7月の読書メーター
読んだ本の数:65
読んだページ数:16335
ナイス数:1650

山と村の怖い話 (宝島社文庫)山と村の怖い話 (宝島社文庫)感想
実際に起きた話や伝承がまとめられた一冊。ホラーというより民俗学的、歴史的な話が多かったかも。私の故郷の話もあり、詳しいことは知らなかったりしたので、そうだったのか・・・と思ったり。75篇あるので毎日少しずつ読むのにいいかも。平成の大合併で昔ながらの地名がなくなって、そこにあったいわれや教訓みたいなものがないがしろにされるのはよくないよなぁ、と思いました。夏山シーズンを前に皆さん、気をつけましょう!
読了日:07月01日 著者:平川 陽一
【文庫】 鳴物師 音無ゆかり 依頼人の言霊 (文芸社文庫NEO)【文庫】 鳴物師 音無ゆかり 依頼人の言霊 (文芸社文庫NEO)感想
心からの願い、本心を素直に言葉に出来る「言霊」とストレスを口に出来ずため込んだ「言玉」、カウンセリング的なことをする10代の女の子に助さん格さんみたいなお付きが二人。悲恋物の歴史を絡めて謎っぽいものを撒き散らし「まだまだ続きますよ!」の最後にもういいや~って思った。扱っているテーマは面白いとけれど、なんかすべてにまとまりがなく、読みにくい。やたらに靴にこだわりがあるみたいだけれど「靴がなる~♪」の童謡に掛けているのかしら? 表紙のおねーさんのイメージと主人公が私には重ならない。タイトル買いで失敗した。
読了日:07月01日 著者:上野 歩
漱石さんのロンドンにおけるエピソード 夏目夫人にまゐらす漱石さんのロンドンにおけるエピソード 夏目夫人にまゐらす感想
土井晩翠は詩人(というより作詞家)のイメージが強くて、英文学とは全く結びつかず、夏目漱石との関係も全然知らなかった。文中の「!」の多さにビックリ(笑) あと「玉虫一郎一」って「一」が多くない?間違い?と思っだけれど「たまむしいちろういち」という名前であっていたのですね。本文と関係ないことばかりに関心がいってしまいました(^^;)))
読了日:07月01日 著者:土井 晩翠
パパの電話を待ちながら (講談社文庫)パパの電話を待ちながら (講談社文庫)感想
原題は「電話で聞かせたお話」。出張先から父親が毎晩娘にお話を聞かせた話をまとめた、という設定。アンデルセンの「絵のない絵本」みたいな感じ。おいおい・・・な話やオチはないのか、な話や教訓ぽかったり、メルヘンチックだったり・・・といろいろ。キャラクターも昔話風だったりSFみたいだったり。どこから読んでもいいのだろうけれど、最初から順番で毎日少しずつ読んでみた。父親の話らしいといえばそうかもしれない。
読了日:07月01日 著者:ジャンニ・ロダーリ
近頃の幽霊近頃の幽霊感想
裸の幽霊・・・考えたことがなかったな~幽霊もやはり全裸より薄絹をまとっていた方がそれらしくそそられるのではないかと(笑) このタイトルでいつの時代もあれこれ語れそうな気がする。
読了日:07月01日 著者:芥川 竜之介
蜘蛛蜘蛛感想
まさかこんな内容だったとは・・・やっぱり悪いことは出来ないというか、どこかに自分が悪人、犯罪者だという意識があるので、何もかもそんな風に感じるのかも・・・蜘蛛の目、蜘蛛の視線、意識したことはなかったけれど、今度からジーっと見てしまいそう。
読了日:07月01日 著者:甲賀 三郎
P・O・S: キャメルマート京洛病院店の四季 (ハヤカワ文庫JA)P・O・S: キャメルマート京洛病院店の四季 (ハヤカワ文庫JA)感想
残念ながらダメだった。特に二話目の「にがい猫缶」は『思い出探偵』ですか?って感じっだったし。こんなにおせっかいを焼く人はいないだろうと思ってしまった。個人情報が漏れすぎな気がするし。一話ではアンプティサッカーとか知らなかったので、勉強になったとは思ったけれど、病院業務に支障が出るのではないかというくらいにおせっかいな主人公だった。特定の患者に入れ込み過ぎて共感出来なかった。あと商品開発が安易に完成しすぎじゃないかと。京都を舞台にした意味もあまりなかった気がする。あとずっとキャラメルマートだと思っていた!
