2015年04月15日

桜雲便りNo.15:夜の戦士

今月は雨が多いですね。「晴耕雨読」そんな暮らしは水戸のご隠居だけかしら(笑)


コンビニの青年誌(エロ系にあらず!!)コーナーで表紙が信玄さん(あの白いワサワサしたヤツを被っている…アレに名前はあるのかしらん?)のマンガ雑誌を見つけました。その作品タイトルは『夜の戦士』……(*/□\*) 「信玄さんと謙信が夜戦!?」と半ば衆道モードに入ってしまいました( 〃▽〃)

これは池波正太郎先生の小説を漫画化したものでした。丸子笹之助という甲賀忍びが主人公で、時代は1559年、武田晴信が号を信玄と称した頃から、三方ヶ原の闘いの翌年1573年の信玄が亡くなるまでの15年間を描いたもの。信玄暗殺の密命を帯びて甲斐に赴く途中、常陸の鹿島に剣名の高い塚原ト伝を訪ねます。剣の教えを請い、その推挙を得て武田家に仕えることに成功。上杉謙信との川中島での開戦前夜、笹之助に課せられた任務を知りつつ、それを許す信玄。その包容力と偉大さに感動した笹之助の背後に強力な甲賀忍びの群れが忍び寄る……笹之助は、忍びの掟に背き、信玄のために身命を賭して働くことを心に誓った……という忍者物の中でも人気の高い作品のよう。

マンガもちょうど川中島の決着がついたところで、笹之助の今後が気になります。月刊誌なので来月まで待たねばならないのがツラいわ(^。^;) 歴史物、戦国物は登場人物の名前も人間関係も複雑で苦手なのですが、小説、探してみようかしら!


この雑誌(コミック乱ツインズ)には『すしいち!』というグルメ漫画も連載中でした。江戸が舞台で「人の“心”を握る」と称される気鋭の寿司職人・鯛介が、自慢の寿司で人々の心を癒していくという……作者は小川悦司さん。『中華一番!』とか描いていた人でした。すし漫画は『将太の寿司』『江戸前の旬』くらいしか知らない(読んでいない)のですが、これもいろんなウンチクがあって面白そうでした。コミックスが2巻まで発売中らしい……買ってしまうかも( ̄▽ ̄;)

漫画に「泡醤油」が出てきました。立ち読みだったので、成り立ちについて詳しく知りたかったのですが、書いてあるサイトは見つからず………作り方とかレシピはたくさんありました。NHKの『ためしてガッテン』でも昨年取り上げられていたのですね。泡立つものの美味なる魔力ですね(^o^)v 


醤油ですが、大坂の町人衆の間では早くから日用品だったとか。江戸で調味料として広く一般に使われるようになるのは、文化・文政期になってからのことだそうです。当時、清酒や醤油、塩から雪駄などまで、上方のすぐれた産物が江戸に送られていました。それらは「下り酒」「下りしょうゆ」などと呼ばれて珍重されたそうです。反対に品質のよくないものは、下ることができなかった……つまらないモノやコトを「下らない」(これは江戸弁だそうですね、知らなかった)というのは、この時代の名残なんだとか。また地元の酒・醤油は「下りでない」ということから「下らない」となった、という説もあるそうです。


なんだかお寿司が食べたい気分になってきました……夜中なのに。そういえばヨッパライのお父さんのおみやげはお寿司だった時代がありましたね。24時間営業のコンビニがある今の時代ではプリンとかまた別のものになるのでしょうけれど、おみやげは心踊るものです(o^ O^)シ彡☆


私も今日1日乗りきれば、休みがやって来ます。本屋でガッツリ買い物をしたい!!と今からウキウキしています~皆さまも週の真ん中の水曜日、やっかい事はスイスイ避けて元気にお過ごし下さいませヾ(´ー`)ノ




※信玄さんのフサフサ被り物は諏訪法性兜というらしいです。ヤクの毛らしい。




rohengram799 at 00:24│Comments(8)

この記事へのコメント

1. Posted by 猫ムスメ   2015年04月15日 06:31
池波先生らしい「男」な作品ですね。
池波作品は案外主人公が生き延びるケースが多く、武士を辞めて手先の器用さを生かして職人になり大成するとか、そういう良い結末が沢山記憶にあります。この忍者の方も無事だといいですね(^_^;)
醤油と言えば何年か前、お寿司屋さんでスプレー式の醤油さしを見て感動しました。スプレーならネタに上から直接吹きかけられて超便利!! 量の調整も出来るし、理にかなってますよね。いつも小皿の中でシャリがベタッと沈む不器用な私としては膝を叩きました。今は醤油だけじゃなく、他の調味料(ポン酢とか)もスプレー式が流行ってるみたいですね よく考えるなぁと思います。
2. Posted by なう60   2015年04月15日 09:04
おはようございます。
「大気の状態が不安定」要注意の一日になりそうです>「醤油は腐らないか」私もニンニク醤油、何年も使用しいますが少し不安になってサイト調べ、皆さんニンニク醤油、腐らないとのことで使用しており安心の朝でした。
3. Posted by オスカー   2015年04月15日 15:00
§猫ムスメ様
かけ醤油よりつけ醤油で減塩とか言われていましたが、スプレー式の方が少ない量でまんべんなく行き渡りますね~!!
コミック『乱』は時代劇専門の漫画雑誌で「梅安」とか立ち読みしていましたが、やはり活字で楽しむのが先ですね(笑)
4. Posted by オスカー   2015年04月15日 15:04
§なう60様
醤油という調味料の素晴らしさ、奥深さを感じます~味噌も種類がたくさんありますが、好みは人それぞれでしょうね。
おかずがない時はご飯に醤油をかけてたべていた時代がちょっと懐かしい…ソースは甘いし、マヨネーズは盲腸になると言われていました(^o^;)
5. Posted by ミューちゃん   2015年04月15日 16:53
5 オスカーさん、こんにちは
弁当に入れる醤油さしで醤油を付けると必ず、ご飯に付いてしまうと云う悲劇が待ち構えてますよね(笑)

それと…「戦う書店ガール」を観ましたがまゆゆは、やっぱり大根でしたね…
6. Posted by オスカー   2015年04月15日 19:37
§ミューちゃん様
あの小さい醤油入れにまた醤油を入れたくて…とっておいたことがあります
まゆゆ、やっぱりドラマとかは向かないのでは……視聴率もイマイチだったみたいですね
7. Posted by 見張り員   2015年04月15日 23:21
こんばんは
山梨県人の血を引いていると、『信玄』という文字を見ると「むっ!なんだなんだ!」と思わず手に取ってしまいますねw。山梨県は「住みたい県」ナンバーワンらしいですが母は「甲府や塩山あたりならいいけどそれより先はちょっと考えるねえ」と言ってましたw。私はどこでもいいと思うのですが…。

サザエさんの昔のバージョンにはよく酔っぱらいのおとっつあんがお寿司の折をぶら下げてるカットがありましたねww!
8. Posted by オスカー   2015年04月16日 00:00
§見張り員さま
塩山駅周辺もスゴく寂れています。甲府はにぎやかですど、やはり田舎は田舎ですね(;^_^A
信玄餅のプリンが美味なのでまた日本橋のアンテナショップに買いに行きたいです!!

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