今日は「2」が3つ並び、ニャンニャンニャンもしくはニャーニャーニャーで『ネコの日』と考えるのが普通だと思いますが、「忍」が3つの「人間、辛抱だ!」がアタマにうかぶおやぢであります。実際は辛抱なんて~という甘ちゃんでありますが、1日中♪だけど…忍ぶという字は難しい 心に刃を乗せるのね~時々心がいたむのは 刃が暴れるせいなのね~と因幡晃の『冬忍(すいかづら)』がリフレインでありました(; ̄ー ̄A



「忍」の文字を漢和辞典で調べていたら「忍び音」なる言葉が……そう言えば『夏は来ぬ』の歌詞に♪卯の花の匂う垣根に 時鳥(ほととぎす)、早も来鳴きて 忍音(しのびね)もらす、夏は来ぬ~ってあるなぁと……国語辞書では①あたりをはばかるようにひそやかな声②人知れず泣くこと。声をおさえて泣くこと③ほととぎすの初音。声をひそめるように鳴く……で、ほととぎすに関しては三番目の意味合いでした。この言葉はホトトギスだけに使われるのか? 謎のままですが、昔はこの忍び音をとても珍重たようで『枕草子』には初音を人より早く聞こうと夜を徹して待つ様が描かれているそうです。また知らなかったのですが(知らないことばかりだわ)「子規」ってはホトトギスの漢語的表現のひとつなんだそうです。




「忍び音」を検索していたら笠間書院から『しのびね・しら露』(中世王朝物語全集)というのがありました。この中世王朝物語というのは、平安時代末期に成立したが、その後散逸した王朝物語、ないしは南北朝時代に成立した前者の改作本のことをいうようです。典型的な悲恋遁世譚とされていて「しのびね」は悲恋に「しのび泣く」姫君を表すのではないかと。


全集には(何冊あるかはわからない)『恋路ゆかしき大将』というのもあって、これは「恋路と端山・花染の三人の貴公子の、生涯の伴侶を求める物語」なんだそう。また『山路の露』は『源氏物語』夢浮橋巻の続編!で作者未詳!! 私は源氏物語の浮舟と薫の関係とかわからないのですが(読んだことがない。大和和紀さんのマンガも途中までしか読んでいない)《中世の源氏愛好者が生み出した浮舟と薫の「その後」の物語》だそうで……なんか同人レディみたい!と思ってしまいました(^◇^) 続きが読みたいのに作者が逝去(または遅筆)でムリ、もしくは展開が気に入らない、ラストが気に入らない、だったら私が書(描)いちゃうみたいな………理想のカップリングに満足している乙女の姿が見えるような……男性ももちろんいたでしょうが、ものすごく親近感を覚えました(≧▽≦)




今日は森沢明夫さんの『海を抱いたビー玉』を読んでいます。なぜか八木重吉さんのこの詩を思い出しました。皆さまも素敵な『心の旅』の毎日でありますように(*´∀`)


《心よ》

こころよ
では いっておいで

しかし
また もどっておいでね

やっぱり
ここが いいのだに

こころよ
では 行っておいで