今日はまとまった雨の1日になりそうです。昨日はアツいなぁ…と思っていたのに気温差に身体がグダグダしますわ。


今月もあとわずかですが、ゴールデンウィーク前後に支払いの多いこと! 予想外の出費もあったりして、スーパーで食材を手に取り悩む前に、値札をにらみつけてしまいます(ーー;) 『鳩を蹴る』(2005・このタイトルもスゴい)という本に所収されているという俳句(無季句)……ありありとその光景がうかんでくるというか、そのまんま自分の姿( ´△`)!

『通帳にらんで女動かぬ道の端』(きたむらけんじ)


さてさて、昨日書いた山崎豊子さんの『暖簾』、まだパラパラしただけですが、いろんな昆布の名前が出てきます。気になったのが「黒とろろ」「白とろろ」……なんですか、黒とろろって(;・ω・) 書きながら頭に浮かぶのはお約束ですが、ジブリアニメのトトロです!

黒と白では使用する昆布の厚さが違うらしく……肉厚の昆布の側面を削ると「白とろろ」に、薄い昆布を削ると「黒とろろ」になるそう。「黒おぼろ」は、昆布の表面を削ったもの。黒とろろに使われるのは、1年物のうすーい昆布(なんと30ミクロン)で、利尻、羅臼、真昆布の3種類。1年物を使うのは食感とクセのない旨みを求めるため。仕上がるまでには手間ひまと愛情がたっぷりかかっています。

この黒とろろは富山でしか食べられていないとか……。富山県民は昆布が大好きらしいです! 明治時代に富山県から多くの人々が北海道に開拓民として移住しましたが、なかでも昆布をはじめとする漁業に従事する人が多く、昆布王国の羅臼町の7割以上が黒部市生地の出身者だとか。彼らは郷里に暮らす家族や親せきに羅臼の昆布を送ったそうです。食べ物の歴史には、いろんな人の想いが込められているのだとあらためて思いました。


山崎作品は以前『花紋』という女流歌人の作品を読んだだけですが(その時の記事はあかね雲便りNo.100:カモン!ごりょうさん(^3^)/)他のタイトルと雰囲気が違いすぎて気になるのが『ムッシュ・クラタ』! 戦前・戦後、新聞社のパリ特派員を勤め、フランス文化をこよなく愛して「ムッシュ・クラタ」と呼ばれた男が主人公らしいです。鼻持ちならないキザな奴と見られていた彼が、記者としてフィリピンの戦場に行き……さぁどうなる!?は読んでのお楽しみですね(^o^;) 同時収録作品に「晴着」「へんねし」「醜男」とあり、またまた気になるのは「へんねし」ですわ!

最初、京都の方言で「すねること。ねむたいこと。」とあり、ふ~ん(゜.゜)と納得しかけたのですが、イヤイヤ、待てよ、山崎作品は大阪物が多いはず……と大阪弁をみたら「ねたみ、嫉妬 ねたんでする意地悪。」とありました……絶対コッチだわ!と確信したところで、仕事に行ってきま~す(* ^ー゜)ノ