《小路幸也が兄の視点、宮下奈都が妹の視点で描く、家族の「ひみつ」の物語》……こんなコピーに見事につられて(笑)『つむじダブル』を買って読みました。



小学生のまどかは、おじいちゃんの道場で柔道に励む、明るく元気な女の子。表紙イラストがあの方を連想してしまいました(((^_^;) 兄・由一は、バンドでプロを目指す高校生…のくせに年上と付き合っているし(^_^)-c<^_^;) 年の離れた仲のよい兄妹にはつむじがふたつ~お母さんは「つむじダブルは幸運の証」と子どもたちに話しています。ある日、まどかがひとりで留守番をしていると、ひとりの女性から電話がかかってきた。お母さんは知らないひとだと言うのだけど、なんとなく様子がおかしくて……ヒミツはなんなのか?はわりと早い段階で想像はつきますし、ラストはちょっと盛り込み過ぎな感じもしないではない……のですが(;^_^A 彼らの苗字・小宮は、ふたりの苗字から一字ずつ取ったもの。 毎月交互に書くことにしたようです。



ふたりの作家さんが書く一冊の物語というと『冷静と情熱のあいだ』辻仁成と江國香織の恋愛小説があったと思いますが、読んだことはないです。江國さんは『流しのしたの骨』が好きですが、辻さんはナルシーすぎて一冊読んだらいいやでしたわ。このふたりって私の中ではフワフワしてつかみどころがないというか、フリルやリボンの世界の人って感じがして、いまいち現実感がないというか……シャガールの絵画のイメージなのです←わかりにくいですね(;´д`)



話を戻しまして、この『つむじダブル』は、ある日「つむじがふたつあるので、ヘアスタイルが決まらない」と小路幸也さんがツイートしたところ、「私もつむじがふたつあるんです!」と宮下奈都さんが返しましたことが誕生のきっかけのようです。 その後「つむじダブルですね!」と宮下さんがつぶやいたところ、その語感を気に入った小路さんが「つむじダブルというタイトルで一緒に小説を書きませんか」と持ちかけたそう。


小さいころからお兄ちゃんが欲しかったという宮下さんが「かっこいいお兄ちゃんを書いてください!」とリクエストしたらしい~たしかに兄ちゃんはカッコよくて妹思いだけれど、そこが現実感が薄いかなぁ……兄や妹に幻想を抱いてはいけない( ̄▽ ̄;) 宮下さんは子どもから女の子に変わっていく様子を繊細に描いていて、うまいなぁ~と思いました。友だち同士で「バイバイ( ´∀`)/~~」を言い合う場面とか、別れたくなくて何回も言っちゃうけどキリがないから3回で終わりとかあった、あった、こういうの~!!と懐かしかったです。私は電話を切るタイミングを「いっせーのせっ! ガチャン!」と決めていたことがあります(笑)



『つむじまがりへそまがり』という絵本?があるみたいですが、どんな内容なのかしらん? つむじまがりはなんとなく屁理窟を言いまくり、へそまがりは素直じゃない天邪鬼って感じかな?




今日は7日で大安で土曜日~結婚式も多いでしょうか? 2倍、2倍のしあわせが皆さまに訪れますように(^◇^)