2016年02月23日

凍雲便りNo.10:雪の降る街を

今日は皇太子さま56歳のお誕生日! 小さい頃、田舎の温泉にお忍びでいらしたのかわからないけれど、その帰宅途中を近所のおばちゃんたち数名と見たことがあります。おばちゃんのひとりが「運転手も少しスピードをおとしてくれたらいいのに」と言っていましたわ(笑) そう言えば今日は「富士山の日」でもあります。皇太子さまもあの時、富士山を眺められたかしら? どうぞすべてにおいておだやかな1年を…と祈らずにはいられません。



さてさて……読売新聞の日曜版には《名言巡礼》というのがあるのですが一昨日は『雪の降る街を』から、「いつの日か祈らん 新しき光降る鐘の音」(山形県鶴岡市)でした。この曲の初出は1951年にNHKラジオで放送された連続放送劇「えり子とともに」の挿入歌だったそうです。作曲は中田喜直さん。1,000曲以上も作った「日本のシューベルト」と呼ばれた方! この時期に思い出す『早春賦』の作曲家・中田章さんは父上だそうな。



作詞は新劇作家の内村直也さん。誕生日は8月15日。36歳の誕生日に敗戦。(以下は紙面より)



降りしきる雪に、戦争中の嫌な思い出がかき消され、やがて晴れ間がのぞく???「雪の降る街を」には、そんな願いを込めたと内村は後年語っている。(略)「敗戦直後の、私たち日本人の心はむなしかった。すがるものもない、孤独な心であった」と書く。



私の中でこの歌は雪国(なぜか札幌)で失恋した人が、めげずに頑張ろう、そのうちいいこともあるさ!みたいな意味できいてきたので(初めてきいたのが幼稚園くらいだった)戦争に関連があるなんて全く考えたことがなくて衝撃でした。アダモの♪雪が降る~あなたは来ない~の『雪が降る』とイメージが混ざっていたのかもしれないですね。



そして、ずっと忘れていたかぐや姫の名曲のひとつ『雪が降る日に』を思い出しました。雪の歌というとあのねのねの『雪が降っています』とか『雪国』しかうかばなかったのに。


♪雪が降るよ やまずに昨日から 昨日から……YouTubeでかぐや姫関連の映像を見て(タブレットって便利!)「ああ、やっぱり正やんの詞はいい!」「 コーセツのメロディがまたせつなくてたまらん!」「パンダさん、久しぶり!「 かぐや姫サイコー!」などと昭和回帰してしまったのでした……(^。^;)



皆さまには、たくさんの幸(さち)がふりそそぎますように……今日も頑張って働いてきます(*´∀`)ノ




rohengram799 at 10:03│Comments(4)

この記事へのコメント

1. Posted by ミューちゃん   2016年02月23日 16:38
5 オスカーさん、こんにちは
今日は中島みゆきさんの誕生日でもありますよみゆきさんの曲の中で雪が出てくるのは、工藤静香さんが歌った「雪月花」とかかなあと昔のライブ映像は、アップテンポな曲をやっていても、お客さんは、みんな座ってるんですよね(笑)。松山千春さんの1982年のライブを観た時、千春さんが「長い夜」をノリノリで歌ってるのに、お客さんは座ってるって云う(笑)。今なら有り得ないですよね(笑)。
2. Posted by 猫ムスメ   2016年02月23日 20:23
皇太子様をテレビで拝見するたび思い出すのは「タイシ君」。高校時代の先輩で、もちろん皇太子様にそっくりだからタイシ君でした😉

私の大学の合格発表を見に行ってくれたのもタイシ君なんですよね(1年先に上京していたので)。 私が上京してからもしばらく交流が続いていましたが、いつも間にやらフッツリと…
今どうしているだろうと折に触れ思い出します(^^;
3. Posted by オスカー   2016年02月24日 08:43
§ミューちゃん様
最近コマーシャルで昭和ソングの替え歌(?)が多いような……。河合奈保子ちゃんも雑誌で見て懐かしく……♪ケンカをやめて~ふたりをとめて~私のために争わないで~もうこれ以上~とかスゴい歌詞ですよね! みゆきさん、今はタクローとの「永遠の嘘をついてくれ」を見るのが好きです(≧∇≦)
4. Posted by オスカー   2016年02月24日 08:49
§猫ムスメ様
私は「太子」で聖徳太子を思い出しました!それも『イブの息子たち』というマンガに出てきた、 両手を前に出し、ロケットパンチみたいにお札砲を炸裂するトンでもキャラです(笑) サイズ大きめの聖徳太子の1万円札が懐かしくなりました。タイシ君も大金持ちになっていたりして(o^ O^)シ彡☆

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