2015年04月05日

桜雲便りNo.5:「清明」文(^。^;)

今日は「清明」ですね。清明とは……二十四節気のひとつ。すべてのものが清らかで生き生きするころ。このころ、天地がすがすがしく明るい空気に満ちるといいます。転じて清く明らかなことの意味にも使われます……文字のようにさわやかで明るい、ビューティフルサンデーではなく、雨の1日になってしまいました。


「清明」で検索していたら、豊原清明さんのこんな句がありました。


『全身を春いっぱいにする涙』


なんでしょう…『飛び出せ、青春!』のようなアツさを感じてしまいます。この涙には合格の喜びだったり、旅立ちの決意だったり、見送る人のさみしさだったり……若者がはじめて感じる、人生の出逢いと別れの気持ちがぎゅっ!と詰まっているんだろうなぁ、なんてまた勝手にドラマを作ってしまいました(^o^;) 作者は違いますが、次の句も旅立ちをイメージする、ステキな作品だと思います。


『一歩とは永遠への意志や青き踏む』(小澤克己)


青き踏むという季語についてはこちらをお読み下さいませ。


http://blogs.mobile.yahoo.co.jp/p/blog/myblog/content?bid=fayhaiku&id=28957619




「出逢いと別れの季節」というフレーズに、菅原洋一さんの『忘れな草をあなたに』が脳内に流れてきました。


♪いつの世もいつの世も別れる人と
会う人の 会う人の
運命(さだめ)は常にあるものを
ただ泣きぬれて浜辺に摘んだ
忘れな草をあなたに あなたに


私はこの2番の歌詞は知りませんでした。3番の歌詞を2番だと思っていたことが判明(笑) 英語ではforget‐me-not、ドイツ語ではVergissmeinnichtといいますが、いずれも「私を忘れないで」という意味。有名なのはこちらの話ですね。


ある若者が、ドナウの川辺で恋人のために珍しい青い花を摘み取ろうとします。しかし崖から身を乗り出したとたん、足をすべらせて川に落ちてしまいます。最期の瞬間に彼は少女に向かって「僕のことを忘れないで」と叫び、急流に飲み込まれまてしまいました……残された少女は、若者の墓にその花を植え、彼の最期のことばを花の名にしたといいます。


上田敏さんが訳した『わすれなぐさ』もなんとも言えない、もの悲しいリズム感・響きがあり、中学生のワタクシは、忘れな草を部屋に飾りたいと思ったものです。


ながれのきしのひともとは、
みそらのいろのみずあさぎ、
なみ、ことごとく、くちづけし、
はた、ことごとく、わすれゆく。



♪忘れてしまいたいことが今の私には多すぎる~の方が今の自分にはあっている気もしますが……明日は休みなので、ゆっくりしたいと思います。皆さまも桜色のステキな夢をご覧下さい~おやすみなさいませ(+.+)(-.-)(__)..zzZZ





rohengram799 at 21:58│Comments(8)

この記事へのコメント

1. Posted by 見張り員   2015年04月05日 22:42
こんばんは
すがすがしい清明…とはいかなかった今日の天気でしたがいよいよ春も佳境に入る時がやってきたようですね。
花にまつわるお話は切ないものが多いですね。それだけ人の想像力をかきたてる何かがあるのでしょうね。

あ…忘れてました今日はうちの旦那の誕生日だったw。
2. Posted by なう60   2015年04月06日 08:36
おはようございます。
本日は、お休みとのこと、ゆっくりと英気を養って下さい。我が家の相方も休みで「まだ、二階」静かです。「今日の季語:青き踏む」勉強の朝でした。
3. Posted by オスカー   2015年04月06日 11:18
§見張り員さま
ダンナ様の誕生日おめでとうございました~私と同じ4月生まれ、ナツオトコならぬハルオトコですね(笑)
「花勝見」という文字を見たので調べたら「はながつみ」「はなかつみ」と読むようです。アヤメの他にアシの花、カタバミ、デンジソウなどの諸説があるそう…アヤメは芯が強く勝ち気に見えたのかしら?
4. Posted by オスカー   2015年04月06日 11:24
§なう60様
奥さまもゆっくり休まれてリフレッシュされたことでしょう~睡眠は大事です!…と言いつつトイレに2回も起きてしまいました(^^;) 私は今から本屋に出掛けて、またオモシロイ本を立ち読みしてこようと思います(笑)
5. Posted by ミューちゃん   2015年04月06日 16:45
5 オスカーさん、こんにちは
尾崎豊さんの曲にもForget-me-notて云う曲が有りましたね晩年の尾崎さんは、かなりメチャクチャな人だったみたいだけど、今でも命日近くになると特番が組まれますから、やっぱり凄い人だったんだと思いますよ…
6. Posted by オスカー   2015年04月06日 17:07
§ミューちゃん様
彼が亡くなった時の情況もその後のトラブルもファンにはなんで…ということばかりだったでしょうね。彼が生きていたら今どんな歌を歌っているのか……時々考えます。
7. Posted by 猫ムスメ   2015年04月06日 21:20
「忘れてしまいたいことや どうしようもない寂しさに 包まれた時に男は酒を飲むのでしょう」

名曲ですよね、酒と泪と男と女。河島英五さんの声が脳内リフレインです。

この歌が真っ先に浮かぶ私ってオヤヂですね(汗)
8. Posted by オスカー   2015年04月06日 21:48
§猫ムスメ様
名曲は色あせませんね~私も好きな一曲です。
「健康に青きをふみて地に謝する」飯田蛇笏のこの句を読んで、青汁を飲んで青竹踏みをして、元気に歩いて大地にどっしり足を着けるぞ!と思いました(笑)

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