2015年05月07日

碧雲便りNo.7:Some Day My Prince Will Come

昨日の朝、『マッサン』の総集編を少しだけ見ました。朝ドラはもうずーっと見ていなかったのでなんか新鮮……戦地に向かうおにいさんを蛍の光を歌ってお別れした場面が印象的でした。スコットランドでは旧友との再会を喜ぶ歌なんですよね。おにいさんとの再会が叶わなかったのですね……ρ(・・、)


そして、仕事帰り~最寄り駅で写真サークルの作品展示があり、そこに《呑んべえ羅漢》さんがいました!! お酒の話題が続いてたので羅漢さんが会いに来てくれたのかしら←(゜゜;)\(--;) 検索してみるといろんな酒呑み羅漢さんがいてビックリしましたわ。そのお一人をこちらでご覧下さいませ。

http://rossy5656gogo.web.fc2.com/kame/sanpo26/ff1.html




今日は仕事は休み、読みかけだった『ここは退屈迎えに来て』という短編集の読書再開です(((^^;) 著者の山内マリコさんは「1980年富山県生まれ。バブル崩壊後の地方都市で、外国映画をレンタルしつづける十代を送る。大阪芸術大学映像学科卒業後、京都でのライター生活を経て上京。2008年「女による女のためのR-18文学賞」読者賞を受賞するも、本を出せない不遇の時代がつづき、みんなに心配される。本作がやっとやっとのデビュー作!」と紹介されていましたが、内容はご本人の体験に基づいているのかな?という感じ。


主人公はすべて女性で、年齢は高校生から30歳までと幅広い。共通しているのはみんな「ここは退屈」と口には出さずとも思っている(無意識もあるかも)こと。都会から田舎に戻ってきて、故郷に愛着もあるしそれなりに居心地もいいけれどやっぱり「迎えに来て」と思う……特定の誰かというより見知らぬ誰か、これから出逢う運命の人!という乙女チックな雰囲気もあるかな? だからタイトルを「いつか王子様が」にしてみました(^◇^) ディズニーアニメ『白雪姫』の挿入歌ですね。今は『シンデレラ』実写映画が公開中ですが、ダンナが「意地悪なオネエサンって3人いなかった?」というので2人のはずだけど……『リア王』の三姉妹と勘違いしている? でももしかして私の記憶違いかも…と検索しちゃいましたよ(^o^;) ディズニー映画では姉は2人で、名前はドリゼラとアナスタシアでした




話をもどしますが、全部で8つある物語の2話目「やがて哀しき女の子」ではかつてのアイドルが田舎に帰ってきて、「ウェディング・サポート・サロン“結婚しま専科”」に行く場面があります。このサロンでは女性会員の年代別にいくつかランクを設けていて、最高ランクはフローランスといって年齢が28歳まで……かつてのアイドル・あかねは28歳、いくら美人でスタイルがよくても29~36歳はトリプルエー(AAA)と牛肉のランクみたいにされてしまう…そして36歳以降は10歳刻みでレディ・大和撫子・良妻賢母になるそうだ……なんだかんだいっても基準は年齢なのか? 若いのがいいのか? 労働力として長く使えるからか?とか思ってしまう~!! でも男性も同じようにランク付けされているのかしら?



この本の感想など読んでいると《ファスト風土》という言葉がよく出てきます。三浦展(みうらあつし・1958年生まれ。ライター。郊外文化研究者)という人の造語で「地方社会において固有の地域性が消滅し、大型ショッピングセンター、コンビニ、ファミレス、ファストフード店、レンタルビデオ店、カラオケボックス、パチンコ店などが建ち並ぶ風景が全国一律となったことをさす」そうです。ウマイこと名付けたものだと思いますね~! 本の舞台も「地方都市」で具体的に何県なのかを推測するような個別性は見つからず……ユニクロやらブックオフとかゲーセンとか出てくるし……東京や大阪で生活していたという記述があるので、まぁその近県かな?とは思いますが、離島という言葉もあったので淡路島から大阪へ出てきた子かな?と想像したり……。渋谷でまだまだ迷子になっちゃうような子が田舎には帰らないという気持ちもわかるし、物語によく登場する「椎名君」が「リア充」代表みたいになっている感じがしました。そして田舎では車がないと本当に不便だ!な話も( ̄0 ̄;)


人間関係はちょっとうっとおしいかもしれないけれど、慣れてしまえばすっかり地元民に戻っていたりして……私なんかも田舎から東京に出て、もしまた戻ってきていたら……と自分の体験と重ね合わせたり、妄想少女が結構出てきたのも共感ポイントが増えましたね。それぞれの年代の出来事を思い出してウンウンしたり(笑)



小さい頃、本当の親は別にいてもっとお金持ちで優しくていつか迎えにきてくれるはず!!と叱られたりしたらアホなことを思いましたが……今も時々、もしかしたらここにいる自分は本当の自分ではなくて、違う世界に連れていってくれる誰かが現れるかもしれない~(≧∇≦)なんて考えることもあるワタクシ!! 皆さまの「退屈しのぎ」にこのブログが少しでも役に立てば嬉しいです。



wonderfulでbeautifulな1日になりますように(o^ O^)シ彡☆





rohengram799 at 08:18│Comments(14)空のお城図書館 

この記事へのコメント

1. Posted by ミューちゃん   2015年05月07日 16:54
5 オスカーさん、こんにちは
僕は田舎に暮らしてますが、本当に車が無いと不便なんですよ最寄りのコンビニや駅も車で行かないといけない距離だし。都会暮らしの人が田舎に移り住んで一番困る事は、近所づきあいらしいですね。それが辛くて都会暮らしに、また逆戻りするって云うのは、よく聞く話ですよ。
2. Posted by 猫ムスメ   2015年05月07日 19:37
「マイルドヤンキー」は以前ブログに書きましたが、「ファスト風土」は初めて聞きました(^_^;) 地方の文化に注目が集まっているとはいえ、色々考えるもんですね。