読了日:07月01日 著者:鏑木 蓮
愛を乞うひと (角川文庫)愛を乞うひと (角川文庫)感想
母親がとにかくひどい・・・確かに子どもは可愛いだけでは亡くて、イライラすることもたくさんあるけれど、殴る蹴る罵倒するが日常茶飯事とは。近所の人も止められない鬼の形相。父親はやさしい人だったけれど、それもまた罪に思えてしまった。主人公の娘の役割は大きい。しかしあのラストに救いはあるのか。精神に異常があるのは間違いないであろう母親、昔読んだジョージ秋山の『ばらの坂道』に出てきたおしゃれ狂女と今話題のハゲー!と叫ぶあの議員を思い出した。戸籍について、役所の対応、台湾の親戚、いろいろ考えさせられた一冊だった。
読了日:07月02日 著者:下田 治美
おとむらい (ビッグコミックス)おとむらい (ビッグコミックス)感想
『スラムダンク』の安西先生みたいな容姿の社長がいる葬儀社。故人の願いを叶える葬儀、出来るようで出来ないのが現実だと思うし、遺された人間は混乱もしてしまうし・・・自分が今まで体験してきた葬儀のことを考えながら読んだ。原作者のコラムもある。おとむらい、という言葉っていいなと思った。
読了日:07月02日 著者:根岸 康雄
雨の日雨の日感想
隆はタカシではなくユタカと読むのですね。フランス文学者らしい、なんというか霧雨をイメージするような・・・。雨が好きだという想いが、しとしとじわじわ広がってきました。うん、雨の日も悪くないよね、な気持ちに(笑) Wikipediaに
「1916年(大正5年)の辰野の結婚式に夏目漱石が出席した際、出されたピーナッツを漱石が食べて胃潰瘍を再発し、床に臥し没した。」とあって、ええーっ!と本文に関係ないけどビックリしました。エッセイも面白いらしいので、機会があれば読んでみたいです。
読了日:07月03日 著者:辰野 隆
ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! (ワイドKC モーニング)ふんばれ、がんばれ、ギランバレー! (ワイドKC モーニング)感想
モーニングでいくつか読んでいたけれど、まとめて読みたくて買ってみた。扉絵が「あ、あの絵のパロディ?」という感じで面白かった。内容は本当に壮絶。准看護師なのでそれなりに病気に対する知識はあったと思うけれど、まさか・・・でまわりもどうしていいかわからなかったと思う。治療費などやっぱりお金の問題は気になるし、障害者手帳に抵抗があるのもわかる。痛みの表現とか漫画でわかりやすすぎるくらいだった。体験したくはないけれど。でも人間の持つ力って無限だなと思った。第15話のT君との思い出が一番好き。
読了日:07月03日 著者:たむら あやこ
魔女調伏師は闇に笑う (角川ホラー文庫)魔女調伏師は闇に笑う (角川ホラー文庫)感想
以前「調伏」を「調教」と読み違えたことを思い出しながらのでタイトル買い。魔女の定義や魔女狩りの話などムリなく読みやすかった。ちょっと「魔法少女まどか☆マギカ」を思い出した。マンガかアニメでみたいような作品。続編もあるみたいだし探しにいかねば。
読了日:07月03日 著者:篠原 美季
魔女調伏師は闇に笑う 禁忌の魔術 (角川ホラー文庫)魔女調伏師は闇に笑う 禁忌の魔術 (角川ホラー文庫)感想
今回は後半に長崎の離島の教会で2時間ドラマのような展開が。長崎には隠れキリシタン関係の建物などたくさんあるから、こういう話の舞台にはピッタリ。しかし「外国人神父は、裸体に鹿の角のようなものを頭に付け」女性といわゆるみだらな行為を(この辺りは色気のある描写はない)云々には、マヌケな姿しか想像出来なくて、変態じゃん!って(笑)あと、この神父の息子であろう男が「お前、覚えていろ!」というところも昭和の不良ですか?みたいでダメ押し! 殺人事件が起こっているのに後半はドキドキよりお笑いになってしまった。

読了日:07月03日 著者:篠原 美季
青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? (講談社タイガ)青白く輝く月を見たか? Did the Moon Shed a Pale Light? (講談社タイガ)感想
シリーズものだったのですね。大統領買いしたのが間違いだった~頑張って半分近くまで読んだんだけど、あと流し読みになってしまった。裏表紙のあらすじにあった「涵養」という言葉、涵はひたす意で「水が自然にしみこむように,少しずつ養い育てること」だそう。新しい言葉を知ったのはよかったかな。本当に私にはこういう話は向かない、難しい( ´△`)
読了日:07月03日 著者:森 博嗣
きんぎょの夢 (文春文庫)きんぎょの夢 (文春文庫)感想
向田さんの短編集かと思って買ったら、放送台本を中野玲子さんという方が小説にしたものでした。私は向田ドラマを見たことがないので(多分)違和感とかは別になかったです。「きんぎょの夢」「母の贈り物」「毛糸の指輪」どれも昭和だなぁって感じ。「毛糸の指輪」では百恵ちゃんの♪横須賀ストーリーが口ずさまれていて、オジサンにも人気があったアイドルの存在の大きさを再認識し、また人と人のおせっかいすぎるやり取りをなんだかんだ言いながら受け入れることが出来た時代だなぁって感じました。蓮の花の表紙デザインも好き。
読了日:07月04日 著者:向田 邦子
スマート泥棒 (双葉文庫)スマート泥棒 (双葉文庫)感想
タイトルと表紙買い。面白かったです! 一章終わるごとに相関図があるので、おバカさんな私には大変有り難く(笑) 話もテンポよく進むし、ちょっとそれは・・・な場面もあるけれど、出てくる歌やドラマ等わかる!ものが多かったし、社会問題、世相もうまく組み込まれていたし。ローマ字に濁点をつけるとか、爆笑でした。最後の最後の相関図をマジマジとながめて、もう一回読み返したくなりました。
読了日:07月04日 著者:悠木 シュン
フクシノヒト こちら福祉課保護係 (文芸社文庫NEO)フクシノヒト こちら福祉課保護係 (文芸社文庫NEO)感想
なんといったらいいのか、期待していたものよりはるかに軽いノリだった。恋愛要素はいらなかったと思う。生活保護を受けるのは、恥ずかしい、申し訳ない、と思う人たちがいる一方で、当たり前のようにそれ以上を求める人たちもいる。「最低限の生活」って時代や年代により基準や意識が違うんだろうなぁ。
読了日:07月04日 著者:先崎 綜一,(原案) 役所 てつや
闇は僕らをつないでいる (双葉文庫)闇は僕らをつないでいる (双葉文庫)感想
えっ、ええーっ!となってしまった。高校野球、高校球児、野球少年は爽やかであるべき!と半分本気で思っているおばちゃんにはショーゲキでありました。確かにいろんな葛藤はあるだろうけれど、こんな歪んだ形で・・・と。本当にビックリした。
読了日:07月04日 著者:西本 秋
黒猫茶房の四季つづり ~僕と偽執事と職人のこしあん事情~ (TO文庫)黒猫茶房の四季つづり ~僕と偽執事と職人のこしあん事情~ (TO文庫)感想
シリーズ物だったとは・・・単発だと思って買ったのになぁ。ヤロー三人の名字はやはり声優から? まぁみんなイメージに合いすぎな気がするけど。杉田の大学時代の友人さちこはゆかりんをイメージして読んでしまった! 出てくる和菓子は美味しそう。つぶあんでなくこしあんにこだわるのはナゼか、などまだまだいろんな謎は多そう。ホモホモしい展開はいらない。愛知の犬山は名前しか知らないので、これから地図を見て少し勉強するかな。ある登場人物のフルネームが字は違うけど父と同じなので、続きを買ってしまうかも。黒猫のおひい様がかわいい!
