人生まで途絶えてしまうなんて笑いごとではありませんね。僕は初対面の人の放屁と遭遇してその人のこと嫌いになりました。
10. Posted by オスカー   2015年02月20日 16:23
§まろゆーろ様
お年寄りの言葉はショーゲキ!でありましたが、なんというか、ある意味おおらかな時代だったのかな、とも思います。今は何でも規制することが多いので。しかし…お茶を飲む時に思い出してしまったら……どうしましょう!!

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