ちなみに山内まりこさんは、私が唯一愛読する雑誌であるテレビブロスに、コラムを書いています(それによると最近結婚されたようです)。文章も内容もフワフワした感じで、コラムニストか何かかな? と思ってましたが、ちゃんと作家として活動されている方なんですね(^_^;)  失礼致しました~
3. Posted by kikuko   2015年05月07日 21:23
うわ~~~ 夢見る夢子さん~~~~

時代によって 夢もばらばらでしょうが 私も今思えばつまらないこと

想像していたのですが・・・・・戦後の苦しさから 「若草物語」の映画には

自分を重ね合わしたりしました・・・・



4. Posted by 松尾陽   2015年05月07日 21:59
おひさしぶりですー。

今の時代、なんでも「早い」ことを追いかけてるみたいですね。
仕事はPCの登場で早くできるはずなのに、なんで残業があるんだー。
と思った時期もありましたよ…。
早かったら、さらに余計な仕事を抱えたくなるのが人なのかもしれません。

でもその「ファストなんちゃら」もいつかは飽きるときがきますよ。
そしたら次の何かが来て、また飽きて…の繰り返し。
「迎えに来て~どっかに連れてって~」と思いたくなるのもわかる気が(違)。
5. Posted by 見張り員   2015年05月07日 22:42
こんばんは!
「マッサン」総集編、もっと丁寧にやってほしかったなあ~なんて『マッサンロス』の私は思ってましたw。

「ここは退屈」まさに今の私の心境です…退屈というよりもう苦しいですね、ほんと誰か救い出してよう!って感じですw。でも居場所はここしかないから頑張りますぞ^^。
6. Posted by オスカー   2015年05月08日 08:42
§ミューちゃん様
もともと田舎に住んでいた人はなんとなく行事やしきたりの感覚がわかりますが、都会からいきなり田舎暮らしの人は( ̄□ ̄;)!!なことが多いでしょうね。どこにいても近所付き合いはムズカシイです。
7. Posted by オスカー   2015年05月08日 08:45
§猫ムスメ様
山内さん、結婚されたならオメデタイですね~小説は本当に赤裸々でそこまで書きますか~みたいなおとめの心情もたくさんありました。造語って知らないだけで毎日生まれているのかもしれないですね(^o^;)
8. Posted by なう60   2015年05月08日 08:50
おはようございます。
「飲んべえ羅漢浄慶寺 」びっくりの朝です。ユ-モラスで人間性があふれています。「お酒も飲みたいもの。」ですね。日々、視野が広がるオスカ-さんブログ、感嘆です。日々、役に立ってます。感謝です。
9. Posted by オスカー   2015年05月08日 08:52
§kikukoさま
『若草物語』私はほとんど内容を知らないので検索してきました。作者の実体験や家族がモデルになっていて次女ジョーが作者自身とか。続編も何冊か出ていたのもビックリしました。一度ちゃんと読んでみたいです。
10. Posted by オスカー   2015年05月08日 08:58
§松尾陽さま
家電などまだ使える~なんて本当に壊れるまで買い換えないと、新製品が未来の商品みたい見えます。ついていけないので誰かかわりに…と依存度は増すばかり……でもお菓子とかは新しいもの大好きです(笑)
11. Posted by オスカー   2015年05月08日 09:05
§見張り員さま
『置かれた場所で咲きなさい』(渡辺和子)という本の紹介に「時間の使い方は、そのままいのちの使い方」とありました。置かれた場所でいかにいのちを輝かせるか、ムズカシイです~グチりたいことばかり でもそれを糧にして美しく咲き、イケメンに違う場所に植え替えてもらいたいと思うのです~!!
12. Posted by オスカー   2015年05月08日 09:07
§なう60様
羅漢さまの表情(顔だけでなく身体全体)の豊かなこと!! 出来ればいつもにこやかにいたいものです。毎朝、なう様の季節の花たちを見ては笑顔をいただいています(´∇`)
13. Posted by まろゆーろ   2015年05月08日 09:26
おはようございます。
>小さい頃、本当の親は別にいてもっとお金持ちで優しくていつか迎えにきてくれるはず!!と叱られたりしたらアホなことを思いましたが……
あるある。僕ももしかしたらもっと高貴な家の子で実は執事が迎えに来るんじゃないかとおバカなことを。
やれやれ今では普通のオジサンで大満足しちょります。

普通といえば我が市のサル。なんで似ても似つかぬ雲の上の人の名前なんて。それも大英帝国のプリンセスの。
身の程知らずと言うかノリすぎです。
14. Posted by オスカー   2015年05月08日 11:29
§まろゆーろ様
同じドリーマーな師匠がいて嬉しいです(笑)
高崎山のおサルさん、関係者の謝罪も早かったですね~なんか話題性があればなんでもよかったのかって感じで、おサルさんへの愛が不足している気がしました。

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