読了日:07月05日 著者:菅沼理恵
ただいまの神様 (メディアワークス文庫)ただいまの神様 (メディアワークス文庫)感想
山の神、川の神に続いて今回は森の神が登場! コーヒー(味)大好きになってしまってエゾリス(神さま)は「あたい」と自分のことをいう。地口なのかオヤジギャグなのか、粋かどうか謎ですが、たくさん連発してました。『まどマギ』の杏子ちゃんをイメージして読んでしまった! 今回もマヨラー山の神は大活躍。恋愛だけでなく家族のつながりについてもふれている一冊で、サクサク読めて楽しかった。ボウリング、30年くらいやってないけど、遊んでみたくなった。
読了日:07月06日 著者:鈴森 丹子
猫が見ていた (文春文庫)猫が見ていた (文春文庫)感想
新聞広告で見て購入。表紙の猫がまたいい顔をしている(笑) 巻末の猫小説紹介も有難い。読んだことがないのが多いけれど、沼田まほかる『猫鳴り』は私も好き。可愛いだけじゃない猫のアンソロジー、なかなか面白かった。
読了日:07月07日 著者:湊 かなえ,有栖川 有栖,柚月 裕子,北村 薫,井上 荒野,東山 彰良,加納 朋子
京都骨董ふしぎ夜話 (メディアワークス文庫)京都骨董ふしぎ夜話 (メディアワークス文庫)感想
骨董という言葉にひかれてタイトル買い。京都は修学旅行でしか行ったことがないので、地理がイマイチだけど雰囲気で読む(笑) 歴史や神社仏閣、京言葉や京菓子、もちろん骨董品についても、わからないものは検索(画像も)しながら読み進め、うん、続きを読もうじゃないか、という気分に。イラストはイメージにちょっと合わないのだけれど。表紙でネタバレしている青年と店主に孫娘、他の人たちとの暮らしを骨董の知識と共に楽しみたい。金平糖は噛むのが正しい食べ方なのね、知らなかった! あと「よろひ草」画像で見たけど、食べてみたい。
読了日:07月07日 著者:獅子ししゃも
心中しぐれ吉原 (ハルキ文庫)心中しぐれ吉原 (ハルキ文庫)感想
表紙とタイトルが気に入り購入。吉原を舞台にした作品はいくつか読んでいるので、その華やかな世界や裏側などは入り込みやすかった。吉原の話がメインというより、役者と妻が心中するわけがないと事実を突き止めようとする男の話。ただ男も吉原通いをしているので、妻と愛人は別という身勝手さはなんだかなぁ・・・で在りました。終章は作者が鬼籍に入ってしまったので奥さまが・・・書体が違うのでアレ?と思いましたが、あとがきを読んで納得。長生きしてもっとたくさんの物語を紡いで欲しかった。
読了日:07月07日 著者:山本兼一
松本清張ジャンル別作品集(2) 捕物帖 (双葉文庫)松本清張ジャンル別作品集(2) 捕物帖 (双葉文庫)感想
捕物帖という響がイイ!昔は時代劇が毎日のように放送されていたのに。「大黒屋」「三人の留守居役」「七種粥」「虎」「見世物師」で、2作目と3作目は読んだ記憶があったけど、堪能。特に「虎」は自分の田舎の甲州が舞台。それぞれの土地の距離感もわかるし、信玄さんの菩提寺の恵林寺が出てきたのも(名前だけだが)嬉しかった。話も一番好き。特に身体の関係が出来てからの登場人物の心理の描き方とかダラダラと言葉を装飾していなくてもよく伝わる。筆の力をスゴく感じる。人間の欲深さとか小賢しさ、狡さを見破るところはやったね!と思った。
読了日:07月08日 著者:松本 清張
侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)侵蝕 壊される家族の記録 (角川ホラー文庫)感想
読み進めながらザワザワする・・・こうやって他人とウチにズルズルと入り込める人間がいるのが怖い。父親が本当に役に立たない。大黒柱とか死語だなと思った。最後はよかった、という気持ちとそんなに簡単に人の気持ちは回復しないだろうというのも。次女は本当に立ち直れるのか、これからの彼女の長い人生が気になる。ああ、しかし、生きている人間の方がオバケより怖い!
