2016年07月18日

布雲便りNo.18:NAI-NAI-NAI ( ̄□ ̄;)!!

♪NAI-NAI-NAI 恋じゃない
NAI-NAI-NAI 愛じゃない
NAI-NAI-NAI でもとまらない
NAI-NAI-NAI たまらない
NAI-NAI-NAI かえさない
NAI-NAI-NAI そこが危ない



いやぁ、シブがき隊、懐かしいですな! 私はモックンが好きだったので、役者として活躍してくれて嬉しいです!……なんて話ではないですよ( ̄▽ ̄;)



『ビールないビールがない信じられない』(関根誠子)


1日頑張って仕事をして、帰宅し、風呂上がりに冷たいビールを……のはずなのに、なんで冷蔵庫にビールがないの!? ああ、こんな乙女の嘆きがリアルに聞こえてくる一句です(^。^;)
                      
『ひといきに麦酒のみほす適齢期』(岸ゆうこ)

いい飲みっぷりだね!とオヤジ連中に言われるようなお年ごろは何歳から?


『西安のビールは甘きひつじみず』(佐藤清美)

この句はちょっとナゾです。“ひつじみず”は“羊水”のことなのか? 中国で飲んだビールは甘い羊水……とは飲み物としては不適当だった、という意味なのか、赤ちゃんが安心して育つ羊水のように甘露、甘露でお気に召したのか? それとも初めて商品として日本に輸入されたのが、明治元年(1868年)イギリス製の「バースビール」ということなので、誕生birthにひっかけてちょっとひねった作品にしたのか(´・ω・`)? 日本初の国産ビールは、明治3年(1870年)、アメリカ人のウィリアム・コープランドが横浜の天沼で作った「天沼ビール」「天沼ビヤザケ」と呼ばれるものだそうで、明治5年(1872年)に大阪の渋谷庄三郎が「渋谷ビール」を設立。日本人として初めて国産ビールの醸造・販売を行ったそうです。



『一人置いて好きな人ゐるビールかな』(安田畝風)

なんでしょう、会社の飲み会でしょうか? 気になる人はいるけれど、隣に座る勇気はなくてひとり間に……みたいな感じ? なんとなく初々しくて、おやぢ、この恋を応援したくなります! イメージしているのは新人OLです(笑)


『燕雀も鴻鵠も居る麦酒館』(廖 運藩)

「燕雀」はツバメやスズメなどの小さな鳥のことで、転じて小人物を、「鴻鵠」は大鳥や白鳥など大きな鳥のことで、転じて大人物をさします。小人(しょうじん)も大人(たいじん)も一つ屋根の麦酒館に居てワイワイガヤガヤとがやと……無礼講かどうかはわかりませんが、みんな麦酒大好き(^_^)/□☆□\(^_^)なのでしょう。



『銀河英雄伝説』に出てくるヤン・ウェンリーの名言で今日のビール俳句日記を締めたいと思います。他にもたくさんオモローなのがありましたので、いずれまた(笑)


《英雄など酒場に行けばいくらでもいる、その反対に歯医者の治療台には一人もいない》




美味しいビールのために(または美味しいご飯のために!)明日もまたがんばりましょーね(o^ O^)シ彡☆






rohengram799 at 20:27コメント(10) 

コメント一覧

1. Posted by トリテン   2016年07月18日 21:44
オスカーさん、飲めないのが残念ですね (^^ゞ
私も若い頃は、アルコールは全くダメでした。
アルコールを分解する酵素を持ち合わせていないようです。

それが、40代を迎える頃、友達の付き合いで飲み会などに出ているうち、年のせいもあるのか酔いに鈍くなってきました(笑)

今日も一日ご苦労様、の一杯のビールはおいしいものです。
昔はこんな苦い物のどこがいいのかと敬遠していましたけどね~

「ひつじみず」ってなんでしょうね?
同じく「羊水」を想像しちゃいました。(笑)
ま~、あちらさんは日本ほどホップの効いていない、気の抜けたビールです。(^.^)
2. Posted by オスカー   2016年07月19日 12:54
§トリテン様
気の抜けたビール……想像しただけで気持ちが沈んでいきますね。生ぬるいのとかもイヤですが。
私の夢は「蕎麦屋で日本酒」なのです……少しずつ慣らしていけば叶う日はくるでしょうか? 還暦になる頃にはウワバミになってたりして(笑)
3. Posted by まろゆーろ   2016年07月19日 16:38
『ビールないビールがない信じられない』、素晴らしい!! 人間の本性と欲望があからさまに。
こんな感性の人、好きです。
しかしビールにまつわる歌ってどことなく庶民的というか人間味に溢れていますね。
きっとビールには息抜きのパワーがあるからかもしれませんね。

モックンが一番セクシーだったかも。
今ではあの義両親にすっかり見込まれて立派な世帯主になりましたね。
成功する人のオーラは昔と変わっていないかも。

地震が頻発していますね。
梅雨も明け、いよいよ夏も本格的なのに地面は揺れて。
くれぐれも気を付けてお過ごしください。
4. Posted by ミューちゃん   2016年07月19日 16:52
5 オスカーさん、こんにちは
僕も、たまにビールを飲みますが、500㎖の細長い缶ビールだと量が多いんですよだから僕は普通の350㎖の缶ビールで充分なんです。つまみは要らないですね。ビールが呑みたい時はビールだけしか味わいたくないですから。それにビールだけならビール腹にはならないですからつまみを食ってるからビール腹なるんですって
5. Posted by オスカー   2016年07月19日 20:44
§まろゆーろ様
この前は地下にいる時に揺れたので、焦ってしまいました。自宅用に懐中電灯を新しく買いました!
ビールの俳句はあの北原白秋も作っていました。彼の俳句を読むと、歌のイメージが崩れる気がします(◎-◎;)
6. Posted by オスカー   2016年07月19日 20:46
§ミューちゃん様
今はミニ缶アルコールもたくさんありますね。ビールはお腹がふくれてトイレが近くなるから好きじゃない、とダンナが言っていました。お酒は飲めませんが、居酒屋メニューは食べてみたいものがたくさんあります(笑)
7. Posted by ゆちあ   2016年07月19日 20:53
こんばんは。ビールにまつわる俳句ですね。
会社員時代に上司が俳句をやっていて、考えて~と言われこの時期ビールの句を作った覚えがあります(笑) ビールは夏の季語というのがやっぱり!で面白いところです。
8. Posted by オスカー   2016年07月19日 21:34
§ゆちあ様
私のOL時代の上司は詩吟か謡曲を習っていたようです。『冷え過ぎしビールよ友の栄進よ』(草間時彦)……サラリーマンだとこんな苦いビールを飲むことがあったかもしれません。ラムネもサイダーも夏の季語ですね。知らずに発した一言が俳句になっているかも!(笑)
9. Posted by 猫ムスメ   2016年07月20日 06:48
いきなり大量の横文字スタートでびっくりしました(^^;

「ひつじみず」、何か他に意味があるんじゃないかと気になり調べてみましたが、やはり「羊水(ようすい)」しか引っ掛かりませんね💦 
羊水(ひつじみず)なんですかねぇ…
作者の意図が知りたいです😥
10. Posted by オスカー   2016年07月20日 09:15
§猫ムスメ様
佐藤清美(さとう・きよみ)さんという方は1968年、安中市生まれの方らしいです。“ひつじみず”の句は『月磨きの少年』(2009)という本に所収されているようです。他の俳句を読んでも、70歳近い人かと思っていたので、私より年下でビックリしました(◎-◎;)

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