スマホゲームと『ベルサイユのばら』二次創作小説を読むことに夢中になっている最近のワタクシ、積ん読本が減りません。『ベルばら』の二次創作は当時の衣食住を盛り込んだものとかあって、その背景を知るとまた登場人物に入れ込んでしまいます。どシリアスもいいのですが。パチンコになった『ベルばら』を登場人物が打ちに行く、というのがなかなか面白かったです(笑)



いくつも読んだ作品の中に、レオナルド・ダ・ヴィビンチが言った(と思う)【“Diamonds Are Just Lumps Of Coal That Stuck It Out“ (ダイアモンドは頑張り通しただけの炭だ。)】がありました。意味が奥深すぎて、ずっとう~ん、う~ん、と考えています。これに該当することわざってなんでしょうね?




ウチのマンションの中庭の桜も満開、今朝はもうベランダに花びらがたくさん舞いおちていました。今日は茨木のり子さんの『さくら』をお届けします。





さくら      茨木のり子


ことしも生きて
さくらを見ています
ひとは生涯に
何回ぐらいさくらをみるのかしら
ものごころつくのが十歳ぐらいなら
どんなに多くても七十回ぐらい
三十回 四十回のひともざら
なんという少なさだろう
もっともっと多く見るような気がするのは
祖先の視覚も
まぎれこみ重なりあい霞だつせいでしょう
あでやかとも妖しとも不気味とも
捉えかねる花のいろ
さくらふぶきの下を ふららと歩けば
一瞬
名僧のごとくにわかるのです
死こそ常態
生はいとしき蜃気楼と