読了日:07月09日 著者:櫛木 理宇
あの街で二人は: ‐seven love stories‐ (新潮文庫)あの街で二人は: ‐seven love stories‐ (新潮文庫)感想
タイトルと表紙からきっとラブラブなゲロ甘(失礼)な話ばかりだと思っていたら、そんなことはなかった。マキヒロチさんはマンガだった。村山さんの話のインコアイス、知らなかったので検索してしまった。そして可愛いからインコの頭を口に入れるとか信じられない~この人の書く女性柱イマイチ好きになれない。ベタだが田舎のおばあちゃんの心情がわかる畑野さんの黒部ダムの話が好き。「黒部の太陽」ドラマも映画も見ていないので(なんとなく知っている)本を読みたい。角田さんの特攻隊に関係した話は学生や若い人たちに読んで欲しいと思った。
読了日:07月09日 著者:村山 由佳,山本 文緒,マキ ヒロチ,井上 荒野,畑野 智美,加藤 千恵,角田 光代
残像に口紅を (中公文庫)残像に口紅を (中公文庫)感想
表紙とタイトルから想像した内容とはかなり違う。世界からひとつ人たちに消えてゆく言葉。言葉が消えていく中でいかに残された音で意味のある言葉を紡ぎだせるか、これは自分の語彙力について考えさせられた。最後に調査報告まであるのがスゴい。私は読まなかったけど(笑) いかにも実験的小説という感じ。
読了日:07月10日 著者:筒井 康隆
夢の燈影 新選組無名録 (講談社文庫)夢の燈影 新選組無名録 (講談社文庫)感想
久々の新撰組物、最初は「頑張れ、頑張れ、源さん!」(古いな)だった。私は木原敏江さんのマンガから新撰組ミーハーになったので、源さんのイメージはDOZI様の描いた井上さんの姿。新撰組の予備知識がある程度ないとこの本は読んでもつまらないかも。ニヒル(笑)な斎藤さんが「るろ剣」の藤田五郎を連想させる。もっと土方さんが登場するかと思っだけれど、無名録とあるように脇役だったな。山崎さんをもっと書いて欲しかった。流山の陣屋跡、板橋、歳三忌、総司忌、五稜郭、高幡不動・・・20代前半の想い出がよみがえる一冊だった。
読了日:07月10日 著者:小松 エメル
甘いお菓子は食べません (新潮文庫)甘いお菓子は食べません (新潮文庫)感想
タイトルと表紙が気になりずっと読みたかった本だけれど、まぁベビーでした。自分が未婚で40代だったら途中で本をバシッ!と叩きつけていたかもしれない。若い時に読んだら全く理解出来なかったと思う。作者と同じ年齢だった(笑) 最後の「べしみ」はうわぁ、ここまで書いちゃいますか!とビックリした。親との関係、子どもとの関係、他人との距離など頷いたり、自分はムリと思ったり・・・不快ではない女性のいろいろな部分が描かれていたと思う。私も公園で寝ころんでみたい・・・出来そうで出来ないことってたくさんあるなぁ。
読了日:07月11日 著者:田中 兆子
時代小説アンソロジー 春はやて (角川文庫)時代小説アンソロジー 春はやて (角川文庫)感想
春夏秋冬の時代小説アンソロジー、春だけ未読だったので、見つけてすぐに購入。藤原さんの作品だけ既読だったけど、好きな話。平岩さんの一途な娘(女)心を描いたのもイイ。「眠狂四郎」「銭形平次」シリーズは読んだことがないので、おお、こういう雰囲気なのかと。狂四郎は田村正和さんや片岡孝夫(今は仁左衛門か)が映像で浮かぶ。平次親分はです、ます調の文章でビックリ!そして「ローズもの」という言葉にまたビックリして、最後にまたビックリ! 解説を読んで、これもありなのかとようやく納得。このシリーズは表紙も綺麗なので好き。
読了日:07月11日 著者:
緋の天空 (集英社文庫)緋の天空 (集英社文庫)感想
久々の葉室作品、表紙やタイトルがちょっと乙女チック!と思いながらも新刊コーナーで見て買っておいた一冊。歴史に疎いので、マンガのですが『眉月の誓』や宝塚『たまゆらの記』を見ていなかったら、登場人物の関係が全くわからなかったと思う。これらも時代はちょっとズレているのだけれど、何かしら蓄積したものがないと都庁でやめてたと思う。出来ればマンガにしてわかりやすくしてほしい(笑) 女性の力強さを感じる物語。帚木蓬生さんの『国銅』を読んでみたくなった。目に見える祈りの対象ってやっぱり大事だと思う。
読了日:07月11日 著者:葉室 麟
京都骨董ふしぎ夜話 (2) (メディアワークス文庫)京都骨董ふしぎ夜話 (2) (メディアワークス文庫)感想
二作目を見つけたので買ってみたが、イマイチ物語にメリハリがなくダラダラとした印象が。「ふしぎ」というほどの出来事じゃないのでは?と思うのは、心がすさんでいるからかしら。 骨董市にオークション、神社について、美味なる京都カステラなど興味をひくものは散りばめられているのだけれど、もうちょいいろんな書き込みが欲しい。でも中高生あたりをターゲットにしているならこのくらいがいいのかな? 『歌うことは二度祈ること』という言葉はよかった。神学部に入った光の学校生活がもっと知りたい。3巻も一緒に買ったからとりあえず読む。
読了日:07月12日 著者:獅子ししゃも
歴史街道 2017年 08 月号 [雑誌]歴史街道 2017年 08 月号 [雑誌]感想
多聞さんではなく特別企画の伊庭八郎の文字につられて購入。だから伊庭さんのところを拾い読みした程度。新撰組ミーハーだった頃に面識のある山村竜也さんの記事があり、懐かしく、活躍を嬉しく思いだした(*´ω`*) 伊庭さんが主人公の漫画『無尽ーMUJINー』買おう(笑)秋山香乃さんが伊庭さんや土方さんの本を書いているのは知っていたけど、読んだことがなく、今回なんとなく雰囲気がわかってよかったかな。他の記事も少しずつ読んでいきたい。『歴史群像』よりくだけているというか、字が大きくいし、写真も多いので読みやすい!
