2017年03月20日

春光便りNo.17:コッタボス

昨日から『貴族探偵対女探偵』(麻耶雄嵩)という本を読んでいます。『貴族探偵』の続編なのですが、自分では推理をせず執事やメイド、料理人に推理を披露させるという・・・いかにもお金持ちの道楽みたいな主人公なんですが、男前なのでOK😆👍❤️という感じで(笑)


今回はタイトル通り、女性の探偵と別に望んだわけではないけれど、結果的に対決になるという・・・でないと物語として成立しませんからね(^o^;) 女探偵さん、今のところ全敗です~!


その中に事件と直接関係がないのですが、「コッタボス」という言葉が出てきました。調べてみると【
コッタボスとは、古代ギリシャやエトルリアで行われたという飲み会余興の一つ。特に4-5世紀のアテネで行われていたもので、的に向かってワインかすをぶつけるというわけのわからないゲームである。】とのこと。


酒の澱(のようなもの?)を、標的に飛ばす遊戯の道具。また、遊戯そのものも指すらしい。 コッタボスには2種類あって 、ひとつは、細長い燭台のような支柱の尖端に、衡皿を危なく載せ、これに残滴を投げ入れて衡皿を落とすもの。もうひとつは、水盤に皿をいくつか浮かべ、これに残滴を投げ入れて、皿をいくつ沈めたかを競うものだそうな。



文章は全くわかりませんが(笑)動画があるみたいなので、こういうものかとご覧下さいませ。

http://www.dailymail.co.uk/sciencetech/article-2911510/The-ancient-Greek-DRINKING-GAME-Expert-reveals-play-kottabos-revellers-fling-wine-centre-room.html


日本の扇子を落とす遊びの方が、ずっと優雅で風情があると思います😵🍺🌀 酔うとなんか変わったことをしたくなるのかしら?




rohengram799 at 13:40コメント(4) 

コメント一覧

1. Posted by ミューちゃん   2017年03月20日 16:57
5 オスカーさん、こんにちは
恐らく風情を求めるのって日本人特有の文化だと思いますね。扇子を落とす遊びは「投扇興(とうせんきょう)」て言うらしいです。僕は投扇興は芸者さんがやってるイメージがありますね…
2. Posted by オスカー   2017年03月20日 22:52
ミューちゃん様
名前が出てきませんでした(((^^;) その昔「投楽散人」という人が昼寝をしいて、ふと目を覚ますと、離れた木枕に蝶が休んでいた。そばにあった扇を蝶に向かって投げると、蝶はひらひらと飛び去ると同時に扇子もひらひらと舞って、木枕の上に乗ったのを見てオモシロイ!となったのがはじまりとか。お座敷遊びのお上品な方ですね。野球拳は・・・(;´∀`)



3. Posted by 猫ムスメ   2017年03月21日 07:16
あ〜ビックリした。
「的に」を勝手に「敵に」と脳内変換し、相手(一緒に飲んでる人)に当てるゲームかと思いました(^^;)
ワインだとシミになるよな〜白い服じゃいけないな〜なんて(笑)。アホです!

ちなみに私は今「落語推理 迷宮亭」を読んでます(^ ^) 既に読んだことある話もあるみたいですが…楽しませて頂いてます。やはり落語とミステリーって縁が深いんですね!
4. Posted by オスカー   2017年03月21日 08:18
猫ムスメ様
イヤイヤ、酔っぱらっていたら、ワインの残りを・・・もありうるかも! ジュリーの♪あなたに今夜はワインをふりかけ~という歌を思い出しました! 落語の本、ちくま文庫からいろいろ出ていてはなし塚に葬られた噺の本など読んでみたいです。

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