今朝の読売新聞一面、いつものように雑誌広告を見ていたら『公認心理師への期待』(日本評論社)という文字が……なんだ、この“公認心理師”って……パッと見ると“公認調理師(´・ω・`)?”と思ってしまう……!!
全く知らなかったのですが、昨年10月に「公認心理師法」が可決成立していました。初めての心理職国家資格ということで、大学もいろんな対応を協議しているようですし、予備校も新たな学生獲得に動き出しているみたいだし……。Yahoo!知恵袋に質問があり、けっこう詳しく回答されていたので興味のある方は読んでみて下さい。
http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12160925837
そして「士」「師」「司」の使い分け(?)違いについても質問がありました。
http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12119811242
最近でもないですが、「看護“士”」から「看護“師”」にかわりましたよね。看護は女性が行うものとのイメージがありますが、『春告げ坂 小石川診療記』(安住洋子)には「看護中間」という、病人のお世話をするおっさんたちが出てきて(おサボり野郎も多い)ああ、昔から男手は必要だったのね、と当たり前のことに納得してしまいました。本の内容などについては下記ブログをどうぞ。
《安住 洋子著「春告げ坂」を読み終える:2015年04月11日の記事》
http://tnabe.exblog.jp/21702023/
保健婦助産婦看護婦法が1948年に施行され、看護婦という呼び方になり「看護するのは女性」という図が定着、女性を看護婦、男性を看護士と呼んでいました。女性も男性も看護師という呼び名に統一されたのは「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師助産師看護師法」になった2002年の法改正からだそうです。
さてさて……今テレビでは都知事選挙の話題がたくさん。候補者はたくさんいるのに取り上げられるのは小池さん・鳥越さん・増田さんの3人だけですね(-o-;)
友清恵子(ともきよ・けいこ)さんという方が(1936年福井県生まれ)今年は傘寿(八〇歳)を迎えられて、記念に詩集を刊行されたそうで、その中に『やじろべえ』という詩があります。
『やじろべえ』
ありあまる時間を深い皺に塗りこめて着飾って出歩く年金暮らしの老女
まことしやかに有事を説き得意げに三位一体を謳う獅子頭
ひたすら携帯メールで擬似恋愛を演じるパラサイト・シングル
人ごみを臍だしルックで闊歩する黄髪少女の指先のタバコ
――――― コノクニハ モウ ダメカモシレナイ
人間の糞尿にまみれながらなお凜と均整を保っている富士
濁った川面に顔を出し岸辺の騒ぎを横目に悠々泳ぎ去るアザラシ
光の届かぬ深層水のなかひそやかに生き続ける透明なエビやイカ
経済大渋滞を尻目に人々を狂わせつつ粛々と北上する桜前線
――――― コノクニハ マダ タスカルカモシレナイ
あきらめと口臭と仏頂面を詰め込んで走る通勤電車
一握りのゴルファーのために緑をこそげ取られた山裾
飽食と浪費が毎朝垂れ流す生ゴミ不燃ゴミ
アリガトウもスミマセンも言えない子らを吐き出す受験塾
――――― コノクニヲ スキニナレナイ
照れながら喜びを語るノーベル賞のひとの作業服
沈着冷静に記録を伸ばす細身の大リーガーのまなざし
飛び交う絵手紙のそれぞれの優しい四季
和太鼓の激しさを背に受けて舞うソーランの若者の飛び散る汗
――――― コノクニヲ スキニナリタイ
友清さんや詩集の内容についてはこちらをお読み下さい。本の装丁や挿し絵もステキです。
《老JAPAN:2016年07月14日記事》
http://fragie.exblog.jp/25447182/
コノクニヲ スキニナリタイ………いつでもどんな時でも ♪愛さずにいられない それは真実(ほんと)よ………そんな美しい国・日本であって欲しい、そう思います。
全く知らなかったのですが、昨年10月に「公認心理師法」が可決成立していました。初めての心理職国家資格ということで、大学もいろんな対応を協議しているようですし、予備校も新たな学生獲得に動き出しているみたいだし……。Yahoo!知恵袋に質問があり、けっこう詳しく回答されていたので興味のある方は読んでみて下さい。
http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12160925837
そして「士」「師」「司」の使い分け(?)違いについても質問がありました。