読了日:07月13日 著者:
京都骨董ふしぎ夜話3 (メディアワークス文庫)京都骨董ふしぎ夜話3 (メディアワークス文庫)感想
2巻はダラダラしてう~んだったのに、3巻になったら急に京都らしく(?)鵺とか出てきちゃってビックリ!そしてイギリスまで出かけてまだまだビックリ! 安易に人を死なせるのはちょっと・・・別の形で物語をふくらませることもできたのでは? あと私の理解力がないのだと思うけれど、美術品・工芸品などの説明がわかりにくい・・・かな。
本文とは関係ないけど、満月の日にお財布フリフリ、私もやってました(笑)
読了日:07月13日 著者:獅子ししゃも
残されたる江戸 (中公文庫)残されたる江戸 (中公文庫)感想
新聞コラムで柴田流星という人が書いた白玉の話を読み、気になり検索したところ、青空文庫にあったので。挿絵が竹久夢二。紙の本ではないので見られないのは残念だった。季節の風物詩など一つ一つ読んで面白かった。目黒はサンマではなく筍なんだ(笑) 風鈴の音色を聞いて白玉あんみつを食べながら、こういう江戸情緒あふれる本を読む暮らしがしたい~! あ、柴田流星さんは明治生まれの江戸っ子でした。
読了日:07月13日 著者:柴田 流星
ミドリのミ (講談社文庫)ミドリのミ (講談社文庫)感想
タイトルと表紙からほのぼのした内容かと思っていたら、田舎特有のうっとおしさ、子どもの世界の嫌らしさ、怖さ、親子関係、セクシャルマイノリティが絡まった一冊だった。最後の方にセクシャルマイノリティの家族をテーマにした本を作りたい、という出版社の女が出てくるんですが、なんか、う~ん・・・それってどうなのかなぁと複雑な気持ちになった。二丁目のママのあたしは一人で死んでいくわ」という一言が印象的。本文に引用されていた『ビロードのうさぎ』『星の王子さま』がなんだか悲しかった。ミドリの将来が気になる。
読了日:07月14日 著者:吉川 トリコ
憤死 (河出文庫)憤死 (河出文庫)感想
多分初めての綿矢作品。表紙はとっても可愛らしいのに、内容はなんだかオカルト、ホラーの世界。「トイレの懺悔室」とか漫画で読んでみたいようなホラー感がたまらない(笑) 「憤死」に出てくる女性のたくましさ、「人生ゲーム」の生き続けることの大変さ、スゴさとか、なんとも言えない懐かしさとお子さまにはわかるまい!な世界がよかった。
読了日:07月14日 著者:綿矢 りさ
クリュセの魚 (河出文庫)クリュセの魚 (河出文庫)感想
火星に人間が住むという時代がきっと来るのだろうけれど、その時地球はどうなっているのか・・・SF的な内容は半分以上理解出来ない出来なかったけど、これは恋愛物語なのでその心情を追っていくことが一番だったのでなんとか最後まで読めた。純愛だよね! 愛だろ、愛!っていうのが全体に流れていたと思う。出来たらアニメか漫画にして欲しいけれど(笑) なんとなく政治的なことや象徴を求めることなど『銀英伝』を思い出した。
頑張れば『クォンタム・ファミリーズ』も読めるかな?
読了日:07月15日 著者:東 浩紀
あの日のあなた (ハルキ文庫 と 7-1)あの日のあなた (ハルキ文庫 と 7-1)感想
表紙がホラン千秋に見えて仕方ない(笑)のはおいといて・・・『雪の鉄樹』はとてもよかったのに、これはなんだよ!で、私にはガッカリ作品だった。とにかく登場人物がキモチワルイ~!ファザコンの主人公にシスコンのおっさん、他の人もなんか作りすぎた人物像って感じがして、誰にも感情移入出来なかった。主人公のお母さん(故人)が気の毒。フジテレビのお昼のメロドラマみたい。最初『お葬式』だったらしいけど、それはちょっとだったので、タイトルを変えて正解だと思う。主人公の父親と近い世代なので、出てきた歌はみんな歌える(笑)
読了日:07月15日 著者:遠田潤子
身体検査身体検査感想
学校で行われる身長・体重を測る身体検査ではなかった・・・泥棒したと疑われて身体検査なんて嫌すぎる、悲しすぎる~! シャツの破れで思い出したけれど、私が中学生ぐらいまではほつれた肌着を着ていた同級生とかいたなぁ。私も結構いいかげんな子どもだった。挿し絵の先生がいかにも、なイヤらしさがあった。前書きで作者のことがわかってよかった。文章もやさしい雰囲気があってよかった。他の短編もあったら読んでみたい。
読了日:07月17日 著者:ソログープ フョードル
ギッちょん (文春文庫)ギッちょん (文春文庫)感想
表紙が気に入り購入。安藤正子さんの「おへその庭」という作品で、畳み二畳くらいの大きさの絵らしい。鬼の子どもだという。表題作は主人公の回想録みたいで、年代があちこち移動する。思い出したことをそのまま文字にした感じ。主人公が男か女かなかなか判断かつかなかったアホな私です。「水の音しかしない」は東日本大震災を扱ったものだと思う。いとうせいこうさんの「創造的ラジオ」がもっとややこしくなったような。あとの「トゥンブクトゥ」「コルバントリ」は途中で断念した・・・頑張って読もうとしたけど、なんかムリだった。
読了日:07月18日 著者:山下 澄人
青い城 (角川文庫)青い城 (角川文庫)感想
「赤毛のアン」を読んだことがないので、モンゴメリは初読みではないかと。オールドミスなんて死語になった現代、29歳でもう人生終わった!みたいに身内からも周りからも言われるなんて~! 心臓がイマイチなので受診したら余命1年と言われ、悔いのない人生をおくりたいとバカバカしいしきたりとオサラバして、イキイキと過ごす主人公の姿は爽快。そしてその後の展開にええーっ!とビックリ。もしかしたら、と思わなくもなかったけれど、まさかそんな~と後半は続きが気になり帰宅途中の駅のベンチで一気読み(笑) 訳も読みやすかった。
読了日:07月18日 著者:モンゴメリ
お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~ (メディアワークス文庫)お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~ (メディアワークス文庫)感想
タイトル買いして失敗パターンだった・・・表紙イラストの3人のイメージが話を読んでもちっとも浮かんでこない、しっくりこない。おそらく続編を出すつもりでの構成だと思うけれど、なんかイマイチだった。登場人物が17、8歳の雰囲気がないし、わざわざお菓子を持ち出すのも違和感があって、流行りにのってみました!みたいな感じがして私にははげしくマイナスだった。デビュー作らしいけれど、一応お金を払って買ったのだからもう少し満足させて欲しかった。
読了日:07月19日 著者:地図十行路
さよならの神様 (メディアワークス文庫)さよならの神様 (メディアワークス文庫)感想
ただいま、おかえり、そしてさよならの神様・・・最初はメルヘン過ぎたらどうしようと思っていたのに、すっかりハマってしまった。これで終わりなのがさみしい。人に指図したり、これ見よがしに奇跡を起こしたりするのではなく、最終的に人間に選ばせる神様たち。山の神様、川の神様、森の神様に縁の神様、気がつかないだけでどこかですれ違っているのかも・・・そんな風に思えてくる。仕事で疲れた一日だったけど、気分よく眠れる気がする~マヨラーの山の神様がやっぱり一番好きだな(笑)
読了日:07月20日 著者:鈴森 丹子
望月のうさぎ 江戸菓子舗照月堂望月のうさぎ 江戸菓子舗照月堂感想
「代書屋おいち」シリーズを読みたかったのだけれど、1巻が見つからず、新刊コーナーにあったこの本の表紙が可愛かったので購入。お菓子屋さんを舞台にした話なので、渋いお茶毒のお団子やお饅頭が食べたくなる。家族を火事で亡くした主人公・なつめを育ててくれた尼僧の言葉は自分がどうあるべきかを考えさせてくれるし、登場人物も無理矢理キャラを作った感じがなくて、こういう人っていそう、な雰囲気がいい。自分もお菓子を作りたいというなつめの成長と遺体が見つからなかった兄のこと、また火事の原因など謎も残っているし、これから楽しみ。
読了日:07月20日 著者:
雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)感想
戦争はなんとたくさんの夢や希望、未来を奪っていったのかと「雲は湧き、光あふれて」を読んで思いました。「ヨシ」「ダメ」「ヨシ、ソレマデ」小さい時にこの話を聞いた時にはバカみたい~!と何も知らずにただ無邪気に笑っていたけれど、なんという時代だったのか。「ピンチランナー」「甲子園への道」なぜこんなに男子高校生の気持ちがわかるのか! あずきバー、ウマイよね(笑)
読了日:07月20日 著者:須賀 しのぶ
エースナンバー 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)エースナンバー 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)感想
青春ですなぁ・・・!(笑) 子どもっぽい面と大人顔負けに悩む面と・・・多感な季節をどう乗り越えていくのか、乗り越えたと思った先に何があるのか。若杉監督を見ているとどうしても川原泉さんの『甲子園の空に笑え!』の広岡さんが浮かんでくる~彼も玄米食なのだろうか? しかし部活を受け持つと教師は本当に大変だなぁと思う。最初の方の瀬マネージャー瀬川との場面の「なんでお喋りと食事をこれほど華麗に両立させられるのだろう。女子は謎だ。」に爆笑!
読了日:07月20日 著者:須賀 しのぶ
夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)夏は終わらない 雲は湧き、光あふれて (集英社オレンジ文庫)感想
この表紙が好きだ~! 夏は終わらないし、(野球への)愛は眠らない!
ろくでもない大人になってしまった今だからこそ、若者たちがまぶしいわぁ。野球をやるメガネ男子、テニスの王子さまの手塚くんと同じくらい好きです(笑) 若杉監督、やっぱり広岡さんを思い出すわ。バイオロジーの世界はひたすらクールかもしれないが「自分で判断して好きなように打て」のサインを出したくなる気持ちはどの監督にも共通したものなのかも。野球漫画ってたくさんあるけれど、あだち充のアレは受け付けないワタクシ、「キャプテン」を読みたくなった!