http://chie.mobile.yahoo.co.jp/p/chie/qa/view?qid=12119811242
最近でもないですが、「看護“士”」から「看護“師”」にかわりましたよね。看護は女性が行うものとのイメージがありますが、『春告げ坂 小石川診療記』(安住洋子)には「看護中間」という、病人のお世話をするおっさんたちが出てきて(おサボり野郎も多い)ああ、昔から男手は必要だったのね、と当たり前のことに納得してしまいました。本の内容などについては下記ブログをどうぞ。
《安住 洋子著「春告げ坂」を読み終える:2015年04月11日の記事》
http://tnabe.exblog.jp/21702023/
保健婦助産婦看護婦法が1948年に施行され、看護婦という呼び方になり「看護するのは女性」という図が定着、女性を看護婦、男性を看護士と呼んでいました。女性も男性も看護師という呼び名に統一されたのは「保健婦助産婦看護婦法」が「保健師助産師看護師法」になった2002年の法改正からだそうです。
さてさて……今テレビでは都知事選挙の話題がたくさん。候補者はたくさんいるのに取り上げられるのは小池さん・鳥越さん・増田さんの3人だけですね(-o-;)
友清恵子(ともきよ・けいこ)さんという方が(1936年福井県生まれ)今年は傘寿(八〇歳)を迎えられて、記念に詩集を刊行されたそうで、その中に『やじろべえ』という詩があります。
『やじろべえ』
ありあまる時間を深い皺に塗りこめて着飾って出歩く年金暮らしの老女
まことしやかに有事を説き得意げに三位一体を謳う獅子頭
ひたすら携帯メールで擬似恋愛を演じるパラサイト・シングル
人ごみを臍だしルックで闊歩する黄髪少女の指先のタバコ
――――― コノクニハ モウ ダメカモシレナイ
人間の糞尿にまみれながらなお凜と均整を保っている富士
濁った川面に顔を出し岸辺の騒ぎを横目に悠々泳ぎ去るアザラシ
光の届かぬ深層水のなかひそやかに生き続ける透明なエビやイカ
経済大渋滞を尻目に人々を狂わせつつ粛々と北上する桜前線
――――― コノクニハ マダ タスカルカモシレナイ
あきらめと口臭と仏頂面を詰め込んで走る通勤電車
一握りのゴルファーのために緑をこそげ取られた山裾
飽食と浪費が毎朝垂れ流す生ゴミ不燃ゴミ
アリガトウもスミマセンも言えない子らを吐き出す受験塾
――――― コノクニヲ スキニナレナイ
照れながら喜びを語るノーベル賞のひとの作業服
沈着冷静に記録を伸ばす細身の大リーガーのまなざし
飛び交う絵手紙のそれぞれの優しい四季
和太鼓の激しさを背に受けて舞うソーランの若者の飛び散る汗
――――― コノクニヲ スキニナリタイ
友清さんや詩集の内容についてはこちらをお読み下さい。本の装丁や挿し絵もステキです。
《老JAPAN:2016年07月14日記事》
http://fragie.exblog.jp/25447182/
コノクニヲ スキニナリタイ………いつでもどんな時でも ♪愛さずにいられない それは真実(ほんと)よ………そんな美しい国・日本であって欲しい、そう思います。
コメント
コメント一覧 (6)
今朝は巨泉さんの訃報を聞いて驚いた朝を迎えました…。何度も癌から復活されているから今回も…と思っていたのですが…。ご冥福をお祈りします
都知事選に関しては何から何まで不公平さを感じます。テレビに出てる3人は応援演説で有名な政治家やタレントさんを呼んでいるって云う事は僕の中では反則じゃないかなと思うんです
80才の方の詩、ものすごいリアルです。それだけ生きてきた方に「コノクニハモウダメカモシレナイ」と言われると、胸を撃ち抜かれた気分になりますね😢
自分も民度が下がる一方の日本人を見て、同じように感じているので、余計こたえました。
看護師さん、1月に28日間入院しましたが「まだまだ」男性の看護師、やや違和感を感じました。男性の看護師がまだまだ少なくのためも
要因の一つだと思います。男性の看護師が女性と同じになる時代はくるのでしょうか?防衛大学卒の女性自衛官、違和感なく将軍への道
歩んでいるのでしょうか?
『クイズダービー』など懐かしい番組が流れましたね。カナダという国について興味を持ったのも巨泉さんが行ったからかも。 都知事選挙は混迷というより混沌としていますね。どうなるんでしょう?
いろんな体験をしてきただけでなく、詩作をする方なので物事のひとつひとつを厳しく観察してきたのではないかと思います。 自分が80歳になった時の日本はどうなっているか…考えるのがコワイです。、
男性看護師に求められているのは「力」でしょうね。女性では対応しきれない患者さんがいっぱいの病院や施設がありますから。ウチのダンナもたまに引っ掻きキズとかつけてきますよ~国家資格試験の合格発表は家族で見に行きました(笑)