読了日:07月21日 著者:須賀 しのぶ
死んだ男の妻 (マグノリアブックス)死んだ男の妻 (マグノリアブックス)感想
タイトルにひかれて購入。幼女誘拐の罪で逮捕され釈放されたダンナが何年かして事故死。奥さんは何かを知っていそうだし、この人もヤバいタイプ? 妻に刑事にジャーナリスト、時間も過去と現在を行き来して、さぁ最後にどっひゃー!!とスゴいものがあるかと期待したのになかった・・・マスコミ関係者のウザさはよくわかったけど。お金と時間がもったいなかったな。あと赤ちゃんがどうしても欲しいと思っている女性に対して失礼というかなんというか、どうなのよ?みたいな気持ちになった。
読了日:07月22日 著者:フィオナ・バートン
花物語 上 (河出文庫 よ 9-1)花物語 上 (河出文庫 よ 9-1)感想
林真理子さんの母上も読まれていたというので買って読むまで、読み終るまで大分時間がかかってしまったけれど、それぞれの花を思い浮かべながら、美しいお姉さま方や可愛らしい妹たち、軽薄な大人たちなど美しい言葉と一緒にいろんな出来事を楽しくまたせつなく読みました。「釣鐘草」の幼い弟を亡くした姉のかなしみと決意。「弟は形として世になくとも常に不滅の幻影となって私の心00鞭打ち励ましてくれるのでございます。」に「涙そうそう」の♪いつもいつも胸の中 励ましてくれる人よ…を思い出し、特に好きな話です。
読了日:07月23日 著者:吉屋 信子
桐谷署総務課渉外係 お父さんを冷蔵庫に入れて! (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)桐谷署総務課渉外係 お父さんを冷蔵庫に入れて! (宝島社文庫 『このミス』大賞シリーズ)感想
葬儀関係のドタバタに犯罪やら芸能界やらいろいろプラスされていて、面白いんだけと、わかりにくい作品だった。ドラマになったら理解しやすいかも。お葬式って遺された人間のためのものだなぁって実感した。
読了日:07月24日 著者:加藤 鉄児
政と源 (集英社オレンジ文庫)政と源 (集英社オレンジ文庫)感想
タイトルから時代小説かと・・・それがオレンジ文庫から出るというので、えっ、何かヤバい展開になるラノベなの?と思ってました(笑) 職人さんとお構い銀行員だったふたり。年を重ていくうちに意固地になったり怒りっぽくなったり、わかる、わかるぞ!な心境がたくさん。また電車内で笑いをこらえなくてはいけない場面もたくさん。「ぷすぷす」のイビキとかリアルだわ(笑) 新しい出会いや発見はいくつになってもあるんだなぁ。清子さんの気持ち、なんかわかる。久々のしをんさん、楽しく読めた。
読了日:07月25日 著者:三浦 しをん
滔々と紅 (ディスカヴァー文庫)滔々と紅 (ディスカヴァー文庫)感想
帯の文句はやはりオーバーだったらなと・・・吉原についてよく調べましたね、をあげます!という作文という印象でした。主人公に魅力を感じなくて、吉原での男女の関係も色気がなく、人情も悲哀も中途半端だったなぁという印象。隠れキリシタンに結びつける必要があったのか? なつめは可哀想だった。彼女が一番好きだった。まだまだこれからの作家さんなんだろうけど、う~ん、やっぱり・・・な女の一生物語だった。
読了日:07月26日 著者:志坂 圭
よりみち酒場 灯火亭 (光文社文庫)よりみち酒場 灯火亭 (光文社文庫)感想
予定調和的などこはあるけれど、それを求めて選んだ作品なので(笑) 5つある中で「職人の味」の話が一番好きかな、ほほえましく前向きになれる。店主ユウさんの外見がうまく想像できなくて美川憲一になってしまうところをGacktに軌道修正!「工藤真一に聞きました」にはコナンかよ!と思いながらしまった。しかしユウさんの前職などどうしても必要な設定だったのかと考えてしまう。続編蟻かな? あとp253の「日頃から桜内のセクハラやパワハラに腹をたてていた桜内は(以下略)は」の意味がわからない。出てくる料理は美味しそう。
読了日:07月26日 著者:石川 渓月
ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)ガイコツ書店員 本田さん (1) (ジーンピクシブシリーズ)感想
久しぶりに漫画を読んで大笑い!今はBLなんて言われて市民権バリバリ得ていて、おそらく田舎の本屋でも気軽に入手出来るのだろうけれど、昔は・・・と言いたくなるオバチャンな私、小学生の時に『イブの息子たち』を読んでいたというだけで、ダンナさんから「小学生の頃からヘンタイだったなんてっ!」と責められています(´-ω-`) 本屋さんのお仕事は大変、でも働いてみたい気持ちはある・・・近くの書店の募集貼り紙を見ては心が揺れる~! 伏せ字のタイトルにわからないものがあって、漫画から遠ざかっているのを感じて悲しかった。
読了日:07月27日 著者:本田
ガイコツ書店員 本田さん 2 (ジーンピクシブシリーズ)ガイコツ書店員 本田さん 2 (ジーンピクシブシリーズ)感想
カバーをとった後の架空の大陸が楽しい(≧▽≦) 書店員さんの大変さが本当によくわかる。本屋さんに限らず無謀な要求や意味のわからないことを訴えてくる人って接客業体験した人なら誰でも経験していると思う。清掃の仕事をしている私も笑顔、笑顔と要求されてツラいです~本屋さんでは店員をわずらわせないようにしているつもり・・・だけど、迷惑かけていたらスミマセン! 第13話の刑務所への荷物の話、ア○フォートに爆笑! 『刑務所の中』また読もう。3巻も楽しみ。
読了日:07月27日 著者:本田
戦争めし~ほろり感動昭和グルメ!~ (AKITA TOP COMICS500)戦争めし~ほろり感動昭和グルメ!~ (AKITA TOP COMICS500)感想
書き下ろし&単語未収録作品も含めた8作品。「幻のカツ丼」と「真夏のおでん」が特に好き。「極寒のパイナップル」は帝国ホテルの料理長だった村上信夫さんのエピソード。シベリア抑留中にリンゴから作ったパイナップルの話、私は知らなかったのですが、有名な話なのですね。作者のあとがきもよかったです。
読了日:07月27日 著者:魚乃目三太
かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫)かくれんぼ・毒の園 他五篇 (岩波文庫)感想
「死の勝利」は戯曲なのでパスしました。「毒の園」はなんというか妖しくて耽美な雰囲気だったので、漫画で読みたくなりました。「かくれんぼ」「白い母」「光と影」「子羊」「白い犬」・・・不思議というかなんというか、ホラーっぽい感じもするし、知らないうちに気がつかないうちに、違う世界に足を踏み入れてしまったような感覚になりましたね~。何か政治的なことの暗喩なのかしら?と思いましたが、思っただけで終わり(笑) 難しいことはワカラナイ。
読了日:07月27日 著者:ソログープ
エキナカには神様がいる (メディアワークス文庫)エキナカには神様がいる (メディアワークス文庫)感想
あんまり期待度していなかったのだけれど、思っていたよりいい話だった~あまり現実とかけ離れていなくて、自分が知らないだけでこの話の舞台になったエキナカだけでなく、人が行き交う場所にはいろんなドラマがあるんだなぁと。今は夏休み中でいつも以上に駅は混雑しているだろうしイライラすることも多いだろうけれど、ちょっとの思いやりを忘れたくはないなと。漫画のSTATION』や以前読んだ「鉄道少年」啄木の故郷の方言を聴きに行くあの句を思い出した。駅の伝言板も懐かしかった。
読了日:07月28日 著者:峰月皓
罪花 (文春文庫)罪花 (文春文庫)感想
高樹さんの本を読むのは本当に久しぶりだったけれど、今の年代で読んだからうーん、といろいろ感じるものがあったのだと思う。6作品の中で後半にいくにつれエロさが増す(笑) ただエロいだけでなくて、そこに生きることのなまなましさがあるのが高樹さんの作品。一番なんともいうない気持ちになったのは阪神淡路の震災で母と妹を亡くした女の子の話。これはキツい・・・どうしたら一番よかったのか、こたえがあるようでない気がする。この文庫は2006年だけれど、その後の東日本大震災を思うと・・・壮絶な体験をした人は読めないと思う。
読了日:07月29日 著者:高樹 のぶ子
女之怪談―実話系ホラーアンソロジー (ハルキ・ホラー文庫)女之怪談―実話系ホラーアンソロジー (ハルキ・ホラー文庫)感想
岩井さんの本は読んだことがあるけれど、あとのふたりは多分ハジメマシテ。花房さんは名前とバスガイドということは知っていたけど、エロい話だけでなくホラーも書いていたとは知らなかった。この本では女の怨念、執念みたいなものが描かれていた。川奈さんの話が一番怖かった。他人に自分の家を乗っ取られる恐怖、それが何十年も変わらないかつての知り合いとかコワイ!出てきた漫画は懐かしかった。岩井さんは短い話がたくさんで、奇縁というような話が多かったかな。しかしこれから夜道をひとりで帰らなくてはならないのが一番怖い!(涙)
読了日:07月29日 著者:花房 観音,川奈 まり子,岩井 志麻子
闇に香る嘘 (講談社文庫)闇に香る嘘 (講談社文庫)感想
タイトルが気になり買おうか迷っていた作品。中国残留孤児についてもう知らない人の方が多いのでは? 肉親が見つかった人とそうでない人で中国に一度戻る時の差が激しく(お土産とか)残酷だなと思った。点字は少し習ったことがあるので(点字器もあった うまく出来なくて紙に穴をあけまくった)もっとちゃんと勉強すればよかったと思った。俳句が出てきたので「東京ダモイ」を思い出した。二転三転してドキドキしまくり、視力を失うことの恐怖も感じた。参考文献がとても多くて作品を完成させるまでの労力もすごかったんだろうなと。
読了日:07月30日 著者:下村 敦史
日本文学(墓)全集 時どきスイーツ日本文学(墓)全集 時どきスイーツ感想
墓マイラーという言葉を初めて聞いた時にはオイオイ・・・と思って、あまりいい印象はなかったのですが、これは楽しめました! スイーツとか別になくてもよかったけれど、箸休めになりました(笑) いろんなエピソードがあって、あれもこれもと気になり、なんか難しそう、と敬遠していた作家さんの作品も読みたくなりました! 続編もあったらいいのになぁ~。追記:漱石の「文鳥」を青空文庫で読んでみた・・・ダメでしょ、センセー! 生き物を飼うには責任を持たないと!
読了日:07月30日 著者:安堂 友子
ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)ツクツク図書館 (MF文庫ダ・ヴィンチ)感想
タイトル買い。筑津区にあるからツクツク図書館。読みやすくて、また図書館にいろんな部屋があって面白い。栞の部屋には猫が出てくるのだけれど、ページをめくる仕草の描写がかわいい。「猫は前肢をぺろぺろとなめる。そして本に向かって、ぺたん、と下ろす。それから足をそおっと持ち上げる。紙もいっしょになってあがってくる。ある高さまで来たら、勢いよく横にふる。」そうすると新しいページになる。「一回でめくれたときは、とてもうれしい。」(笑) 解説が吉野篤弘さんなのもよかった。他の本も読んでみたい。
読了日:07月30日 著者:紺野キリフキ
下町アパートのふしぎ管理人 浅草六区には神様がいる (角川文庫)下町アパートのふしぎ管理人 浅草六区には神様がいる (角川文庫)感想
今回はかすみと喜壱の関係にオジャマ虫となるかすみの先輩が登場し、三角関係に!?と思ったら、もっとシリアス展開になった・・・にじちゃんの気持ちがかなしいρ(・・、) まだまだ晴天兄さんの謎は解けないまま・・・まだまだ気になる終わり方だった。第二話で「人から祭られることによって生まれた神は、人から忘れられてしまうと、風化によって死んでしまう。ーそれが神の死に方だ」(p125)が衝撃だった。浅草には何回か行って入るので人力車のお兄さんたちが外国の方にも積極的に声掛けしていてスゴい!と思った。乗ったことはない。
読了日:07月31日 著者:大城 密

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